息つく間もなく

GAGGENAU

この2、3日は慣れない早起きの連続で、未だ眠気が取れません。
完成前の現場のドタバタからオープンハウスに突入、息つく間もなく竣工写真の撮影。
ゼイゼイ言いながら3日間を過ごしました。
帰りの時間は日毎に遅くなるのに、行く時間が日毎に早くなると言うのは、さすがキツかった。。。
が、今回ほど事務所の名前が良かったのだ。と思える事はありません。
この所の曇り空が続いていた天気の心配をよそに、当日は予想以上の晴れ間が広がりました。
この幸運のおかげで、オープンハウスには大勢の方が来られました。
久しぶりの友人や建築仲間、はじめて会った仕事のパートナー、自転車を停めて見上げるご近所の方。
新たな施主さんかと思いきや2年前に建ててしまったと言う告知を見て来られた方。オイオイ(T_T)。
そして、これまでお付き合いさせて頂いた施主の皆様。〜 遠い所、アリガトウゴザイマス 〜
一体どなたの家だか分からなくなる様な勢いで、本当に賑わっていました。

次の日の撮影も朝9時スギから3時スギまでぶっ通しに進み。ラーメンをひと啜り。
夜景を撮り終えた時には正直ヘトヘト。最後に点検に廻りながらシミジミ。
が、事務所に帰りついてネットを開くと、施主さん方のブログが賑わっている。
飲み込まれそうな勢いに圧倒されフラフラです。

日を巻き戻し、オープンハウスの前夜。
ガゲナウのクッキングヒーターで缶コーヒーを暖めました。
初調理がコレではバチが当りはしまいか、思いつつもハロゲンヒータの赤い灯を眺め。
暖まったコーヒーにホッとしました。
ここまでお付き合い頂いた施主さん、工務店さん、監督さんに感謝です。

日が変わらぬ内に帰りませう。

無事に

KAIDAN

今日は間近に引渡となる住宅の完了検査でした。
ほぼ(ほぼです。)事なきを得、検査も終了しました。
最後に検査官曰く、エエ家やな〜。いやいやどうも、ありがとうございます。
まだ工事は終わりきっていない中、心の中ではほっと胸を撫で下ろしました。
計画中や確認申請前は、分厚い法令集をめくり間違いの無い様にアレコレ悩みます。
そんな事言っちゃイカンのでしょうが、
その昔、順法心が薄いと自動車教習所で指摘された身には、正直苦手。(苦笑)
やりたい事に先走ってアレコレ描いて、スタッフに確認してもらったりすると、
コレはどうも。とか、アレはどうも。とか指摘を受け、
コレならどうだ。とか、アレならどう?とか、禅問答のような繰り返しをして、
ようやく図面が仕上がります。
工事に入ると、コレまた自分勝手にエキサイトして、
ああしたい、こうしたい、が頭をもたげ、先に自分が何を描いていたのか、
うっかりすっかり忘れてしまいそうになります。
検査を受ける頃は終わりも近い訳ですから、現場とのやり取りも増えたり、
必要書類の作成に追われ、見直しもままならずドキドキしながら検査を迎えるハメになる。
その癖に検査時間ギリギリに現場に行くものだから、監督さんには余裕に見えた模様。
いえいえ、そう言う訳ではありません。あしからず。

イルミネーション

tree

12月に入って、なんだか急に寒くなったような気がします。
夜になれば冷え込むのが分かっているから、厚着をして現場に向かえば、
行きの電車の中ではやたら暑くなってくる。
現場に着いて一時間もすれば、今度はじっとしているのが溜まらないので、
自分で出来る作業につい手を出してしまいます。
お陰で帰り道は一人ホコリまみれになって人混みを歩くと、危ない人に見えなくも無い。
クリスマス気分に浸り始めた街には、イルミネーションが光り。エライ対比だ。
うむむ。かっこいい建築家像には程遠い気がする。
それもあと僅か。
明日は手袋がいるな。やはり軍手か。うむむ。

