年別アーカイブ: 2010年
チタンもトタンもおんなじ。。。

スローに進んでいた物件がようやく重い腰をあげつつ進み始めました。(途中経過は、元スタッフ中濱くんの報告をご参照ください。森南P « P_kan*Staff )
ところでこの建物は、ちょっと頑張ってみたい工務店さんの自社事務所です。そんな訳で中はともかく見かけぐらいはちょっと気張ってみたいと言うご要望に応え、普段使ってみたいと思いつつもなかなか実現出来なかったチタン亜鉛合金張りを提案をしてみました。ネタになりますよ。と非常に安易なプレゼンが通ったのは良いのですが、予算のやりくりで仕上の方法や使う面積は二転三転、技術のある板金屋さんにお願いできるのだから、本来もっと気張った仕上げ方をしたかったところですが一番安価な波板張りとなりました。とは言え、窓廻りや部分部分の納まりはビシッと決まった感じがします。
なのに、現場ではチタンって何?ってな具合で、えろ〜たこつくトタンですね〜と言われるしまつ。トホホ。
チタン張り以外の外壁も、二転三転しながらようやく確定。近い将来、足場もはずれるハズ。すっかり計画当初のイメージからはずれてしまいましたが、見応えある勇士をお披露目できると思います。
(ちょっと自信ないかも。。。)
船出いろいろ
手直し工事で、再度雄琴の住いに伺ったのは先週末の事です。住み始めてから気づく部分はまだあるかもしれませんが、ひとまず完成した船がドッグから港に横付けされたところでしょうか。住まいの名前も「mother ship」と命名されました。器としての住まいは完成しましたが、家族の船出は此処からです。
びわ湖の風を帆一杯にうけて進んでくれます様に。
- mother ship (紹介ページ)
- 雄琴S邸 « P_kan*Staff(スタッフブログ)
そして、実施計画から現場監理までを担当し工事中のブログを書いてくれたスタッフの中濱君は、この物件の完成をもって横浜の設計事務所へ旅立ちました。船出と言うにふさわしい新天地での活躍を期待しています。ご苦労さまでした。
さて、船出ついでに。。。
ピーカン事務所も、10年来親しんだ事務所をこの夏頃までに退去しなければなくなりました。家主さんのご都合なので仕方がありませんが、気に入った場所を離れなければなりません。これもまた、次の船出が迫ったという心境。どんなご報告ができるかまだまだ分りませんが、無事の船出でありますように。
棟上げが無事終了

3月下旬に地鎮祭を済ませた大阪の物件が本日、無事建ち上がりました。木造3階建てになります。中間階にロフトも抱えているので、4階建てとも言えそうな勢いです。
施主さんの要望に応えようとスタッフが教科書片手に天空率に四苦八苦したお陰で、周囲の建物に比べると道路からのセットバックが少ない割に大柄な印象です。今回は陸屋根になるので、外周のパラペットが天空率に沿って微妙な高さを苦労して決めていましたが、たぶん出来上がるとよく分らないかも。。。と言え、以前なら諦めていたことが実現出来たのですから、苦労の甲斐あったと感慨深げです。
実際、既に済ませた配筋検査の際はきわどい高さの天空率を使った計画と言う事で、普段なら一人のところがわざわざ二人の検査員がやって来てあちらこちら建物配置や基礎高さの寸法を入念に測っていました。
どこかで寸法間違いがなければ、法規にそった立派な木造3階建ての住まいが出来上がる算段と言う事になります。
ともかく、晴天にもめぐまれ無事に建ち上がりました。夕方には施主さんが来られ、棟梁・大工さん共々ねぎらいの食事を頂き上棟の祝い、工事の無事を祈るばかりです。
夏の完成を目指します。
お寺の落ち葉、朝の事務所前で
朝、事務所前の路地に隣りのお寺の楠の落ち葉が溜まっていたので、箒で掃いて集めていたら、通学途中の小学生たちに挨拶される。母親に連れられたかわいい女の子にも共々「おはようございます」と声を掛けられ、挨拶を返す。路地裏の朝の日常といった感じ。
面白いことに、自転車に乗って事務所に着いただけの時だと、そんな風に度々挨拶をされるわけではない。落ち葉を掻き集めている姿だけで、良心的なおじさんにでも見えるのだろうか。朝からそうして声を掛けてもらえるのは悪い気がしない。なんとなくすがすがしい。
お寺の楠は大木で若葉の生え変わる春先は、これでもかと思うほど落ち葉が溜まる。普段は2軒隣のおじさんが文句を言いつつせっせと掻き集めているので、こちらが「いつもすみません。ありがとうございます。」と言いながら事務所に入ってしまうのだけど、今日はちょっと早めに着いたので気分転換に良心的なおじさんを演じてみた。たまにはいいかもしれない。
的中された高気密・高断熱への誤解?

