えべっさん、よろしゅうに。

EBISU

毎年「えべっさん」の三日間、事務所の周りは騒然となります。なにしろ同じ町内ですから、エラいコトになってるわけです。宵宮の晩、事務所のすぐ目の前で福男の受付やってたりして、打合せから帰って来て事務所に戻る際にガードマンに止められたり。「ウチの家そこやねん」とか言って通してもらいましたが。

ということで、この景気良さを少しでも授かりたいと、毎年必ずお参りに行きます。今年は、宵宮の晩にスタッフと商売繁昌祈願。残り福にヨメさんと商売繁昌祈願。本宮は、私用で行けず。どの日もお天気良くてエラい賑わい、さぞかしえべっさんは顔がほころんだ事でしょう。お守り買うて、笹買うて。おでん食って、たこやき食って。ビール飲んで、カレー食って。(宮崎名物?)肉巻き食って、たいやき型のお好み焼き食って。えろう散財しました。

せやし、今年もよろしゅうに。

EBISUEBISUEBISUEBISU

謹賀新年2010

 コチラに「おまけFlash」あります。

あけまして おめでとう ございます

慌ただしい年末もなんとかやり過ごし、年越しは恒例になった家族旅行を楽しみました。と書きながら、実はやり過ごせぬまま正月明けから年賀状に向かっています。きっちり頂いた皆様、まことに申し訳ありません。。。
去年はこれまでに無かった目紛しさに 、すっかり翻弄された気がします。ただ忙しいと言うことではなく、目を背けていた建築業界の急変について行くのに精一杯だったと思います。未だ乗り損なっている不安感が拭えませんが、一歩一歩しっかり足固めをしなければ、いつ転んでもおかしく無い。ただ、精進するしかありませんが。

ホームページやブログも昨年終わり頃は全く更新らしい更新もロクに出来ずじまい、なおざりになってしまいました。そのくせに気晴らし兼ねてホームページのデザインを一新してしました。内容はろくに増やせずままです。フォーマットの揃っていないページなどもぼちぼち修正して、少しずつでも見やすく楽しいサイトになるようにしたいと思っています。ご指導の弁も頂ければ幸いです。
毎年思うのですが、今年こそは気張らず気楽に細く長く書きつづっていきますので、よろしくお付き合いください。年始早々にひとつ住まいが完成します。近々ご紹介できると思いますので、気が向けば覗きに来て頂けると幸いです。

旧年中お世話になった方々に感謝し、寅年もまた心機一転、気持ちよい住まいつくりに専念したいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

岸和田だんじり祭り

Danjiri Festival

初めて、岸和田だんじり祭りに行ってきました。先日の服部商店さんの近くの食堂に貼ってあったポスターを見つけての思いつきです。

ホームページで見つけた案内マップを片手に岸和田の街道をウロウロしていると、遠くから声が近づいて来たかと思えば、アレヨアレヨと曵き手の列が連なりはじめ、しばらくするとお囃子賑やかに地車がやってきます。うねった道沿いの見せ場を近くで堪能しようと思っても「コラっ!そこは危ないで、アッチ行かんか!」てな調子で、押し避けられ。

地車もさることながら、街一帯が祭りに染まった風景もまた面白いです。地元の人が道端のあちらこちらで談笑する様子。ハッピを着せた子供をチャリンコで送り迎えするお母さんたちの様子。一体感のある街の様子に少しうらやましささえ感じます。

名物の「くるみ餅」も美味。ひさしぶりに休日気分に浸れました。

関連サイト

各町のハッピ柄がたくさんあって楽しみます。

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光ネット開通〜不親切なIT〜

BATTA

ようやくですが、この水曜日にP_kan事務所は光ネットに切り替わり、ブロードバンド時代の幕開けを迎えました。

大袈裟なもの言いはともかく、この3日間で実はもうクタクタです。水曜日、お昼をまたいで若い兄ちゃんたちがせっせと切り替え工事をしてくれました。無事終了し、工事完了のサインをして、さあ光通信だ〜と喜んだのはつかの間。IP電話とネットワークに繋がったプリンタが使えない。え!?