Feel So Free

昨晩は久しぶりに、スタッフとだけで飲みに行った。
ウチのスタッフはアトリエ系設計事務所とすれば、どちらか言えば平均年齢が高い。
よって残る平均寿命がおそらく短い。
そんな訳だから(だからこそ)将来の展望は現実的に話が向かう。
敢えて言ってしまえば、若いスタッフだと、
近頃の建築界の動向やら雑誌に載った建築作品の怖いもの知らずの批評になり、
それを基準にして将来の展望を語るに違いない。
とは言え、不安な?先行きの話も実感としての建築論議に違いないから、それはそれで良い。
自分が独立した当初、正直そんな事を考えた事が無かった。
どうにかなるだろう。としか考えずに独立したが、なかなかどうにもならなかった。
家族の助けや人の助け、ヨメさんの助けで、なんとか飲まず食わすでは無かったが、
日々手元の住所録をめくっては、人に会う事だけを思索していたり、
公簿ガイドをめくっては、賞金稼ぎにいそしんだ。
そんなだったくせに、ついついスタッフの将来が気になって聞いてしまう自分がいる。
はたしてそれは、自由なのか不自由なのか。常に自分への問いかけかもしれない。
今になっても答えは出ないが、大安吉日の宝くじ売り場を通り過ぎたのは一昨日の事。

Ivy ” In the Clear ”
Thinking About You
Feel So Free
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?id=44827592&s=143462
iTunes Store

世界はひとつ

tugai

近頃の趣味は?ネットで公開されている写真収集。
集めた写真をスクリーンセーバーがランダムに表示してくれる。
RSSリーダーに登録したお気に入りのフォトブログを、ひと休みに覗きに行く。
気に入った写真があれば、ダウンロードしてセーバーのアイテムに追加する。
始めの頃は風景写真や建物の写真が多かったが、最近は人物写真が増えた。
友達と遊んでいる写真や家族写真なんかもいい。
子供の成長を追いかける、親バカな様子は世界中変わらない。
たまには有名建築もあり、雑誌で見るのとは違うリアリティを感じる。
そうこうしていると、結構な枚数になった。
いろんな国の普段の風景を垣間見る内に、海外の人も、日本の人も、
写真に写し取る視点はそれほど変わらない事に気がつく。
きれい、うつくしい、たのしい、おもしろい、こわい、さびしい、、、と感じる事は
当たり前の事だけど、いろんな国の人が同じ様に感じている。
いや、自分とは違う風に感じているのかもしれない。
けど、ソコに興味を持ったことは変わりない。

例えば、こんなの
考える事は変わらないんだ。。て。
なんだか安心する。

営業さん

renga

本日の午後は何故か、突然の訪問者や電話が多かった。
タイミングよく入れ替わり立ち替わり、久しぶりの人と会ったり話が出来た。
何かあるのだろうか。不思議な感じがした。
その中に、某ゼネコンの気さくな営業さんがいるのだけど、
その会社と仕事をしたのは、かれこれ5年も前の事。
来て頂く度に毎回、センセ〜仕事ありませんか〜から始めって、営業大変ですね〜と終わる。
住宅の設計が主なので、コチラとしては滅多に一緒に出来るような仕事の
ネタを持ち合わせていない。に関わらず、年に2〜3度は顔を出してもらえる。
真面目な方なので無駄話はあまりされないけど、
人の良さが現れているから、申し訳ないので毎度ねぎらうばかり。
そんな人だから、なんとなく来てもらえるのが嬉しかったりする。
考えてみれば、こんな矮小事務所でもいろんな営業さんがくる。
多いのは、フローリングや仕上げ材などメーカーの営業さんだろうか。
材料は良いと思っても、中には悪いのだけどもう来なくてもイイヨと思える営業さんもいる。
押しの強い人もいれば、引きの得意な人もいる、押しているかと思えば引く人もいるし、その逆手の人もいる。
営業のスタイルは人それぞれ。冷静に見れば面白い。(人が悪いかもしれない。)
ところで、自分は一体どうなのだろうか。
仕事がなければ、始まるものも始まらない。笑って見ている場合ではないのだ。
フ〜。

