バラガン

久しぶりに模型を作って肩が凝る。
小さい模型だが、昼からイッキに2つ作って、プレゼン用の写真も撮り終えたら、
ぐったり背中に疲労感が来た。ふ〜〜。
外見は単純な形だけど、中に入れば思いも寄らない感じで、
結構おもしろい感じに仕上がった、と自画自賛しておこう。(この前のエントリの続き?…f(^_^;))
模型をくるくる回しながら、建築ってなんだろう、とふと思う。
先日「世界遺産」でルイス・バラガンの住宅が放送されていた。
どれも豪邸だけど、華美な訳ではない。奇抜な訳でもない。
街中に佇む様子は、他と馴染み、調和を乱しているものではない。
が、一旦中に入ると、思わぬ空間が広がっている。やっぱりスゴい。
ナニガチガウノダロウカ?ナニカガチガウ。
いろんな哲学や思想や方法論で、建築の意匠や構成が形作られる。
住宅なら、生活そのものや環境やらの様相を過去、現在、未来に渡って検証し、
現代の建築家として、社会性やらなんやらの提言を唱えるだけのコトをしないと、
世の建築作品として、認められるものになかなかなるものではない。
分かっちゃいても、そんなやすやすと出来る訳ではないから、日々精進。
バラガンと比べても仕方が無いが、なにかひとつぐらいは近づきたいものだ。
直に触れてみないといけない。とやっぱり思う。

自自自自自自。。。

自業自得とはこの事か。。。悟った時には、もう遅かった。のは昨晩の話。
一息ついて、なにげにウェッブ関連の記事を読みあさる。
パーソナルのWEB構築って奴。自分のマシンをサーバにして、データベースなんかが作れる。
無論セキュリティの事もあるから、あんまり安易にするべきではないけど、
最近プライベートでWikiをメモ帳代わりに使ってみると、自由自在は言い過ぎでも思った以上に便利。
ブラウザ上でメモを書き留められれば一元管理も出来るしで、興味津々だった訳。あ〜。
生半可な知識で関連サイトを巡って行く程、出来そうな気がしてくる。自信満々。
ちょっとチャレンジなんて、いらぬ好奇心が頭をもたげてしまったのが、運のツキ。だった。
あと一息。というところで、思った結果にならない。ナンデ〜?
それまでの動作確認はサイトに書かれている様にちゃんと進んでいたのに。ド〜シテ〜?
イイ時間になってしまったから、それで止めておけば良かった。のに、
こういう時って止まらなくなる。ド〜パミンが噴出しているのだろうか?
暴走を始めるのは、どう見てもマックでなく、ワタクシ自身。
昔からそうだ。
試験勉強真っ最中。一息ついて、あたりを見回す。なんか整理のついてない本棚が気になる。
夜を徹して本棚の整理を始めてしまう。そんな時に限って読みさしの本を見つけドロ沼に。。。
そうした事は数知れず。
全く成長していない自分に嫌気がさしては、自問自答の繰り返し。
自暴自棄になりながら、メンテナンスに取りかかる。これがまた思う結果に至らない。
クソ〜、このままでは明日に差しさわる。ナントカセネバ。
深みにますます脚を突っ込み始める。
ウォ〜、とか声にならないうなりをあげて、ほぼ明け方。夏ならもう明るいハズ。
詳しくはちょっと書けない。あまりに情けない自縄自縛。。。
自立自存は程遠いが、自学自習で再チャレンジだ!。。。?

不発弾!?

友人に教えてもらったのですが、
3月4日の日曜日の朝から神戸市で不発弾の撤去作業が行われるそうです。

神戸市東灘区青木5丁目の自動車販売店の解体現場で米国製の250キロ爆弾の不発弾1発が見つかり、同市は、3月4日午前8時〜午後3時に半径300メートル以内の住民約1万人に避難命令を出して撤去作業をする、と13日発表した。… asahi.com.

えらいことです。
ちなみに、このへんでグーグル
記事を見てひとつ気になりました。
半径300メートル。直径600メートル。で、1万人!?
と言う事は、直径1キロメートルで、3万人弱の計算になる。
ものごっつう人がいるものだと、感心したが、一歩間違えば大惨事。
戦争で爆弾一つ落ちてくれば、スゴイことになるのだ。
う〜ん。ちぃと考えさせられる。

トンビに油揚げ:大伴昌司

OtomoShoji

昨日、京都大学でやっていた展覧会を見に行ったのですが、
無防備に菓子パンを頬張りながら、鴨川の橋を渡りはじめたその瞬間、
背後からバサッツ!何かがおおいかぶるような風が、耳元を通り過ぎました。
何が起こったか分からないまま、口に運びかけた菓子パンが、ちぎれて前方に勢いよく転げて行く??
転がる菓子パンを追う様に鳥の後ろ姿。が、タイミングを外し拾いきれずに上昇。
上を見上げれば鳶が2羽。くる〜くる〜と頭の上で円を描いていました。
トンビに油揚げをさらわれる。
と言うことわざ?がありますが、言葉通りに本当にさらわれました。
まぬけな面を、なんだかバカにされてるみたい。ちいっと悔しい感じです。
さすがに初めての経験。驚きました。ヒッチコックのカラスでなくて良かったです。