事務所のFAXは今までIP電話を利用していたのですが、すでに大勢の方にお知らせしている訳で、名刺にも記載してるし、光電話になったからと直ぐに止められない。追加料金が発生するけど、そのまましばらく継続しようと、IP電話用のアダプタも取り寄せていた。が、これが直ぐに設定出来ない。説明書をみてもよく分からない。きっとこうに違いないと結線を済ませて、アダプタの管理画面をPCで映し出し、プロバイダーから以前にもらっている設定内容を入れ込もうとするが、なんか表記が違う。このカタカナは、一体どのカタカナ?なんでこんなに分かりにくいのか。そんな事をしているだけで、もう半日。すでに嫌気がさしてきた頃になんとか接続できた。

で、問題はプリンタ。ネットワークに繋がったCanonのレーザープリンタである。印刷できないと仕事に差し支えるから、手ばやく設定を済ませたい。ところが、どうにもこうにも、ネットワーク上のプリンタが認識されないでいる。ナンデ?いままでなんの事無く使えていたのに。。。アレコレしてみてもウンともスンとも言わない。試しにPCと1対1でつないでみる。ちゃんと動く。なのに、ネットワークに絡めると全く認識しない。参った。。。。
こんな時に限って、仕事の電話がひっきりなし。コッチもアッチも頭が混乱してくる。ネットを探って、同じ様な事になっている人はいないか。もらいもののプリンタだからマニュアルも手元にない。ネットで探し見ても見つからず、なんとか拾えた型番の古い機種のマニュアルPDFを眺め倒す。が、思う様な情報が得られず、半ば諦め状態になってまる二日になろうとしていた。
もうアカンと思いつつも、最後にキーワードを変えて検索。おや、近しい症状の記述。が、しかし、肝心な解決策が分かりづらい。ま〜それでもきっとコレだ。うすうす分かってはいたけど、どう設定すれば良いかが分からなかったところ。スタッフに「再チャレンジ」など言いながら、LANケーブルを差し替えながら、プリンタとPCのセッティングをしてみる。「ウィ〜〜〜ンン」試しのテキストがプリントされた。工事終了から、約50時間後のコト。ホント、クタクタです。

ちなみに問題だったところは、プリンタの出荷時に割り当てられた固定IPアドレス「192.168.1.200」が、光ネットのルーターに変えたところで使えず、ルーターのアドレスが「192.168.24.1」であったコトから、プリンタのアドレスを「192.168.24.XX」に変更しないと、同じネットワーク上に認識されないというだけの事。書いてしまえば、たった一言のことだけど、これを理解するのに三日かかった訳です。トホホ。
それとしても、多少心得のある素人ぐらいなら理解できる記述が、ルーターのマニュアルに記載されても良いのに。ITはまったくもって不親切です。

久しぶりの近況 〜 友人M氏の結婚

tomato cucumbers ...

すっかりご無沙汰しています。

約3ヶ月近く、ここまで書かずの間が開くと、さすがに書き始めに躊躇しますね。たった3ヶ月?と言え、振り返ると結構いろいろあります。その以前もスッカリ、更新が滞っていたので溜まりに溜まっている訳ですが、いざこうして書き始めると、どうしたものやら。いまだ躊躇しています。

事務所の仕事も竣工した物件もあれば、着工した物件もあります。順に書くべしでしょうが、そうも言ってられそうにありません。ぼちぼちと再開しますので、こりゃアカンと思われず、たまには覗いて見て下さい。記録として、時間軸に沿いたいので、頭に更新されない事もあります。ご容赦のほど。
(右欄の「最新の記事」にご注意ください。)

昨晩は、大学時代の友人M氏の結婚お披露目パーティーに誘われ京都まで。おおよそ10年以上振りです。彼は今は注目される映像作家でもあり、学生時代から精力的に作品を発表する常に刺激をもらえた友人の一人です。夜な夜な議論を交わし、良く遊んだものでした。一年先に卒業しこちらは仕事に追われ始めましたが、時たま便りをもらい、 変わらずの活動振りに合わずとも刺激を受けながら過ごしていました。
10年振りで会った彼は全くその当時と変わらずの美男子振り。(少し丸くなったけど。。。) 久しぶりの再会に、時間の長さが全く感じられず、学生時代と変わらぬ会話ができました。
そして、作家活動を続ける彼の廻りに集まった人の中には学生時代にお世話になった方もいたり、実はオレ、美術大学にいたのね。って改めて感じてしまうひと時になった感じです。