課題

先日の夜、完成間近の住宅で玄関扉の引手を造ってもらう事になった作家でもある、
学科は違うが同じ出身大学の後輩と打合せを済ませた後、そのまま変に話が弾み、
その後輩は帰りの電車を危うく失いかけた。
たまたま知り合いの工務店の社長さんに紹介されての事だけど、
ひとつでも面白い事が何か出来ないかと、無理を言ってお願いする事にしたのだ。
どこでどんな人の出会いがあるか分からないけど、
こうして何かを残す事が大切な気がする。

以前から度々表札をお願いしているネットショップの表札屋さんとも、
たまたま施主さんが見つけたサイトから相談を始めた。
まだ一度も会った事がないのだけれど、
今回もまた、アイテムについていろいろ相談を進める内、話が広がり、
サイトでは紹介していないオリジナル商品を紹介してもらえたり、
次期商品のアイデアを教えて頂いたり、こちらからも感想を伝える。
そうすると、さらに面白そうなアイデアが浮んだり、より良くする工夫も浮ぶ。
出来上がったものを見れば、きっと次のステップへ応用出来るアイデアが詰まっているに違いない。
短い時間の中で、本当に納得の出来るものを作るのは難しい。
だけど、周りの人の助けでベストで無くとも、よりベターなものへ確実に近づく。

たまたま見たテレビ番組で、海外で活躍するカーデザイナーの方が、
コミュニケーションの大切さを力説していた。
より高次なデザインを目指すためにスタッフやパートナーとどのように接するのか。
本気で向かい合い達成出来れば、きっと良いものが残るに違いない。
今も、昔も、これからも一番の課題かもしれない。

一体どこに?

kaikou

完成が近づいて、現場が慌ただしくなってきた。
こういう段になってようやく、まだ決めていない細々とした事にいろいろ気がつく。
あ、あ、あ、と、それまであった時間は一体どこに?何をしていたのだろう。
終わりが近づくに連れ、施主さんへの連絡もついつい増える。
申し訳ないばかりだ。
後2〜3週間内の予定。せにゃ〜イカン事が頭を空回りする。
ひ〜。ふ〜。み〜。よ〜。

「 LiVES 」に掲載されました。

岡山の住宅「shamrock 0306」が掲載された雑誌『 LiVES 』が本日発売されました。
あ、昨日になってしまいました。
今回は、特集の中表紙を華々しく飾っています。嬉しい限り。
施主さんのブログも大にぎわい?喜んで頂けてなにより。ホッとひと安心。
はじめて施主さんにお会いしたときから、計画中、見積中、工事中、完成した後も、
そして今回の取材の時も、随分と時間は過ぎているはずなのに、
なぜか始めと変わらない雰囲気が誌面の中に現れています。
手掛けた物件の中では、他を大きく引き離して遠距離なのですが、
他と変わらない距離感でしか感じないのも不思議です。
( イザ、行こうと思うと遠いですが。。。f(^_^;) )
誌面を繰り返し眺めながら時間を逆行し、しばし感慨に耽ってしまいました。
施主さん始め、LiVES の編集の方々に感謝です。
以上前置き、以下本文。
「 今すぐ本屋へ!! 」


心意気

先週の土曜日は、スタッフを連れて現場にパテ塗りを手伝いに行った。
施主さんにも声を掛けて、一日だけセルフビルド?
舐めてかかったのが大間違い。やり始めて10分もしない内に気が遠くなった。
予算外の工程にこちらも文句は言えず、黙々と一日が過ぎる。
用意してもらったパテを粉から溶き始め、ヘラに取り壁になすり付けるは幾度と無く。
終いには腕が上がらず、箸もろくに持てなくなる。
帰った頃には頭も回らず、フトンに潜り込んだ。
とは言うものの、こうしたイベントは悪くは無い。
施主さんに家づくりを実感してもらえるし、自分もイイ勉強になる。
このあとパテの上にペンキが塗られ仕上がって行くけど、
自分たちの体験が記念となって塗り込められる。
ココ、庄司さんのやってた所や。なんてダメ出しを食らわない事を切に祈るばかり。
日曜日の晩に、NHKのトップランナーという番組を見た。
ゲストは蛙男商会のフロッグマンというほぼ同年代のフラッシュアニメクリエーターさん。
映画監督になる夢は挫折したものの、
出来る事から始めたモノ作りが、一世を風靡するコトになる。
脈絡はないけど、大事なのは心意気。と言う事にしておこう。
皆様、お疲れさまでした。

