期待通りの出来映えに出会えると、素直にウレシい。
連休の土曜日のレイトショーで観た「鉄コン筋クリート」は、まさにそうだった。
ヨメさん曰く、アンタの世界やな〜。
という訳で、好き嫌いはとっても分かれそうな作品ですが、個人的にチョ〜おススメです。
人物描写、情景描写、風景描写、ストーリー展開、カメラアングル、そして音楽も
ハッキリ言えば、3Dアニメ全盛の状況を考えると、
映画として、アニメーションとして、どれも新しい訳では無いと思います。
が、映画として、アニメーションとして、完成度が高い。
風邪を引いていた事も忘れ、息を飲む映像に完全に飲み込まれ、
口をポカンと開けたままエンドロールを観ていました。
次の日は脱力しながら、買って来たパンフを眺めながら、え〜な〜と呟き、
今日は思わず買ってしまったサントラをずっとリピートしていました。
こんな作品が作れて、素直にウラヤマしい。
アンタ、また行こう思ってるやろ。帰りに言われました。
言われるとますます行きたくなった。マズい。。。
あれって、僕が今やってる研究にすごく重なる問題がテーマだと解釈してんだけど。
つまり「都市」って誰のもの?
外部から流入する経済至上主義のデベと、それを迎合する地元の実力者。
で、そんな企みからは全く外されている、当の住民たち。
それでイイん!と多勢に無勢の中でゴチャゴチャ言いつつも、そこには住んでいない僕らみたいな都合のイイ研究者。
あー出口が無い!
しかし、正月早々からまたも中国、出掛けてきますよ。
なんとかせんとね。
その前に映画も見なきゃ。原作は読んだんだけど、、。
あと、Mを頼んだ!
騒いでいる割に実はキッチリ原作を読み通してないんですよね。コレが。
断片断片で見ていたのでなんとなくは知ってはいたけど、
映画観て改めて読みたくなりました。
「町を愛する」ってどういう事だろう?
自分は小さい頃に引っ越しが多かったからなのか、ひとつところへの愛着があまり無い。
たとえば、美しい町だから好きになる。と言うのは一つだけど、
この物語で「町を愛する」人間像はそういう事では決して無い。
生まれ育ったから?周りに知っている人が多いから?
「オレの町」って映画に出てきそうな台詞は、今の自分には無い訳です。
それって、なんなんだろうか。むずかしいな〜。
それにしてもお忙しいようで、
何よりではありませんか。