不動産屋さんとの仕事に関わって、ある意味、設計者が如何に情報に無頓着かであるかを感じることもある。商品として売れるためには、何を取り入れ、何を切り捨てれば良いのか。無用な意匠にこだわる設計者よりも、ごく当たり前にユーザーニーズに応えようとしている。もちろん、別な面では眉をしかめたくなる事もある。
どちらが正しいと言うものではないけれど、 設計者であれ、不動産屋であれ、見る側面は違えど正しい情報、正しい知識を身につける事は、当たり前な事だと思う。
なのだけど、今日は完成後の手直しで雄琴の物件への行き帰り、高気密・高断熱の本を読んで、なんて浅はかな知識でいた事をまたも思い知る。事務所で断熱材の話題になり、その後たまたま見つけた高気密・高断熱に詳しい設計者のホームページを読み、とても気になったので、その方の著作を中古本で仕入れ電車のなかで読みふけっていた。
関東以西の設計者にありがちな高気密・高断熱への誤解。。。そんな風に書いている著者の文言にいくつか自分自身に思い当たるフシがある。おっしゃる通り誤解していると言われても仕方がない気がした。
しばらく、高気密・高断熱のお勉強をしてみようと、思った本日でした。
「究極の「100年住宅」のつくり方」野平史彦(ぱる出版)
地階打設まで

1階床版と地階壁のコンクリート打設が無事終了しました。写真は連続した玄関庇とバルコニーの部分。
地階と言っても見かけは1階です。道路と敷地の高低差があるので、前半分が法規上の地階となっています。周辺の建物のほとんどは上がった敷地に玄関があるのですが、この住宅では、この地階部分からアプローチするようになっています。なので感覚的には3階建て。玄関脇の壁は打ち放しの予定なので、うまく打ち上がるかハラハラしています。
電気や設備の配管を進め、高低差の複雑な基礎高さを慎重に進めています。5月連休明けの棟上げで、木造本体がうまく載ってくれるかもドキドキします。
残工事が残りました。。。
3月下旬に引渡の終わった雄琴の住まいに残工事や手直しの片付けに、住まわれ始めてから初めて伺いました。快晴のなかスッキリと建つ姿にひとまず安心。駆け回りはしゃぐ子供たちを見て、さらに安心しました。
引越や幼稚園の手続きなどなど忙しくまだ実感が伴ってないです。と言われる奥様ですが、玄関先に飾られた鉢植えや片付いた部屋の様子を見ると、充分馴染んで頂けた様子も伺えます。平日なので、直接ご主人とはお話し出来ませんでしたが、庭のデッキをご自身で延長してみたり、楽しまれている様子を伺い三度安心しました。
今日は残工事をすっかり終わらせられると思ったのに、残りが出てしまいました。施主様には申し訳ないところですが、また伺う口実にさせて頂き今日のところは引き揚げました。
近々に完成写真をお披露目できそうです。
道端の椿
iPad が気になりますね。。。

もうじきに日本でも発売となるアップルの iPad でこのブログを見たら、こんな感じになるらしい。ウェッブベースのエミュレーター「iPad Peek」と言うサイトで遊んでみた。なんと言うのか、こうしたサイトをわざわざ作る人がいる訳だから、このアップルの新製品はやはり革命なのだろう。実際楽しそうで、かなり物欲そそられてます。
にしても世の中はますますコンピユータに縛られてるのか、ただただ自分だけが翻弄されてるのか。
ついさっき、プレゼンに作った色鉛筆のスケッチをカラーコピーしようとコンビニに行ったところ。コピーが終わって領収証をレジにもらいに行くと、コピー機のところで出せますよ。と言われて引き返す。しかし、どこをどうすれば出てくるのか精算機を眺めて、実はタッチパネルにある事にいつまでも気づかずにいると、見かねた店員さんがココをこうしてこうするんです。と、幾度となく同じ様に迷う人がいるのか、手慣れた感じで領収証の出し方を教えてくれた。