ノ〜スモ〜キング

No Smoking

日曜日にヨメさんとウロウロした後、モスバーガーでひと休みした。
その昔、モスは禁煙で無かった憶えがあるのだが、
いつの頃からか、ガラス張りの喫煙席なるものが出来ていた。
いまさらだけど、肩身の狭さがますます増してくる様な気がする。
喫煙席も大小イロイロあるけど、別の店では喫煙席でも食事ができるぐらいのスペースがあった。
が、この日入ったモスは、なんと寂しい事か、
山積みになった灰皿2つを向かい合わせに椅子が4脚置いてあるだけ。
フ〜〜、煙も吐かずにため息が出そうだ。
あまりの追いやられ様に涙がでる。狭すぎて煙たいからかも知れないが。
このところは、現場よりも事務所で図面や見積もりとにらめっこが多い。
一進一退しながら、ついついタバコに手が伸びてしまう。
帰ればヨメさんにケムリ臭い!と煙たがられ、無理な注文に業者から煙たがられ。
肩身の狭さがますます増してくる様な気がする。

若沖と江戸絵画

chou-chou

芸術の秋というワケ?で、昨日の日曜日は久しぶりに美術鑑賞。
京都国立近代美術館で催されている プライスコレクション「若沖と江戸絵画」展 に行きました.
18世紀・江戸時代の画家伊藤若冲を中心に、同時代後半の画家の作品が数多く飾られています。
現代のものは別として古い日本画と言えば淋派だとか浮世絵版画だとか、モチーフは多彩でも、
どこか様式美みたいな印象がありますが、今回のプライスコレクションに集められた作品群は、
もっと自由に、卓抜した技量と挑戦的な表現が圧倒的。
日曜日だから仕方ありませんが、後ろから聞こえてくるオバちゃんの鋭いツッコミに思わず頷き、
カップルの甘いボケに疲れながら、感嘆とため息の連続でした。
う〜ん、こんなに描けたら面白いだろうな〜、と無イ物ネダリな感想が一番正直なところ。
人混みには疲れましたが、来た甲斐は十分ありました。
ちなみにオフィシャルブログは、全作品が載ってとても充実しています。

くもり空

denchu

今夜は、先日完成した住宅の施主さんの計らいで完成慰労会。
施主さん、監督さん、大工さんにスタッフと男5人で、
ざっくばらんな会話を楽しんだ。
現場の苦労話から始まり、世相の話、今の仕事に関わる様になったいきさつ、引っ越し歴やら経験談。
住まいを設計するにあたり、出来るだけいろいろな話を聞く様にしていても、
お酒の勢いもあるかもしれないが、はじめて聞く話はまだまだ多い。
こうした機会が始めにあれば、住まいのアイデアも全く違っていたかもしれない。
足らずを感じつつ、ようやく出来た住まいを思い起こす。
もっと柔軟な考えがあったのかもしれない。
出来た物件を反省するよりも、配慮不足の過程を反省すべきだろう。
施主さんの人生の蓄積を追うだけが、新しい住まいの全てではないが、
その人の原風景をどこか表現できれば、愛着も深くなるに違いない。
そんな事を思う。
何はともあれ新居は完成し、施主さんのこれからの蓄積のひとつになる事に間違いは無い。
施主さんと関係して頂いた方々に感謝する。

お開き

先週の土曜日に、完成した住宅の内覧会をこじんまりと行いました。
その晩は、監督さんと大工さんとスタッフと4人で、
現場近くの居酒屋にてこじんまりと打ち上げをしました。
終わったからこそ聞ける、はたまた言えるネタを肴に、四方山話。
短くても数ヶ月、半年と付き合えば、それなりにエピソードは出来るもの。
最初はお互いに、相手の出方を待つ様に牽制していたものが、
最後はお互いに、相手の出方を挫く様に牽制しています。
そんなやり取りももうおしまい。
仕事の話が、なぜだか恋愛論にすり替わり、気がつけば終電近くのエエ時間。
次の日の朝は引渡。慌ててわらわらお開きとなりました。