久しぶりの刺激を、仕事の中でも持続したいですね。
まずは再会&再開の一言でした。

外礒秀紹展

MU-HidetsuguTonoiso

連休の合間、立体造形作家の友人から大阪のギャラリーで展覧会をしている知らせをもらっていたので、きっと今日なら会場にいるにちがいないと踏んで最終日の終わり間際を狙ってでかけた。案の定、6組の作家が催している広い会場に外礒氏を見つける。

彼の作品をまじまじと見るのは随分久しぶり。年賀状のやり取りはずっとしていたので離れた気はしないが、おそらく10年以上は開いている。黙っていれば哲学者的な風貌で小難しいことを口にしそうだけど、話せばお茶目な感じは学生時代から全く変わっていなかった。並んでいる作品もなにか言いたげな感じなくせに、しょうがないから並んでやってるんだとも言っているようにも思える。少し馬鹿にされた感じもしなくでは無いが、そんな訳だから天井の高い空間に堂々と鎮座していた作品が楽しく思える。

芸大出身といっても同じ出身大学の同じ年代の現役作家の友人は、考えてみれば彼ぐらい。もっと応援しないといけないな。会期は過ぎてしまったから、折角の紹介も案内にはなりませんが、どこかで外礒氏の名前を見つけたら、是非足を運んでみて下さい。

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観覧車でタイムスリップ

Ferris wheel

ほとんどひと月振りの書き込みです。しばらくプレゼンも重なり目の回る状態で、廻りを見渡す余裕もスッカリ無く過ごしておりました。この後もしばらくバタバタは続きそうですが、昨日一昨日は帳簿の整理から確定申告まで一気に済ませてひと段落。ついでに建築士法の改正で年一度の報告義務やらも終わらせて、ようやくとは行かずともちょっと小休止の気分になっています。
そんな訳でブログに書いておきたい事も色々あったのですが、このままどんどん流れて行ってしまうの前にぼちぼちと書いておきたいと思っています。

先月末の土曜日に淡路島へ渡りました。久しぶりにキチキチハウススナッグに寄せてもらったのですが、変わらぬ様子に時間が戻りなにやら緩やかな感動がありました。共にベニヤ板の床はすっかり生活に馴染んで手触りも良く、使い込んだいい味になっていたのが時間の経過を教えてくれます。
行き道で立ち寄ったサービスエリアの観覧車が、時間を逆行する入口だったかもしれません。

今晩は、スタッフと久しぶりに焼き肉を食べに。香櫨園駅近く「焼肉のまめ牛」初めての来店ってことで、気さくにサービスしてくれたのはよいですが2人にしては結構なボリューム。腹一杯になり、満足度大でした。

下の画像は、我がマックの様子。我がおつむも只今まさしくこんな具合です。

grandperspectiveGrandPerspective:Mac OS X のディスク容量を視覚的に表示するユーティリティです。 | Bridge 1 Software

チョコっとカレーとアニメーション

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先週末バレンタインの日に、ヨメさんと義姉さんとで西宮にあるカレー屋さんで催された映画上映会に参加してきました。

西宮を中心に、関西のショップ、カフェ、ギャラリーなどで上映活動を行うグループ「ノマドキノ」をしばらく前に発見し、一度行ってみようと思っていたところ、たまたま事務所から歩いても行ける距離のカレー屋さんで上映会の案内を見つけので、早速申し込んだ次第。夜8時半からのスタート。上映はDVDをプロジェクターで映す簡素なものですが、映画好きそうな若い人達に紛れたオジサンオバサン?が店の一画を占領したわけです。観客は15名ぐらいでしょか。カレー屋さんの席に座って、少人数でまじめに映画を見るというのもなかなか面白いものです。見終わった後に美味しいカレーを食し、デザートまででてきます。

今回の演目はフランスアニメ界の巨匠ミッシェル・オスロの「プリンセスプリンス」。影絵のような手法で製作された短いアニメーションがオムニバス形式で6作品。どの作品もウィットにとんで、面白かったです。日本が舞台、しかも西宮が出て来たり。

写真は、この日にヨメさんとスタッフにもらったチョコ。ウィットに飛んでます?