iPad を楽しそうだと書いたところだけど、なんでもかんでもコンピュータで管理されると、なんだか腹立たしくなってきそうですね。今回、色鉛筆のスケッチをしてみたのもマックばかり眺めて3D作るのに飽きたところだったから。スケッチにカラーコピーでアナログなプレゼン作りを久しぶりに楽しんだところなのに、ちょっと複雑な気分です。
えべっさんの桜
高速道路脇の桜
掘削〜基礎・地階型枠まで

工事がひとつ始まりました。現在すでに、掘削から配筋検査が終わり地階の型枠が組み上がろうとしています。
正面道路と敷地の高低差が約2メートル。法規上の地階が建坪の約半分弱を締めています。上屋は木造2階建て。高低差のある基礎に、同じく高低差の複雑な軸組が約ひと月後に立ち上がる予定です。基礎屋さんもプレカット屋さんも頭が痛そうです。無事に載っかってくれる事を祈るばかり。
春の芽吹き
和音のひととき。
スッカリ工事途中から更新が途絶えてしまい、年始には唐突にオープンハウスの報告だけしていた西宮の小さな住宅は、今はシッカリ施主さんの住まいに変貌?しています。
頑張ったのは奥さんで、楽しんでいるのは旦那さん。と笑って言ってもらえて何より。奥さんによると、家が完成してスッカリ変わったのは旦那さんだとか。突然お風呂好きになったそうです。
本日は住み始めて分った若干の不具合の手直しに寄せてもらいました。作業途中でコーヒーを出して頂き、ソファに座って、ちょっとだけお客様気分を味わってきました。トップライトからの日差しが心地よく。とても快適な感じです。竣工写真もお渡しすることが出来て、一段落。はっきり言って、ウラヤマしい限りです。
まずは、自前写真で紹介ページを作成しました。>「 WAON 」
スッカリ前後してしまいますが、これから時折、工事進行の記事も再開したいと思います。
Onohara-N:箕面の住宅(完成写真)

この住宅はデベロッパーから注文住宅の設計依頼で計画したものです。大阪の近郊都市で大規模に開発の進む新興住宅地の中にあります。地区計画で外壁等の色の制限がある中、周囲の住宅のほとんどは淡いトーンで彩られていますが、施主さんの意向もあり、条例許容範囲ギリギリ?のグレートーンの外観に計画しています。周囲から見れば一棟異彩をはなっているかもしれません。
吹き抜けの玄関を通り、高い天井のリビングにでます。リビングから半階上がれば和室があり、和室下は収納。また和室対面にはダイニング・キッチンがあります。2階に上がってリビング上には子供部屋があり、また少しさがってダイニング上に主寝室となります。階段が上がり下がりする山形の少し面白い断面構成となりました。
建具類のほとんどは既製品ですが、和室廻りもセミオーダーにし敢て既製品と同じ面材を使い建具を揃えました。メーカー製品の利用をしながらもほんの少し工夫凝らし、味付けが出来たのではないかと思います。

Photo:P_kan:庄司洋建築設計事務所(庄司)
建築概要
【 敷地概要 】
・場所 :大阪府箕面市
・敷地面積 :268.24 ㎡
・用途地域 :市街化区域 第1種中高層住居専用地域 建蔽率60%・容積率200%
第3種高度地域・地区計画区域
・前面道路幅員:(北)6.6m
【 工事概要 】
・工事種別 :新築
・建築面積 :96.28 ㎡
・延べ床面積 :162.07 ㎡(住宅の部分:134.97㎡)
・構造/規模 :木造 地上2階
・最高の高さ :7.75 m
