自宅に取付けた木製ポストカバー

取付けた木のポストカバー
木板製ポストカバー。

自宅の玄関戸横には年季の入ったポスト口(ぐち)が添えられているのだが、その廻りの薄塗り左官材にヒビが入って、今にもハガレ落ちそうになっていた。下地もチラホラ見えている。指で押えればペコペコする。ヨメさんから再三直して欲しいと言われていたのだが、左官の壁を修復するとなるとちょっと大層。どうしたものかと、悩む振りだけしながら放ったらかしにしていたが、さすがにそろそろ限界か・・・。

なにかしらカバーしてごまかそうと考えあぐねた揚げ句、木の板でカバーを作ることにした。
とは言え、口を空けた木板を貼り付けるだけでは芸がない。薄い板だと安っぽくなりそう。少しばかりの工夫をすることに。

厚みは2センチぐらい。それ以上だと、立派過ぎてやりすぎ感が出そう。パっと見には分らないが、ポストの口に合わせた穴は、雨水が切れやすいように少しばかり斜めに空けるのがよい。ただ、そんな芸当は日曜大工の道具だけではちょっと無理なので、図面を描いて懇意の製作家具屋さんに制作をお願いすることにした。

家具屋さんから届いた木のカバー板が立派だったので、その時点でヨメさんの不満はクリア。予めネットで買った撥水塗料を施し、ホームセンターで購入したそれっぽいボルトビスで取付けてなんとか完成。予定よりも立派になってしまった。

取付けた当初は、なにやら和風旅館の部屋名板みたいだったけど、直に、前からそうだったかのように馴染んできた。その他イロイロ言われておりますが、わが家事情ひとまず一件だけ落着。

年季の入ったポスト口
元のポスト口はこんなんでした。
届いたポストカバーとセラミック塗装
ポストカバーの材料は広葉樹の指定で、家具屋さんに選んでいただいたところ、メープル材で届きました。奥は撥水セラミック塗料。
ポストカバーの図面

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