
私事インフルエンザに掛かってしまったおかげで仕事が立て込み、しばらく記事も書けずにいましたが、現場は設計者に構わずどんどん進んでいきます。
そんな訳で今回は、似た向きの2〜3週間前の写真と直近の写真を並べてみました。経過の様子も合わせて感じていただけると幸いです。

天井のボードが貼られはじめ、空間サイズが感じられるようになってきました。

塗装工事も終り、天井は仕上がっていました。エッグペイントという卵殻が混入された塗料を使用しています。
外周壁は下地壁紙の状態、まだ仕上がっていません。天井と違う仕上げになります。この後の変化が実は楽しみ。
天井高さを掃き出し窓の高さに合わせてあるので、抜け感もなかなか良い具合です。
床にナニヤラ転がっているのは階段の部材です。

天井と斜め壁に吉野杉の羽目板が貼り終わったところです。

下地壁紙が貼り終って、スッキリしてきました。
この後、1階天井と同じ塗装仕上になります。
凹凸の少ないフラットな塗装仕上は、下地の状態が仕上りに直結します。
ビス跡埋めやボードの継ぎ目などパテ処理が平滑でなければ、塗装下地の壁紙を貼っても案外現れてしまいます。凸凹した仕上は一見豪華に見えますが、塗装にしてもクロスにしても、こっそりごまかしが効く訳です。
往々にしてフラットな仕上がりほど、職人さんとしては避けたいものです。

吹抜けの仕上がった壁を見上げた様子が、なかなか恰好良いです。

吹抜けの中に斜めに配置しているので、位置決めにひと苦労。





この後、置型浴槽が窓際に座ります。

建物完成までもうひと息!
建物が完成に向かうにつれ、仕上がっていく様子を見る事がついつい楽しみになります。本来の監理業務を怠らないよう、気の引き締めが今は肝心肝心。