日常の風景へ

sora

今朝、特急と急行を乗り違えて、竣工写真の撮影に少し遅刻してしまった。
目的直前の駅で待ちぼうけ。
目の前を特急列車が通過して行った。あとたったひと駅なのに、あらら。
撮影の物件は駅から出ると、もう目の前に見えている。
ホームからも見える。
特急は止まるけど他社線の連絡駅なので、周辺は住宅地で思う程には開けていない。
それでも駅の出口から続く細い道に人通りが多い。
閑静な住宅地に少し古めのモダンな家もあれば、南欧風の建売り住宅も並ぶ。
それらと比べるとあきらかにガルバリウムの外壁は異彩を放っているのも確かだけど、
ちょこんと愛嬌のある小さな家の姿が、意外に人目を引いている。
道行く人が皆、何気なく覗き見したり、見上げているのが面白い。
立ち止まる人もいれば、うっかりつまづく人もいた。
それでも、そこで生活が始まり、直に街に馴染んで日常の風景になっていく。
もしその家の窓に明かりが灯っていない日の夕暮れに、通学や通勤、買い物で、
前を通る道行く人にどことなく寂しく思ってもらえるだろうか。
そうであってもらえるとちょっとばかり嬉しいのだけれど。

記憶力テスト

relief

雲ひとつ無い晴天に恵まれ、竣工写真の撮影が終わった。
タイミングが合わず、既に住み始めてからの撮影となると、
施主さんに迷惑を掛けてしまうしで、いろいろと大変になる。
だけど折角の撮影なので、出来るだけきれいに写してもらいたいし、あげたいしで、
ホント身勝手ながら、家財道具や生活小物をフレームの中に入らない様に移動させて頂く。
今日のお題は壁掛けの小物入れだった。
撮影開始に中のものを、トレイをお借りしてスッカリ出してしまった。
約7時間後。
撮影終了を合図に、さ〜元に戻そうと思っても、???これはどこだったっけ???
憶えていたつもりのハズが、すっかり分からず、記憶力の無さに閉口する。
が、デジカメさまさまのお陰で、なんとか「それらしく」直し終えた。
記録のつもりで撮った小物入は、白い壁に光を受けてながら浮んでいた。

足元を

tower

今日、2つの建物を本サイトにアップしました。
ここしばらく、(終いには合間でなくなっている)合間を縫ってページの更新に格闘していました。
ついついブログをさぼっていましたが、なんとかようやく完成。
溜まる仕事が気になると、頭の後ろの方に焦りだけが溜まっていくのが分かります。
ようやく解放され、フ〜と深呼吸が出来る気分になれました。
楽しみ半分仕事半分のサイト作りですが、これも営業活動だ〜と思うと結構ツラく、
文面を練っている内に当時の事を鮮明に思いだすと面白くもなりで、進めながら一喜一憂してしまいます。
欲を出せば膨らむばかりなので、文面に書ききれないエピソードやお気に入りの写真が、
陽の目を見ずにこのまま眠ってしまうのは、いつも惜しい気分になります。
かと言って、そんなコトばかりやってもらっては困る、ですよね。

