der nostalgisch Bahnhof

der nostalgisch Bahnhof * 滋賀県大津市の住まい | 庄司洋建築設計事務所
この住まいは比叡山の麓、延暦寺の門前町の中に位置します。
参道から少しはずれ落ち着いた周辺には、まだ木造の古い民家も立ち並んでいます。

der nostalgisch Bahnhof * 滋賀県大津市の住まい | 庄司洋建築設計事務所
施主さんの祖父母が住んでいたこの土地に、建て替えの計画として進めました。
計画当初にはまだ、機会があると親戚一同が集まる古い家屋が残っており、土間にはおくどさん、続き間の和室、離れのトイレや五右衛門風呂の浴室など、懐かしくも思い出深そうな様子が伺えます。それら記憶を大切にしたいと言う施主さんの話から、今は作られていない型板ガラスや特徴的なガラス障子など、新しい住まいに使えそうな部材を解体前に保管し、記憶の片鱗を少しでも取り込むよう計画を進めていきました。

der nostalgisch Bahnhof * 滋賀県大津市の住まい | 庄司洋建築設計事務所

logo-Bahnhof新しく建てる住まいでは、自分たち家族の生活を圧迫されないようにしながらも親類縁者の集まれる場所もつくること、2階の窓からかすかに見えていた琵琶湖の花火大会を望みたいこと、そして大きなレンガ積みの蓄熱式薪ストーブを据えることが計画の主な要件となっています。また、施主さんのご趣味をふまえたアイテムを散りばめています。

施工に当たっては、以前から気になっていた工務店・宮内建築さんに早い段階から相談・協力いただくことになりました。その甲斐あって、細部に渡って木にこだわり、丁寧な仕事に恵まれた住まいが完成しました。

施主さんから頂いた家の名前、der nostalgisch Bahnhof はドイツ語で「懐かしい駅舎」の意味だそうです。

 建築概要
 【 敷地概要 】
 ・場所 :滋賀県大津市
 ・敷地面積 :167.95 ㎡
 ・用途地域 :市街化区域 第1種住居地域
 建蔽率60%・容積率160%
 ・前面道路幅員:(北)4.00 m
 【 工事概要 】
 ・工事種別 :新築
 ・建築面積 :78.53 ㎡
 ・延べ床面積:113.08 ㎡(住宅の部分:同じ)
 ・構造/規模:木造 地上2階
 ・最高の高さ:6.43 m
 ・構造仕様 :木造軸組工法
 ・基礎仕様 :鉄筋コンクリート造ベタ基礎+砕石パイル地盤改良
 【 主な仕上 】
 ・屋根 :塗装ガルバリウム鋼板タテハゼ葺き
 ・外壁 :塗装ガルバリウム鋼板小波板タテ張り・漆喰・杉板貼り
 ・内装 :床/スギ板 壁/PB下地漆喰、杉羽目板 天井/PB下地漆喰、杉羽目板
 【 設計/施工 】
 ・設計 :庄司洋建築設計事務所(担当:庄司洋)
 ・施工 :宮内建築(大工:古川英之)

Photo:絹巻豊

【掲載等】


建て替え前の様子

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関西の建築家|庄司洋建築設計事務所

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