廊下に鉢植えの並ぶアパート

徒歩通勤を続けて、毎日同じルートに飽きるとちょっと廻り道もしてみる。歩き始めて始めて気がついた風景も多い。裏通りのこじんまりしたちょっとレトロ感あるアパートの開放廊下に、計ったように整然と並べられている植木鉢。住民がそれぞれ育てているのか、大家さんか管理人さんの趣味なのか。ヨーロッパちっく?でちょっといい感じがする。

事務所の移転でもらった観葉植物のひとつが、しばらく前のきつい寒さで一気にしおれてしまい、バサバサと葉が落ちてしまった。悲しいかな、かなりみすぼらしい状態になってしまった。ほとんど何もせずとも次々葉が伸びてくるので、コイツはエラく強いな〜と思っていたところの急変に、ちょっと責任を感じているところ。ネットで調べてみると、冬は枯れるとも書いてあるがどうも腑に落ちない。ただしばらくすれば暖かくなることだし、きっと元気を取り戻すだろうと見守る日々です。

模型も3Dも素朴な方がいいと思う。

西宮港の河口付近
西宮港の河口付近

昨日は西宮の市内でも雪が積もりました。何年ぶりでしょうか。今日は久しぶりに夕方から模型を作りました。小さなものだけど、模型の制作はほとんどスタッフ任せだったので、本当に久しぶりで少しばかり楽しかった。

学生時代はバイト先で明けても暮れても模型を作っていた。ご指名状態で次々と頼まれ喜んでもらえるから、難易度の高い模型ほど精度に命を掛けていた?のを思い出す。材料もふんだんに使ってどんなに金の掛かった模型だったのだろうかと、思い起こすとちょっとゾっとする。バイト先ではそうして模型ばかり作っていたのだが、リアルになればなるほど飽きがきて面白みがなくなる。お陰で学校の授業ではあまり作らなかった。どちらか言えば図面やドローイングが中心になったのは、バイト先の反動だろうか。

先日3Dの事を少し書いたが今どきは、写真と見まがうほどの恐ろしくリアルなコンピュータグラフィックが仕上がる。しかもバーチャルな空間をウォークスルーでスルスルとすれば、模型の必要がなくなりそうな気配になってしまう。ゲップが出る程に見てしまえばもうリアルな建築はもうイラナイ気分になってしまいそう。

経済的な理由でうちの事務所にはそこまでのものは無いのだが、むしろその方が良い。やせ我慢かも知れないが、想像力たくましく一生懸命イメージを膨らませる方が出来上がった時に感動があると思うのです。いまのところ、そういう事にしておいてください。

地中梁配筋

地中梁配筋

ひさしぶりに鉄骨物件。本日は配筋検査でした。特に問題無く終了し、ひと安心。

仕事のほとんどが木造になっていたので、地中梁の配筋を見るのも久しぶりです。出来上がってしまうとほとんど見えない部分ですが、上屋と同じ様に実はこうして地面の下に梁があるのは、不思議な気もしつつもむしろ安心感があります。重量の軽い木造の基礎は一般に梁が曖昧な感じですが、ここまで大きくなくとも、本当はこんなふうに明解にあった方がいいのではないかと思えて来ます。

すり〜で〜の先に

画像やらCADなんかのアプリケーションがとても高価でインテルマックの移行はためらうののですが、正直なところ仕事にはまるっきり差し支えない。だけど、やっぱり iPad やら超薄い macbook は魅力的でよだれが出ます。前回の続きではないが、そんな事の出費が増えていては仕事だか趣味だが分らないままナンニモ残らないのです。

真面目にコピーソフトは一切排除して、足らずの部分をフリーソフトでなんとか切り盛りしている。仕事で使う最近のお気に入りはやっぱり Google の SketchUp で、これはホント良く出来ていると思う。フリーで使う機能だけ見れば無論市販のものに遠く及ばずだけど、これだけの事がダウンロードひとつで出来てしまう3Dソフトを他に知らない。言い訳でなくバキバキの3Dをするよりもずっとイメージも湧いて楽しいから十分満足。

世の中ハイビジョンやらメガネのいらない3Dやら技術が進化することになんの異存も無いが、立体調のアイコンにさえ馴染めず、わずわざ平面調アイコンにカスタマイズしている僕にとっては、何が良いのか訳が分らんと実は思っているのです。

今日も設計の友人が SketchUp を教えてくれと電話あり。やっぱり3D行き着く先は、今のところ財布次第でしかないのだ。なんて書いておいて、来年はすっかり言う事が変わっているかも知れませんが。

繰り返しがナンカしつこくなった気がする。

建築家ってなんぼのもんじゃろ?、建築家がなんぼのもんじゃろ?