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鉄人と握手!?

rising sun

先週木曜の晩、仕事から逃げて「鉄人28号」を観た。テレビや映画でなく、南果歩が金田正太郎扮する演劇です。ヨメさんの仕事関係から招待券を入手、監督がアニメ「甲殻機動隊」の押井守 (Wikipedia)とあって、実はウキウキと行って来た。(結構オタクだな。。。)

好き勝手な言い草だが、芝居自体を期待していた訳ではないので、期待してなかった分楽しめたかもしれない。ヨメさんの隣に座っていたご年配の方はよ〜分からんと漏らしていたようですが、よ〜分からない映画を作り続けて人気の監督作品としては、むしろ分かりやすいエンターテイメントだった。正直、やはりスクリーンで見せてもらった方がずっと楽しめたとは思うけど、舞台の真ん中に鎮座する膝つき7メートルの巨大な鉄人の姿は圧巻で、映像監督らしく美術はとても手が込んでいたと思います。しかも最後には動いた!

そんな訳で行く前にネットで下調べしていたら、押井監督はイベント事には結構顔を出しているとの情報。大阪公演の初日だし、もしかしたら本人に会えるかも。なんて淡い期待をしていたら、公演が終わってロビーに出たら本当に見つけてしまった。
意外に小柄で、風邪か花粉症か(顔を隠していた?か)マスクを掛けていたせいなのか、腰の低い感じで集まるファンに対応していた。そのままついつい、僕以上にそわそわするヨメさんと共に順に後ろに並んでしまう始末。が、押井監督の前に立って、何も言えず。。。

楽しんでいただけました?と気さくに聞かれたところに、鉄人がすばらしかったです。ヨメさんの宙に浮いた答えが唯一でした。それでも握手をしてもらたものだから、芝居の鉄人を観た事以上にアニメの鉄人と握手できた事で、この日の晩は至極ご満悦でした。 

そう言えば、小学生の頃に阪神百貨店のイベントで手塚治虫に握手してもらった事があります。最初の鉄人との握手はこちらかもしれません。手塚治虫も押井守監督もふくよかな手をしていた感触が残りました。

今週はずっとヨタヨタ

catwalk

今週はずっとヨタヨタして、全く締まりがなかった。

日曜日に友人の設計した住宅を見学させてもらって大阪から帰って来たら、風邪を曵いたか単なる食中りか強烈な腹痛に見舞われて、その夜はほとんど眠ることさえ出来ずにいた。月曜日に無理して事務所に来たものの全く仕事に手がつかず、トイレからハナレラレズ、早々に切り上げてとうとう医者に駆け込んだ。女医さんにアッサリと風邪薬と整腸剤を処方してもらって点滴をしてもらった。(実は初めての点滴体験!なのに1時間の点滴に腹の調子は許してもらえず。。。!)ただただ災難が過ぎるのを待つばかり。この夜も、1、2時間置きに起こされる。火曜日も事務所にいたが危うさを孕んだままヒヤヒヤして過ごすものだから、集中力が全くない。それでも夜にちょっとした集会に参加。チューハイをチビチビと。水曜日にはようやく治まったが、どうにも心もと無かった。木曜日は現場で一日をやり過ごせたのでコレは完治と思いきや、金曜は午後から西脇まで行った帰りに腹が減って、欲望に任せて濃厚ラーメンを食してしまい、驚いた腹がまたもや調子を崩してしまった。本日土曜日は一人事務所でおとなしく過ごしたが、スッキリ感は未だ来ずまま。今に至る。