久しぶりにサイトの作品更新をやって感じました。
今ここでも、こうして書き込んでいるブログはなんて便利な道具なのだろうと。
反面、どこか気持ちが伝わらない気がする。ナゼ?
もちろん誰もがそうだとは思いませんが、
ブログの更新が安易な為なのか、手間の掛かるホームページ作りの方が気持ちが入る気がします。
誤解の無い様に断っておけば、ブログを否定している訳ではありません。
むしろ自分自身が便利な道具に引きずられている、そんな気がしたからです。
ブログを使って、家づくりのサイトを楽しんでいるお客さんや世の人が大勢いる中で、
こんな事を言っては怒られるかもしれません。
デザインやツールは日に日に開発され、改善され、洗練されていきます。
ひと昔前のそれが野暮ったく思えるのは、こうした仕事に関わっているから余計かもしれませんが、
こうしたデザインやツールの元を作っている人は、その基礎過程を踏まえて今があります。
出来上がったものを安易に使って、さも自分が出来ている様に感じる事は危険な事に違いありません。
サイトの更新をやってみて改めて思う事は、
出来上がったものを使って楽しむユーザーでは無く、元を作るクリエーターでありたいという事。
何もかもそんな事が出来るとは思いませんが、ひとつぐらいはそんな事をやりたいものです。
現実に今あるものを否定しても始まりません。常に考えるべきは、
それが今あるプロセスを踏まえ、それがより生きる何かを掴まなければ、次のそれは創れない。
足元が悪ければジャンプはできません。

格好ばかりつけていては、反省すべき自分の姿が浮ぶばかり、恥ずかしいのでこの辺でオシマイ。
本サイトの方もお楽しみください。
もちろんブログは続けます。

サンプル

sample

現場でサンプルを並べて、施主さんとあ〜でもない、こ〜でもない。
建物の外形が見え始めたとは言え、イメージはなかなか掴めないもの。
施主さんと一緒に悩んでいる内、自分の中でも迷いが生じる。
始めにイメージはあっても、いざ並んだサンプルを見ると、
今まで想定外だったものに、意外に目がいってしまう。
それまで黒だと思い込んでいたものが、白になってしまう事もある。
特に木材。天然が故に、素地のきれいなものが現場に入ると、
それまで塗りつぶしてしまうつもりのものが、惜しくなることが多い。
一歩引いて、もう一度考え直す。
あ〜やっぱり、いやいやコレ、いや待てよ。ブツブツブツブツ。
そんな事を繰り返すうちに、やきもきする現場に怒られる事も多い。
結局、一度で済まないこと度々。
優柔不断な設計者に付き合わされる周りは、ホント気の毒かもしれない。

話は180度変わって、
帰りの改札口で、先に出ようとした外人さんが切符の在処を忘れ立ち往生していた。
後ろに並んでいる私に気づき、「ゴメン」と頭を下げた。
なんでだろう、なんか違う気がする。。。

完了検査

landmark

完成まではもう少し「あと僅か」だけど、
クロス屋さんが慌ただしい中、午前中は完了検査だった。
昨今話題になっている民間検査機関による。
だからどうしたと言う訳ではないけど、完了検査は検査員によって随分と見方が変わる。
もちろんある程度チェック項目は揃っているから、人が変わろうが必ず確認する箇所はある。
が、それから外れているのだろうか。
検査員の経験や個人的な考えで、指摘されたりされなかったりする部分もある。
中には指摘部分を差しながら、設計士というものは、、、と説教?を始める人もいれば、
わしが現役の頃は、、、と昔話をする人もいる。
変わった住宅やね〜どんな方が、、、と詮索する人もいれば、
いや〜勉強なったわ、、、と感心してくれる人もいる。
友人から聞いた話の中には大きな声では言えないが、
個人の住宅だから、施主が責任を持って納得すればいい。なんて言った人もいたようだ。
建築をはじめて知った事の一つは、法律の曖昧さ。
各々の解釈の違いで微妙にニュアンスが変わる。
完成を楽しみにしている施主さんがいるのが分かっているから、見方も甘くなるのかもしれない。
さてさて今日の驚きは、指摘の内容では無いけど、
報告事項をメールで連絡しても良いと、スタッフから聞いたことだった。
時代が進んでいると言うのか、サービスが進んでいると言うのか、
これって一応は公の検査では?それで良いのだろうか?
なんだか自分が遅れている様な気がしてしまった。