が、昨晩の設計士仲間(建築家と言えるか皆怪しい・・・)の会話の酒の肴だったのではないだろうか?

結局のところ、食えるか食えないか?に行き着くのだが、まじめにやればやる程に首を絞めて行く。好きこそナントカと言える内は良いが、このままじゃイカンとほとんどの仲間が思っている。本来、そうでは無い筈。

華やかなる建築家はごく僅か。クリエイティブな世界は建築に限らず皆厳しい。いろんなメディアの影響で身近になった感はあるにせよ。正しく伝わっているとは思えない。このままじゃイカンとほとんどの仲間が思っている。本来、そうでは無い筈。

( 〜 繰り返し 〜 )

こんな会話は、知らないだけでどの世界にもあるのだろうな。と実は思うし、いつまでも変わらず永遠と繰り返されるのだ、とも思う。けど結局のところ、みんな建築が好きなのよね。と思う。世の中が酔っているのか、自分が酔っているのか。どちらにせよ悪酔いが覚めるに、時間が掛かりそうです。

Ca va:オープンハウスのお知らせ

神戸市東灘区の住宅街で進めておりました約38坪地下1地上2階建ての木造住宅が近々完成となります。
この度、施主様のご厚意により見学会を催す運びとなりました。
住まいづくり、「家」にご興味ある一般の方も、ご覧頂く事が可能です。
下記フォームよりご連絡ください。追って開催場所等の詳細をご連絡致します。

  • 2011年2月19日(土) 午後10時~午後5時 *:雨天決行 終了いたしました
  • 神戸市東灘区(最寄り駅JR東海道本線・甲南山手駅)

五右衛門の風呂

これから計画を始めさせて頂く施主さんが、結婚するまでずっと過ごしたという住まいにお邪魔した。築40年を少し越える。土間あり、おくどさんあり、畳の続き間があり、祖母の家を思い出す様なとても懐かしい感じがする。そして家の奥、離れになった浴室の中を覗かせてもらったら五右衛門風呂だった。見る事はもう無かろうと思っていた純和風浴槽にしばし感激です。壁面のタイルも見た事のない柄のモザイクタイル。とても暖かい感じがします。

普段から椅子の上でもアグラをかく姿勢の悪い生活が日常になっているからなのか、実は脚を伸ばせる大きな浴槽にあまり憧れがありません。施主樣方にエ!?と言われそうですが、決して風呂嫌いで無く、むしろ、ノボせるまで入らないと気が済まない長風呂派の風呂好きだと自覚しています。

学生時代に五右衛門風呂で2〜3年過ごした事もあります。適度に暖かい縁に背中を押し付けたり。底板の上に縮まって座るのがちょっと楽しかったり。今の自宅も昔ながらの四角い小さなステンレスの浴槽。やはり脚は伸ばせないその中で、あぐらかいて座っています。 と言っても、銭湯や温泉で脚を伸ばすのはもちろん好きです。

でもなぜか、自分の住まいにはきっと四角い小さなステンレス浴槽を選んでしまうと思っています。

「そういうもの」の疑問

朝の影絵

毎日毎日、よくもこんなに新しい疑問が出て来るものだと感心する。縁があって長期優良住宅の制度を利用した物件を進めていて行く中で、いままで当たり前のように思っていたところに次々と疑問符が湧き起こる。本来、どんな物件でも知らなかったでは済まされないのだけど、間違いでなくとも「そういうもの」と見過ごす事は山のようにありました。それにひとつずつ設計者・監理者として自分なりの答えを持とうとすれば、なかなか前に進まない。周囲は待ってくれず、日々焦るばかりです。

第三者として監理者になる設計士を入れるのが工事監理には良い。と文言は書けますが、その監理とは何か?を最近はひとつの課題と考えています。むろんデザイナーとしての立場で意匠を守る監理もありますが、施主さんの財産を守る監理もまた大切だと。簡単に書けても、実際の設計や工事はいろんな技術や知識や理論の集大成であり、その意味、原理を理解すること。そして現場に周知させることは容易ではないと今更ながらに実感する毎日。いくら試験に受かっても、一級建築士と胸を張れるのはまだまだ遠く長い道のりの様です。

評判のよい穴

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明かり取りの穴

この穴、ちょっとした工夫ですね。と言われるが、実はずいぶん悩んだ。おかげでずいぶん評判の良い穴となった。ここにガラスがはまり込んで完成します。もうちっと。