去年も正月明けにカキに当たったか風邪を曵いたか分からない酩酊状態に陥ったが、どうも年初めに体調を崩すのが恒例になってしまった。気のゆるみと言われても、言い訳のしようが無い。来週は、まず腹を引き締めんとエライ事になりそうです。

ほたるまちで打合せ

Hotarumachi

午前中、大阪の「ほたるまち」の喫茶店にて打合せ。幾度か通り沿いからは見ていたけど、区画の中に訪れたのは初めて。ただ見上げるばかり。情緒的なネーミングだけど整然と並ぶ建築が量感的で圧倒的な印象を受ける。ホタルになっているのが此処に住む人々や、此処に来る人々だと思うと、むしろ寂しい気もしなくもない。それともホタルを見る為に此処に住み、来るのだろうか。感心はしても、思ったほど魅力を感じるというものでは無かった。土曜日の朝のビジネス街で人気が少ないからと言う訳ではない気がする。

このほたるまちがある大阪福島界隈は下町がまだ広がり、古くからの大阪っぽい街並や古びれた興味そそられるお店も多い。個人的にはどうしてもそちらに魅力を感じてしまうものだから、これは単に貧乏性なのかもしれないな。

正月の家族旅行を挟んで年末からずっとバタバタしてたのが、今日は打合せをふたつ終わらせて夕方は気持ちがちょっと緩んだものの、来週からまた焦ってヤランとイカン仕事の事が気にかかりはじめると、自分はホタルっていうよりバッタかもしんないって気がしてきます。

HotarumachiHotarumachiHotarumachi

道後温泉本館(愛媛県松山市)

Dogo Hot Spring

今年の正月は、ここ2、3年恒例の家族旅行で松山の道後温泉に行ってきました。瀬戸大橋を電車で渡るのも初体験。大晦日の夕方に松山に着いて、路面電車で道後温泉へ。久しぶりに乗った路面電車に大人げなくウキウキして、日も暮れた道後温泉のアーケードのお土産屋さんを眺めつつ旅館に到着。

ゴ〜セ〜な夕食をたらふく食った後もたれた腹をさすりながら、まずは道後温泉本館へ。明治27年に建てられ重要文化財でもあるこの湯殿の中には、又新殿と言う皇族専用浴室があります。今は使われていませんが見学が出来ると言う事で、お風呂に入る前にひと回り。昭和天皇が浸かられたという庵治石の浴室は、石材だけで1億5千万円だそうです。ひえ〜。って感じですが、見た感じはどちらか言えば質素。実際に使われた時にはさらに、桧の板でわざわざ囲われたそう。天皇様が普段桧風呂だったので気を効かせたつもりが、質素倹約に努められる思いからすればいらぬおせっかいだったそうな。と、案内の方がおっしゃってました。
見学の後、プライベート感覚?な霊の湯(たまのゆ)で、ボ〜っとひと息。ちょっと深めの浴槽で、長く浸かるにはちょっと微妙でしたが、落ち着いた雰囲気の浴室でした。
湯から上がった後に、夏目漱石が宿泊したと言う「ぼっちゃんの間」を見学。ここに来て文才の差はご勘弁のほど。障子の隙間から覗ける街並は、当時と違っては想像力で補うしかありません。さすれば、街行く人がタヌキやマドンナに見えぬ事もありませぬ。
元旦の朝、もうひとつの神の湯(かみのゆ)に入りました。こちらは銭湯気分満喫の大浴槽。柱梁の行き交う脱衣場もなかなか風情があります。今時のスーパー銭湯では味わない良さが充分楽しめます。と言う事で、泊まった旅館のお湯には浸からぬまま。

道後温泉を後にちょっとだけ松山巡りをして、今回の正月旅行は終わりです。それにしても、行きの電車からずっと食ってばっかりの2日間。身体がほぐれるより腹がつかれました。

