仕上工事も終盤です。

1階壁の左官仕上
1階壁の左官工事が終了。ワラスサの入った材料に引きづられてモダンなイメージを壊さんよう、コテコテせんようにしてください。と曖昧な指示をしていましたが、シャープさも残って想像以上にいい感じです。それでいて、近くで見ると質感もシッカリ感じられる味のある壁になりました。

先日ようやく、完了検査を無事終了し肩の荷が下りたところです。
もちろん仕上工事はほぼ終了し、現場はとてもスッキリしてきました。ここまで来ると後は成るように成る、と言ってしまいそうなところですが、気を抜かずもうひと息。
内装の仕上の様子を、前回引き続きご紹介。

浴室扉も左官材仕上
写真は浴室ドア。マイクロセメント系左官材で超薄々コテ仕上げをしてあります。シャワー室などの内装でも使える防水仕上にもなります。
浴室扉のレバーハンドル
コチラは浴室ドアのハンドル錠。防音室に使うような製品ですが、錠自体は浴室外になり水も掛からず、切欠孔も少ないことで選びました。
キッチンは施主様支給です。
計画以前。施主様はすでに、ご友人から不要になった写真のキッチンを譲り受けられていました。という事で、このキッチンありきで間取りは決定しています。
奥でしている社長の作業は、これもまた施主様から預かった古建具をトイレ扉に吊下げるところ。
キッチンの足元目隠し板
キッチンの足元隠しに、杉の足場板を貼ってもらいました。綺麗に納まり過ぎたな〜と感じていたところ、工務店の社長さんがナニヤラカンパニーの製品みたいになってしまいましたね。見透かされてしまいました。ですが自然材。年期が入って渋くなっていくのが楽しみです。
カーペットのフェルト敷き
2階床はほぼ一面カーペット敷き。絨毯(じゅうたん)敷きの床は、独立後に当らなかったので実に20年以上振りです。
壁際など周囲はグリッパーと呼ばれるトゲ付きの縁材に引掛けながら納めます。
カーペット作業の様子
ジョイント部分は裏面で溶着して繋ぎあわせます。仕上がった後、繋ぎ目がほとんど分からないぐらいになっていました。
職人さんがキッカーという道具で絨毯のシワを蹴飛ばしながら張り伸ばす様子は重労働。
張り上がったカーペットの様子
仕上がった床を歩かせてもらいました。う〜んコレは、と〜っても気持ちいい。
夕暮れに浮かぶ1階リビング
夜になると照明でやわらかく中の様子が浮かび上がってきます。ショールームのようになってきました。工務店の社長と共に自画自賛。
ギャラリーのようなリビング壁
床は最終仕上前ですが、間接照明の左官壁がどこかのギャラリーのように見えます。

残すは外構工事があと少し。外は本当に寒くなって来たので早く終らせたいところ。
植栽・ガーデニングは施主様ご自身で徐々にされます。内外共に変化が楽しみな住まいになってきました。

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