それはそれとして、見に行った展覧会は故・大伴昌司という方の展覧会
名前に聞き覚えのある方は「オタク」かもしれません。
昭和40年代、怪獣の解剖図や未来の空想図に、夢を重ねた同年の男性は多いと思いますが、
そのほとんどは、この大伴昌司氏が考案したものです。
「怪獣博士」の異名を持つ、ポップカルチャーの先駆者であり、天才プランナーです。
バルタン星人やエレキングの解剖図などなどなどなど、奇々怪々な設定をしていた神様です。
その膨大な資料が京大に寄贈され、その一部が公開されました。
子供連れのお父ちゃんは、子供がグズっても楽しそうに説明してます。
前日に知り勇んで行ったのですが、展示されていたのはホンの一握り。
ちいっと物足りないけど、ひと時楽しいタイムスリップができました。

童心に返る

light

リフォームを進めていた個人経営の映像スタジオが近いうちに完了する。
年末年始を挟み2期に分けながら、施主さんは機材を移動しながら進めていた。
壁の一部を遊ばせてもらって、七色?のスリットが出来た。
部屋は全体に明るいので、実際は写真のようにはなかなか見えないのだけど、
白い壁にほんのり色づくスリットが出来ている。
わぁ、きれい。施主さんにも喜んでもらえてひと安心。
下準備をしていたスタッフは童心に返ったそうだ。とか。

アメンボ

朝は神戸に行って事務所に帰る。
昼は大阪に行って事務所に帰る。
夜もまた神戸に行って事務所に帰って来た。
なんだかアメンボが陣地取りでもしてるかのような一日だが、それぞれお仕事。
最後の夜の神戸は、工事契約で施主さん共に工務店さんの事務所に伺った。
と言う事で、もう直に工事がまた始まる。と言いたいところだか、
まだ確認申請の審査中。。。
が、今回もまたRC造メインの工事なので、建築確認が終わるまでの間も、
進められる打合せは十分にある。と言う事にしておこう。
今年始めは、節目みたいな事を時々つらつらと書いてみたが、
それは決して迷いでなく、丁度10年となって来たのだから当たり前のコトかもしれない。
遅いかもしれないが、ようやくにして自分のやりたい事がナンナノカも
少し前進してきている。と思っている。
工務店からの帰り道に若い施主さんと晩飯を食べながら話をして、
帰って来てから、何気なく建築家紹介サイトからたまたま巡った若い建築家さんのサイトを見て、
その両方の初々しさにちょっと戸惑いながらも、さわやかな気がした。
年だけ食ってウダウダ思っている自分が恥ずかしい気さえしてしまった。
腰重になりかけていた自分を立て直す、良いきっかけになりそうです。
ちょっと楽しみになってきました。

工事契約


KEIYAKUSHO
Originally uploaded by hifumiyo.

本日、I建設事務所にて施主さんと工務店の工事契約終了。
建築確認申請は審査中。審査の完了を待って、準備を進めて行く。
塗装材料の検討・確認が必要。
予想はしていたが、変わった形状のため財形審査に問い合わせが多い。
工事開始予定は3月10日。後期を5ヶ月とする。
地鎮祭は3月3日に決まる。
帰り道に施主さんと簡単な食事。1年後の結婚を控えて式場探しをしているそうだ。
ひな祭りの日にスタート出来れば幸先がいい。
と言う事は式もひなまつり!?

陽が射さない

shadow

先週の間に、自宅前の工事は棟上げを済ませて3階建ての住宅が仲良く3つ並んでいる。
道を挟んだ正面から控えているので、圧迫感こそまだマシだけど。
案の上、見下ろされる位置に窓がある。
こちらの玄関前に丁度お向かいの玄関。間の悪い挨拶が増えそうだ。
朝が遅いのはまだしも、夜も遅くに帰宅する自分の日常を考えると、
夜中に車で帰る事も時たまあるし、ご近所付き合いもよ〜しとかな。これは。
西日を遮ってもらえるのはありがたい反面、夕方頃は台所に陽が射さなくなったのが分かる。
いろいろ考えても仕方が無いのだけど、そう考えると今までが贅沢な場所だったのだと実感。
マンションなんかが横に建ってしまうよりずっと良い。
と書いてみたが、実家は10階建ての屏風みたいなマンションだから、
そのマンション西側の一帯は夕方から陽が射さないのだ。と言う事に気がついた。
ベランダからあんなに覗き込んでいたのに、今までその事を気に留めなかった。
気がつかないうちに人の事を気にかけていなかった。事を今頃気がついた。
人が寄り添って生活するのが街だけど、こうしてみると、みんな自分勝手なわけだ。
そういう場所に住んでいるんだから、あきらめな。
国だか県だか市だか町だかのルールで決められてるのさ。と言ってしまえばそれまでだけど。
個人個人が、周りに気を配らなければ、街の地上は陽が射さなくなってしまう。
SF映画のそんなシーンに憧れたりするが、現実の生活にはやっぱりゴメンだ。
う〜ん。やっぱり自分勝手かもしれん。