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謹賀新年 2009

明けましておめでとうございます。

今年も沢山の年賀状を頂くことができました。ありがたい事です。
いろんな年賀状を頂く中で、毎年毎に家族や子供の写真を載せた年賀状が増えている気がします。それは簡単にできるパソコンの普及や安価なプリントショップが増えたと言うより、自分が歳を取って来たからなのでは?と少し思えるフシがあります。以前は、またこんな〜恥ずかしいな〜とか思っていたのが、お、元気そうだな、写真に向かって思わずブツブツ呟いてしまう自分の行動に気がついてしまったからです。
友達の子供写真にとうちゃんに似てかっこいいじゃんと驚嘆したり、施主さん家族写真に書き添えられた一言にほっとしたり、ユーモアある年賀状に声を上げて笑ってしまったり。してしまうのでした。

シンプルに一枚一枚書かれた痕跡のある年賀状もまた素敵です。時間を掛けて丁寧に書かれた一枚を見て、せわしなく焦って作っていた自分をつい振り返ってしまいます。机に座って葉書を一枚づつまっすぐ置いた筆跡は、凝りに凝ったパソコンデザインよりも雄弁な気がします。

沢山の方に頂いた心配りを大切に。
本年もよろしくお願いいたします。

やっぱり年賀状でした。

giraffe ?

今年最後の大仕事は、やっぱり年賀状。
毎年このサイクルから抜け出せないでいます。今も目の前のプリンタがギ〜コギッコと働いてくれています。12月になる前のある日、工務店の社長さんから年賀状はもう済ませました。と言われて目が点になってしまいました。まるで異文化に触れた気分です。こちらは明日にコメントを書き足して、ポストに入れるのはきっとその晩か、明後日の朝。コレはエラい差です。年内にはなんとか済ませたいと焦っておりますが、どうなることか。まだ印刷待ちの年賀状が束になって目の前に積んであります。

今朝は来年明けにプレゼン予定の土地の下見に。大阪の下町で、帰り道に近くのアーケード商店街を通り抜けると、年の瀬の賑わいを感じます。お昼前なので美味しそうな匂いがアチラから、コチラから。ロクに大掃除が出来なかった事務所に戻ると、ため息が出てきそうです。ちっとは片付けて気持ちよく年始を迎えなくては。

大晦日と元旦は家族と小旅行。只今唯一の楽しみ。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。

クリスマスイブなはず。

HOSHIGAKI

年の瀬になって、なんだか仕事が異様に慌ただしくなり、このところテンヤワンヤしています。ブログを書くような落ち着いた時間もなく、気がついたら今年も後、数日。今日はクリスマスイブだというのに、全く無縁な状態。いかんです。年賀状もまったく手つかず。住所録の整理も出来ていない。よく考えたら、まだ年賀状を買っていない。すでに弱気な状態で、早めに言い訳しておこうなど姑息な事を思いつつおりますが、お許しいただけるものやら。

ニュース番組は不況々々と明るい話題が流れない。そんなに言い触れ廻ったら、輪をかけてますます悪くなるじゃないか。そろそろいい加減にしてくれ、と言いたくもなる。今年は無事に過ごせるのやら不安な時期もあったが、際になってありがたくお仕事をいただくことも出来た。とは言え、来年もまたどうなるか分からないこのご時世に油断は禁物である。あ、なんだか暗くなってきた。

このままだと、来年もよろしくお願いいたします。っていきなり今年最後のブログになりそうだから、話題を変えて書ける事はいろいろある筈なのに、ただ今、頭がまわっておりません。ともかく、明るい話題で今年の最後もくくりたいものです。

ピカソ:メモパッド

キャラクターデザインをさせて頂いた創作菓子工房「 Simarisu 」から、ひと足早いクリスマスプレゼントを頂きました。キャラクター「ピカソ」のメモパッドです。

我ながら「かわいいやん」と呟いてしまいました。こんな素敵なデビューをさせて頂いて、本当に感謝です。
素敵なクリスマスを是非ピカソくんとお過ごし下さい。

創作菓子工房「 Simarisu 」

そしてもうひとつデビュー!
カキノイエの施主さんから、第2子誕生のご連絡をいただきました。カキノイエ・デビュー?が楽しみです。
おめでとうございます!