水平垂直

本ページの作品のアップがなかなか出来ずにいたので、
ようやく腰を上げて、竣工写真のスキャニングを始めた。
プロの写真家さんの写真改めて見ると、やっぱり違う。
当たり前と言われそうだが、水平垂直になっている。
偉そうにも自分の一眼レフカメラで撮った同じ様な建築写真を
いざじっくり見ると、これが意外に水平垂直が取れていない。
中には安物だけどわざわざ三脚を立てて、しっかり確認したつもりが、
コンピュータに取り込んで画面に大きく映し出してみると、
んん、なんだか水平垂直が取れていない。
なんて事が結構多い。
オッカシイィナ〜、オレの目もしかして歪んでる?
ため息をつきながら、仕方なしに角度を調整すると落胆。
こればかりは機材の所為には出来ない。
注意力と観察力が足らないのだ。そう思うと、さらに落胆。
まあ、いい。写真は楽しむに限る。
フォトブログを流し見ながら、レンズが欲しくなって来た。
反省はさらに足らない。上達の見込みは薄いかも。

理想を胸に

先週末は友人の作品を見学させてもらった。
その晩は別の友人事務所のスタッフが退所することになり、送別会に参加。
それぞれの場所で、内容は違えどいつもながら建築や仕事や日々の話。
こんな仕事だからかなのか、皆がそれぞれ理想を胸に秘めている。
所長と所員の思いの違いや、微妙な行き違い、すれ違い。
どこにでもある話だけど、ざっくばらんに聞けた気がする。
つい眉をしかめそうになる話もあれば、ナルホドと頷ける話もある。
所長は気にしないと言いながら、気になっている事が多く、
所員は気にしていると言いながら、気にしていない事が多い。
きっと逆もあるはずだけど、逆転してしまった今の自分の立場を思えば、
気になる事は紛れも無く増えてしまった。
今さら戻れないが、戻りたいとも思わない。
そんな中で、胸の理想を高める事だけはホント骨が折れる。
だからなのか大変な事も多いけど、その分面白い事も多い。

秋空

miageru

最近は長袖シャツが丁度よいぐらいの気候になってきました。
何となく空も秋めいて、どことなくもの寂しい感じもしたり。
現場に行っても、なんとなく空を見上げてしまいます。
暑い最中のコンクリート工事が遠い昔に感じていたり。

あと僅か

sankaku

ようやく足場の外れた現場の、小さな住宅を見上げると、
主張をしているようなしていない様な、不思議な感じがした。
道路斜線でやむなく三角に切り落とすしか無い屋根裏部屋のような3階が、
大人にはどうでも、子供には楽しそうな空間に仕上がっている。
変形地で敷地のラインに馴染む様に計画した平面なので、
タテもヨコも現場の大工さんには、手間の掛かる仕事には違いないけど、
掛かっただけの手間が、住まいの楽しさに繋がってもらえる事を望むばかり。
灯台のイメージを施主さんがシンボルにした。
明かりが灯るまで、あと僅か。

団欒

danran

久しぶりに岡山の shamrock0306 へ。
訳あって、きれいに片付けられた住まいで楽しいひと時を過ごさせて頂いた。
普段の散らかっている様子は、もちろん知らないけど。
この日のために今月はお掃除月間だったそうだ。
趣味のアイテムが所狭しと飾られていて、楽しんでいる様子が伺える。
打合せ時分、現場時分と変わらない?会話が今も続いているような感じがした。
今度来る時も変わらない気がする。
変わるのが子供たちの成長だけでは、困るのだけど。

勉強熱心

concrete

型枠がスッカリ無くなり、現場がスッキリした。
今週も雲行きは怪しいだろうと思っていたら、意外に晴れの日が続いている。
そのためか、むき出しになったコンクリートの建物でも中は思った以上に明るい。
外側も養生シートがはずれ、前面道路からも見てもどことなく変わった建物が立ち上がった事が分かる。
普段から大概どこか変わった建物をやっている事が多いから、
道行く人の視線を感じることは多いのだけど、今日は、
通りすがりのバイクに乗った男の子が、わざわざ止まってデジカメを向けていた。
京都は大学が多いので、どこかの建築学生かも知れない。
建築中の建物の写真を撮られている様子を見たのははじめてだったけど、
自分の学生時代にそれはなかった。彼はきっと勉強熱心なのだろう。
そんなのどかな秋晴れだった。