・構造仕様 :木造軸組工法
・基礎仕様 :鉄筋コンクリート造ベタ基礎/柱状改良
【 主な仕上 】
・屋根: 塗装ガルバリウム鋼板スタンディングシーム葺き
・外壁: 窯業系サイディング
・内装: 床 / 複合フローリング
壁 / ビニールクロス
天井/ ビニールクロス
【 設計/施工 】
・設計 :庄司洋建築設計事務所(担当:庄司洋)
・施工 :株式会社いなほ不動産(担当:中岡誠)[site]
映画「ハート・ロッカー」を観てきました。
昨晩ヨメさんとアカデミー賞映画「ハート・ロッカー」を観に行きました。
イラクに駐在する爆弾処理班の緊迫する日々を描くこの映画は、前評判の通りドキュメンタリータッチの映像で得も云えぬ緊張感のある画面を次々と映し出し、分りやすいストーリーがあるエンターテイメントでないに関わらず、画面に釘付けになって観てしまいました。異様にリアルな戦場のシーンは平和ボケの身には少々応えますが、観賞後、この映画は何を伝えたかったのかよく分からないモヤモヤした感情に捕われたのが正直なところです。
戦争中毒になってしまったとも言える主人公は、平和な国に戻ってもまた戦場に赴くことを志願します。それは人を救いたいと言えるものでもなく、どこの何が正義でもなく悪でもない。非日常化してしまう戦争の違った恐ろしさを描きだし、観客に是非を問いかけているのかもしれませんが、答えを見いだすのがあまりに難しい。頭を悩ましました。
セミナー「鉋の切味について」
見えないものの数値化するのは難しいが、数値化しずらいものは伝えにくい。今日の午前中、鉋(かんな)の刃などを製作される鍛冶職人・石井修一氏のお話を竹中大工道具館のセミナーに聴きに行きました。
おそらく日本人は特に、数値化しずらい微妙な感覚をいろいろな言葉で伝えようとします。一番身近でちょっと嫌なところで言えば、「人に甘い」「人に辛い」とか。人に「甘い・辛い」とはなんぞ?考えてみれば、分る様で分らない。ましてや、人それぞれの感覚もあります。
今日の講演は、大工さんから鉋の切味について、「甘い」「甘切れ」「柔らかい」「硬い」と言った抽象的な感想をもらうにつれ、その評価はどのような感覚から発生するのかを突き止めようと試みた石井先生の研究成果です。鉋の刃の製作過程において、鍛冶職が鍛造と焼き入れが良好と思える甘い刃と硬い刃を、木工職はどのように受け止め評価するのか?実際に硬度の違う3種類の刃を用意し、杉や桧、楢や欅などいくつかの木を削ってもらい、どのような違いが発生するかを検証されました。
さて、細かい話はともかく、刃物なのだから硬いが良いに決まっていそうなものですが、実際の結果は柔らかい刃が、一番それぞれの木に順応する様です。特に柔らかい杉の白太は、「甘切れ」と呼ばれるどちらか言えば出来が良く無いと評価されがちな柔らかい刃でないと、仕上げられないと言う結果でした。ここで、「甘い」の「柔らかい」のと書いていますが、実際の刃先を見ても素人目にはさっぱり分りません。製作過程の温度が違うという数値が分ったとしても、軟らかい木に対して硬い鉄が相手でなのです。何が違ってそうなるのやら、本当に微妙な感覚の世界としか言えません。理解できたとしても不思議なことに変わりがありませんでした。
頂いたレジュメの中で引用されていた石井先生のお師匠のお師匠さんの文章が、とても興味深いので書き写しておきます。
返品の中で数多い批評は「甘くて切れない」という小言である。私は剃刀の一挺一挺の硬さを計って、その数字を箱の表面に書いて置くが、随分硬いと思う品物に対しても、此の批評が附いて凱旋して来る。(中略)では何故これを甘いと云うのか。