道は険しい

おそらく狭いところに限れば、ある建築雑誌は読者の心を掴んでいる。
むろん作品集的な雑誌もあるが、そうではない。
ほぼ毎号買っている技術系建築誌は、間違いなくピンポイントの読者の心を掴んでいる。
設計で分からずに悩んでいたり、図面を描きながら気持ち悪〜いところを、
ここぞとばかりに特集してくる。さも見透かされているかの様だ。
悔しいぞ〜、と思いつつ、記事をなめ回すように解答を探していたりする。
そしてまた自分の図面に戻って、悩みが始まる。
もしかして、こんなに悩んでいるのは自分だけなのだろうか?うっかりすると自己嫌悪に陥る。
いやいやこうして特集になっているのだから、きっとリサーチの上。
案外みんなおんなじ様に悩んでいるハズ。きっとそうに違いない。ヨカッタ。
いやいや、ヨカ〜ない。
むろん、掲載されている人様の図面を見ながら、ホンマ〜こんなんでイイの?
ボヤく事もあっても、そんな事は稀で、大抵は自分の知識の危うさにガックリくる。
いつまで経っても知らない事が多い。多過ぎだ。
何かを極めるには、まだまだ道は険しい。
腐っても仕方ないから、初心に戻って雑誌を眺める。
この奥の深さも建築の魅力に違いないし。

水族園

frame

何年振りか憶えていませんが、日曜日は須磨海浜水族園に行ってきました。
イルカライブ館に吊るされたシャチの骨をボ〜と眺めながめたり、
ラッコの食事風景を見たり、クラゲの泳ぎに見入ったり。
ベンチでカレーを食いながら、走り回る子供を眺めたり。
アロワナを睨んでみたり。
なんだか癒し系の時間を過ごしました。
ちぃとは頭の切り替えになったかどうか。。。
残念ながら、今日月曜日は悩みの図面にどうも癒されません。

地震実験見学:E-ディフェンス

E-Defense

金曜日の事ですが、E-ディフェンスという施設に行ってきました。
兵庫耐震工学研究センターという所にある実大三次元震動破壊実験施設です。
なにやらものものしく書きましたが、ようするに地震の実験施設です。
実物大の模型や、ホンモノを使って、建物を揺らしてしまうのですから、ともかくデカイ施設です。
この日は伝統木造を使った公開実験ということで、なにやら分からずまま
始めて行ってみたのですが、大勢の建築関係者が見学に来ていました。
試験体は実物大のハズですが、施設が大きすぎて模型のようにしか見えません。
巨大なスケールに圧倒されてキョロキョロしていると実験が始まりました。
実験1分前、30秒前、5、4、3、2、1、カシ〜ン(加震)!
アナウンスがちょっとおかしいですが、静まりかえる施設のなかで、
グラグラグラ。震動台に載せられた試験体が揺れ始めました。
始めは緩い震動実験でしたが、徐々に大きな震動を加えると試験体の建物は大きく揺れています。
オオオ。さすがに大の大人も声が上がります。
最後には神戸大震災と同じ震動を加え、実験は終了しました。
こうして建物が実際に揺れる様子や壊れる様子を見る体験はなかなか出来ません。
施設の外には、実験が終わったRC造の試験体が置かれていました。
壁には亀裂が入り、座屈した柱からは鉄筋があらわになっています。
公開実験は時々あるようですから、別な機会を見つけてまた行ってみたいものです。

特権

apartment

まずはお知らせ。
P_kan Site に、昨年秋冬の新作2件をようやくアップしました。
あまりの更新の無さに、施主さん方にはお待たせしてしまって申し訳ないばかり。
ともかくなんとか終わらせてひと安心です。

いつものように当時を思い出しながら文面を書いていると、
書ききれないいくつものエピソードを色々思い返します。
あんなことがあった。こんなこともあった。
個人でのお付き合いが中心になる住宅設計をやらせて頂いくと、
当たり前の事ですが、施主さんとのお付き合いは千差万別。
何一つ同じような事がありません。前はそうだったが、いつも通用しない。
そのお陰?で、普通では得られないたくさんの思い出が残ります。
こればかりは設計屋の特権かもしれません。

今も新しい物件は進んでいます。すでに今までと違うエピソードが生まれています。
ひとつひとつもっと丁寧に書き留めておきたいものですが、
そればかりしていてもエピソードは生まれませんしね。
このぐらいでご勘弁の程。