バナナ1本

juice

「みっくちゅじゅーちゅ」が軟派なイメージなら、コレは硬派なイメージか?
地方に行くと、見た事の無い知らない缶ジュースを見つけたりするものだけど、
神戸、地元でこんな発見をするとは思いもよらない。
しかも、こんなにベーシックでオーソドックスなジュースが今まで無かった。はず?
紙パックならあったような気もしなくもないが、缶ジュースは初めて見た。
迷わず買って手にした。
但しクリックして大きくして見てもらえば分かるが、バナナと豆乳の濃いおいしさ?
豆乳を使った健康感を押し出したのが、ちぃと悔やまれる。しかも成分表をデザインしている。。。
やっぱり軟派かもしれない。
元祖ミックスジュースと言えば、阪神梅田の売店ウラ。
絶える事無くミックスジュースが売れていく光景は圧巻だ。
茶店に入れば、ミックスジュースやバナナジュースは定番。結構好きなので頼む事も多い。
濃厚な具合のジュースが出てくれば、思わず顔をほころばせてしまう。
で、この1本。いや、結構イケル。悪くないかも。
高校時代はクラブのあと、ピーチネクターばっかり買っていた記憶もある。
その再来は無理としても、今度いつ出会うか分からない。
個人的には「バナナ一発」ぐらいのくだらないギャグで攻めて欲しかった。
そうすれば硬派度はグンと上がった。ハズ?

偏頭痛

永く肩こりとつき合っているが、あまり偏頭痛になる事は無かった。
はずなのだが、このところ偏頭痛が治まらない。
この2、3日ブログをサボっていたのは、工事監理関連の講習会を受けることになり、
普段怠っている勉強をして、使わない脳みそをオーバーヒートさせてしまったため。
昨日は一日テキストとにらめっこしていたから、さらにコジラセテしまったかもしれない。
今日の講習の最後はテストがあったから、払った受講料もムダにはできない一心だった?
建築士の試験勉強をしていたのは、すでに遠い昔の記憶で、
頭の中で化石になりかかっていた数字や文言を目の前にして度々凍り付いていた。
それもようやく解放され、明日には偏頭痛も治っているはずである。
ただ、久しぶりに改めてお勉強して気がついたのは、
普段実務でより深く理解している知識もあるにせよ、
全般に関連づけて深めている知識が実は少ないことだ。
もちろん多岐にわたる建築工事すべてに関わることなど一生かかっても出来ないし、
今回のお勉強の何かが、明日すぐに役に立つ訳ではないだろうが、
一歩引いて客観的に見る(感じる)機会に恵まれた気がする。
実務を踏んでようやく、あ〜なるほど、そう言うことか、と思った訳だ。
そう思うと、大学時代にもう少し真面目に勉強しておくのだった。
そうすれは、気がつくのももう少し早かったはず。
今更遅いと言うこともないはずだから、偏頭痛にならない程度にお勉強は続けておこう。

棟上げ

muneage

待ちに待った棟上げ式。
昨日晩は、施主さんの取り計らいで楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
ざっくばらんな会食の中、だれがこんな難しい建物にしたの?と、
笑いながら、首謀者に白羽の矢が突き刺さる。(誰?)
若い監督さんは、皆に工期を迫られ困り顔。
そんなこんなでも、出来上がる建物に愛着を持ってもらえれば何より。
この後も、安全に順調な工事を望み、解散。
皆さん、お疲れさまでした。

アンテナ

yane

工事中建物の屋上に上ると、ご近所の屋根が間近に迫る。
高い建物が周りに少ないため、テレビアンテナがニョキニョキと生えている様に見える。
建築に携わるからこうした風景は珍しい訳ではないが、日常的な風景でもない。
ケーブルテレビや光ファイバーなどのブロードバンドで、
きっとアンテナの数は減って行くだろうから、
この屋上に立つだけで時代の流を感じる事もできるような気がする。
ついこの間、ブログで紹介していた平屋の家はアンテナが付いたけど、
最近設計する住宅にはアンテナがほとんど無くなった。
考えてみると、理由は別だが、なぜか同じスタッフが担当した物件にはアンテナが付いた。
アンテナに縁があるのだろうか?
そんな事より、自分のアンテナをもっと磨かないといけませんが。