うんと軟らかい甘切れの物を好む人と、もの凄く硬いものを好む人と、人によって違うのである。従って甘切れを好む人に、硬いものを送れば直ちに返されるし、逆に硬切れを良しとするお方に軟らかい物を送れば、お小言を食らうのは当然である。之を二人の間に入れ替えると、両方から賞賛される。
百人に一人くらいの割に、甘切れの物も、硬い物も、送った物を凡て切れると云って下さる有難い人がある。此の人達に会って話を聞くと、甘切れの剃刀は、女子に用い、硬切れのものは大髪に使うと云った具合に、髪の性質によって剃刀を使い分けると言うのである。岩崎航介「刃物の見方 」(1969)
これを読むだけで、なんて微妙な感覚だろうか、と思います。
そして、出来上がった3種の鉋の刃先を石井先生は、また別の有名な鍛冶職人さんに観てもらった時、その方は目視だけで3種の硬さ順を並べられたそうです。なおかつ3種と別に持参した、間の硬さの刃をも順に並べられたそう。職人世界の奥深さに驚嘆します。
*
鉋の切味について -2008年度竹中大工道具館共同研究事業成果報告-
講師:石社 修一(三条製作所石社鍛冶屋)
刃物の切れ味は「甘切れ」、「硬い」、「辛い」等という言葉で表現されますが、一般人には分かりづらいものです。そこで、鋼種別に鉋を製作して削り試験を行い、大工の阿保昭則氏、大工道具店の土田昇氏の協力を得て、切れ味がどのように変化しているのかを調査しました。大工と鍛冶の相互理解の秘密に迫ります。
*:参考リンク
引渡のはずが。でもあと少し。。。
地鎮祭以来、すっかり経過報告をスタッフ任せになっていた滋賀県で進めていた住まいが、本日無事に引渡のはずだった。こんな経験はおそらくきっと無いだろう。。。
午前中、普段めったに同席しない銀行決済の場にたまたま居合わせたのだが、司法書士の先生を目の前に、さ〜コレでという瞬間、銀行さんの手違いで書類の一部が揃っていない事が発覚。このままでは、支払いも出来ないし、引渡もできない。場合によればこの建物は一体誰のもの的な空白の間ができてしまう。一同騒然となり、銀行の担当者は冷や汗カキカキ焦った様子。推理番組の逆転劇を観ているかの様。(こんな事を大袈裟に書いては怒られるかな。)
結果としては、時間こそ延長されたが銀行さんの奔走で無事に諸事は解決し、めでたしめでたし。と言いたいところだけど。残念ながら、まだ少々手直し工事と外構工事が残っている。頭を下げなければならないのは実はコチラであった。
先に現場に向かい一通り見て回って夕方となり、雨降りで外構工事も半ばとなってしまった現場へ施主さんと工務店社長が到着し、最終チェックをしていただきました。こまごまとは残っていますが、あともう数日で終了。冷や汗でなく、ヒヤヒヤしていたのは施主さんですね。本当に申し訳ないばかりです。
施主さんは連休中には引越されます。慌ただしい最後と最初となりそうです。
プラットフォームのショーウィンドウ
JR山科駅にて。待合室に工事道具が陳列?されとって、ショーウインドウみたい。
地鎮祭が無事終了。
酒屋さんのおじいさんとおばあさんの文字

明日、大阪で工事が始まる物件の地鎮祭があるので、いつも行く近所の酒屋さん(西宮市庭町・田口屋商店)に地鎮祭に祀るお酒を散髪帰りに買いに行きました。
以前にブログの中で書いたことがあるのだけど、この酒屋さんの去年に亡くなられたおじいさんの書く勢いのある凛々しい文字がとても好きでした。もう10年来そのまま通っていますが、今はおばあさんが書いてくれます。けっして人通りが多くは無いこの小さな酒屋さんは、日本酒もほとんど売れないからと少ししか置いていません。時折、付き合いの酒造元が置いていく季節のものに出会えばラッキーな感じです。お酒の種類は期待できないけど、ついつい寄ってみたくなる素朴さのある酒屋さんなのです。
今日店に入ると。なんと!カウンターに立つが早いか、おばあさんが「奉献・庄司洋建築設計事務所」と既に書かれたのし紙をスッと出してきました。え?なんであるんですか?もちろん予約をしてた訳でもなんでもなく、いつもの調子で入っただけなのに。。。すると少し申し訳なさそうに、「奉献」って言われるのが少ないのと、アンタのとこ字数が多いから、練習しとってん。
… 書き直そうか。。。?目の前で書くんは、緊張するんやけどな〜。
… いや〜それで、充分です。なんだか、うれしいな〜
今日は1分と待つ事無く、念入りのし紙が揃いました。
… おじいさんと一緒に練習しとったんやけど、字は生まれつきのもんかもしれんね。いっこも追いつかれへん。ほんまあの人は字を書くのが好きやったわ。
素敵な話に明日の地鎮祭が、既に始まっているような気がします。写真はおばあさんの文字。おじいさんの文字を写真に撮っておきたかったな。
コララインとボタンの魔女 3D

このあいだの日曜晩にアニメーション映画「コララインとボタンの魔女』」を観に行きました。またもアニメネタでスミマセン。
2年以上前にこのアニメの製作記事を偶然見ていた事をすっかり忘れており、てっきりCGアニメのつもりで行くと、なんだかエラい精密な作り込みに驚嘆。後でヨメさんに言われて人形アニメと言う事に気がつく始末だったのだけど、これは久しぶりに観に来た甲斐を感じた素敵な映画でした。冒頭のシーンからどっぷりファンタジーの世界に浸れます。ストーリーも決して子供向けと言う感じはありません。
主人公ココラインの家族表現はとても現代的で、親に構ってもらえない子供の不満がとってもリアル。その不満がパラドックス的なもう一つの世界を創りだしたのか、そこには理想的なパパとママ。だけど、なにか違う。。。夢・虚構の世界か、現実の世界かだんだん分らなくなっていく展開もとても面白く。飽きる事なく最後まで楽しめました。
いや〜それにしても、ホントに良く動いていました。ひとコマひとコマの撮影でよくぞココまで大画面を埋め尽くせるものだと、製作者のこだわりと根性に敬服するばかりです。CGではなく、あくまでリアルにカメラワークも美しい。
唯一不満は、3Dの必要を感じないところ。というか、3Dメガネが苦しかった。。。これは子供向けか?
*:上の画像は、公式サイト(英語)で作れます。(映画を観た方ならやってみたくなる。。。はず。)
- 映画『コララインとボタンの魔女』公式サイト
- 公式サイト(英語)Coraline Movie- Enter The World Of Henry Selick’s Coraline Movie
- コララインとボタンの魔女 3D 予告編 | Movie Walker
- TADAHIRO UESUGI ILLUSTRATION:コンセプトアート担当の日本人イラストレーターさん
- 『コララインとボタンの魔女3D』:ストップモーションアニメと3D、新旧映像技術の幸せなマリアージュ | WIRED VISION
- “Coraline” animatorTeresa Drilling – Coraline – Hollywood Backlot – LA Times
- コララインとボタンの魔女 3D – Wikipedia
- Focus Features – For Your Consideration 2009 – coraline
リビングをプールにできるかも?
Hydro Floors Disappearing Swimming Pool
だからなんだ?と言ってしまえば元も子もないが、人の欲は尽きる事がないのでしょうね。こんな事させてもらえる施主さんがいれば、そりゃ〜是非に。と言ってしまいそうです。
久しぶりの投稿がこれでは。。。ですが。
夕暮れの空と街
しましっぽクッキー

先日、宅急便で届いた四角い箱はカタログとかで頼んだ憶えの無いかたち大きさだった。なにしろクールだったから思い当たる訳はなし。はて?何だろうと送り主を見ると、創作菓子の Simarisu さんからだった。
ちょっと早いバレンタインだな〜なんて、勝手なことを想像して開けてみると。おやおや、しっぽの形のクッキーが入っていた。Simarisu さんところのキャラクター「ピカソくん」のしっぽです。
これは嬉しい。ピカソくんは、Simrisu さんからの依頼で描いたキャラクターですが、しっぽがクッキーになりました。早速お礼のメールをすると、「バター不足や材料の値上がりを乗り越え?!ようやく発売することになりました。すぐにお伝えしたくて ご都合も聞かず突然送ってしまい申し訳ございませんでした。」とのご返事。いえいえ、いつでもお待ちしています。なるほど、出来上がって届いたクッキーに喜ぶのは簡単だけど、クッキーひとつ産み出すだけでもいろいろ大変なんだ。ふと感心。
一緒に届いた、宇治抹茶ロールと一緒に、さっそく美味しくいただきました。
駐車場が値上がりする〜。

今日は景気の悪いお話。
年末年始にかけて借りていた古びた鉄骨ビル下の駐車場で、入口付近の段差の解消や、鉄骨むき出し天井の塗装のやり直しなど補修工事をしていた。ちょっと奇麗になって使いやすくなったので、オーナーさん親切だな〜とぬか喜びをしていたら、先日、なにやら駐車場代の値上げをオーナーである不動産屋が伝えて来た。なんと五千円のアップ、本当は八千円上げたいらしい。。。その日は事務所にいなかったのでスタッフからそれを伝え聞いていたのだが、あえてコチラから連絡すまいと黙っていたら、何の事は無い。しっかり文書を送って来た。
借りていたその駐車場は相場からすれば安い事は分っていたが、さすがにすぐ納得できるわけもなく。ただこの駐車場は事務所から少し離れていたとは言え、自分を入れてたった3台しか止められない贅沢な屋根付きガレージである。しかも残る2台は駐車場隣りのアパートに住む親子が借りていた。車を購入した時からおおかた10年くらいこの場所なので、お隣りさんともテキトーに顔見知りにもなっていたし、車を出しに行けば隣り家族の小さな娘2人が遊んでいたり、のどかな感じでこの場所を結構気に入っていた。
値上げをするなら、そんな工事必要ねえよ〜。と言いたいところだが今更。相場を踏まえて値上げをする事もあるのは契約書にも書いてある。こちらの手元にもシッカリあるけど、シッカリした不動産屋は念入りに写しを同封してきた。ぬかりない。
さ〜どうしたものだろう。値上げの額を踏まえてもまだ決して高いとは言いがたい値段に違いない。それだけ安かったとは思う。お隣りさんは親子で2台借りていたから、それにしてもキツい話だな〜。どうするのだろうか。人の事はともかく、事務所の近くの青空駐車場の金額を調べてみるかと思っている今。返答までの期日はわずかしか無い。いや〜参った〜。
輻射熱暖房機「アングレイヤー」が到着。
カタログハウスから届いたDMでなんだか効きそうな輻射熱暖房機が3分の1の値段で特売していたので、ついポチッと買ってしまい、本日到着。けっこうデカクくて、ちょっとしたデザイン家電のスピーカーみたい。
ネットでの評判は良いが、どんなものだろうかと使いはじめたが、暖まり方はエアコンよりずっと良さげ。頭がのぼせる感じも少なくて、なんとなく暖かい蓄熱暖房と同じ様な暖まり方になる。ただし、すきま風の多い事務所だから足元はやっぱり寒い。これはどうする事もできないな〜。
エアコン使わずにしばらく様子見。後は気になる電気代。
先日引渡の済んだ住宅「WAON」には蓄熱暖房を入れている。試運転も兼ねてオープンハウスの時にも使わせてもらったが、たった1台でかなり良く暖まっていた。見学に来られた方も、結構驚いていた。と言ってもガンガンに暖まる暖房機ではないから家族だけで住み始めたら、ちょっと物足りないかな。
機械式の蓄熱暖房機を計画当初から入れたのは初めて。暖房だけにこの値段と考えると、高い気もしてしまうが、長い目で見ればエアコンなんかよりずっと使えるので無理無くイニシャルは回収できるのかな。
オープンハウスと写真撮影が終わりました。
先日ひとつ物件が完成し、建築関連の友人を誘ってオープンハウス(見学会)を行いました。今回は一般の方にはご周知していませんので、一般の方でこれを読まれた方には申し訳ありませんです。(写真は完成直前のものです。)
見学会は物件を見てもらって意見をもらい勉強するのが主旨ですが、久しぶりに会う友人も多いので、いつしか同窓会的な感じになってきます。ついつい世間話で終わってしまったり。
当日は施主さんの生活が始まる前ですから、家具もなにもない素の状態でいろいろ想像してもらうしかありません。と言え、来て頂いたのはほとんどが同業者。それぞれに違った意見や考えの中で設計をしているので、あそこはどうして、ここはなぜ、その必要はあるのか、色々な感想を聞かせてもらえました。
それらを聞きながら、そうか〜そう思うものなんだ。なるほど、そういう手もあったのか。やっている時にはどうしても盲目的になってしまいがち。話を聞いて、初めて気がつく事も沢山あります。 次回にはそれを生かそうと思いながら、また盲目的になっていくのですが。。。
見学会に来られた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
2日間の見学会の次の日。建築写真家の絹巻豊氏に完成写真の撮影をしていただきました。ほぼ快晴で、撮影は順調にできたと思います。撮影は、それぞれの場所で一番陽のよい感じになる時間を追いかけながら順々に撮影していきます。光はどんな風に入るか、影はどんな風に伸びるのか、絹巻さんに質問されるのが分っているので、現場終盤は撮影の事も頭において現場にいるつもりなのですが、憶えているようで憶えていない。撮影当日に一日立ち会いながら、ようやく、へ〜こんな風に見えてたんだ〜。なんて事もあります。朝から日が暮れるまで。じっくり出来上がった建物の様子を掴めるのは、実はこの写真撮影の時ぐらいかもしれないです。
工事終盤はブログでの進行状況の記事が、ほとんど書けずじまいになってしまいましたので、完成写真が仕上りご紹介できるまでの間。順は逆になりますが紹介していければと思っています。
「カキノイス」がJDNで紹介されています。
カキノイエでカキノイスを作ってくれた家具デザイナーの古田くんから、カキノイスがデザイン系のネットマガジン・ ジャパンデザインネットで取り上げられました。と連絡がありました。
JDN /ニッポンの家具デザイン /43 SOON@NipponLife IFFT / インテリアライフスタイルリビング
なんかいい感じです。
こっそり私の事も紹介してくれて、少し嬉しかったり。そんな訳では無いけど、1脚注文中。事務所で使うか、家で使うか決めてないけど、届くのが楽しみになりました。
「 カキノイス 」宮崎椅子製作所HP <こちらで購入可能です。

















































































































