工務店向けのセミナーに参加してみた

shadows in the morning

一昨日の事になるけど、工務店に向けてのセミナーに参加してみました。不況のあおりか、決して安く無い参加費に関わらず大勢の方が集まっていました。会の始めに、工務店の方〜設計事務所の方〜と手を上げた様子を見ると、もの珍しく参加している設計者はまばらでした。工務店のネットワークサイトで見つけたのだから当たり前かもしれない。

値が張るから一人で行くにはちょっと躊躇していたので、建売を進めている不動産屋の社長を誘って行く事にしたのだが、自分の目的は、最近気になって見ていたブログの建築家さんが講師として話を聞けるからだった。むしろ会の先導役のお一人でもある。すでにそこそこ良い歳の方だけどブログに載せられるスケッチとかがとても良く、好奇心旺盛な文面にはたはた感服していた。メジャー誌ではあまり見ないので、おそらく知る人ぞ知る建築家さんと言っても良いかもしれないが、経歴や功績を見るととても興味の湧く方だったのです。また何よりも大のマック好き。初期のころから、マックによるシステムチックな設計手法を発表し、建築雑誌でなくカルチャー誌で取り上げられた経緯もある。そんな訳でマック好きな自分としては、はずせなくなってしまったのです。

セミナーは昼から初めておよそ4時間半。6人の講師が、前半後半の間に10分程の休憩があっただけで、ずっと飛ばし気味の、異様に慌ただしい感じで結構疲れました。良質な木造住宅の推進をするこのネットワークの勧誘的なセミナーではあったのですが、知らないことも色々と聞けそれなりに勉強になりました。目的の先生のお話は、講師方々の中では、一番私的でまとまりの無い話だったのは印象的ですが、反面やはり一番興味を惹かれる方でした。同席の不動産屋の社長も、話は何を言ってるか分からなくて一番眠たくなりましたが、あの人が一番気になりますね。と、よくわからないコメントを頂いたのは、ある意味予想の通りだった訳です。

今は、建売の話も含めて、仕事の大半は木造が中心になっています。だからという訳ではないけど、気になっていた木造の住宅設計・住まい・暮らしをもっと良く知りたい気持ちでのセミナー参加でした。自分自身の中では、どことなくひとつの転機な気もしています。

ところで、会場は中之島公会堂の集会室。中に入ってじっくり見れたのは初めてでした。写真を撮る間がなかったのは惜しかったですが、それも併せて良い経験になりました。

クリーナー「突撃」

Cleaner - TOTSUGEKI -

ブログの記事で幾度と登場するOAクリーナーは他には無いだろうと思うのですが、名前に惹かれ、以前ヨドバシで購入したこのクリーナーは本当に強力です。ちょっと怖いぐらいに。タバコのヤニなんか、え?って言ってしまう程よく落ちちゃいます。初めて使ったとき、思わず感動してしまいました。しかし残念ながら発売元の会社は数年前に倒産して、今入手することはほぼ出来ないと思われます。

で、どれぐらい強力かと言うと、気になっていた汚れたスイッチプレートを拭いてみる事にしたので、こんなクリーナーがあったのかと記憶に残しついで、その落ち具合をご紹介。

下の写真がそのビフォーアフターですが、ティッシュ3枚で完了です。突撃を染み込ませた1枚目でほぼ汚れは取れています。残った汚れをさらに染ませた1枚で拭き取り、洗剤を拭き取るのに仕上に1枚。以上で完了です。所要時間5分程度。当初の汚れを考えると、ほぼ完璧でないですか?

というか、ここまでほっておく無精振りを披露しただけ?という話も。

Cleaner - TOTSUGEKI -Cleaner - TOTSUGEKI -

減って行く鉄細工に寂しい気がします。

Iron work

昨日は午前中に完成間近のモデルハウスの現場へ行き、その帰り、工務店の社長さんに途中まで送ってもらい、平野商店街付近から神戸駅まで歩いてみました。道沿いに長く連なるアーケードの風景が、幾度か車で通り気になっていたからです。

商店街の真ん中あたりは、どこにでも見られるような鉄製のアーケードが掛かっています。個人的に惹かれていたのはそれではなく、東西に伸びる商店街から少しはずれた辺りで古いアーケードが残っている街の様子でした。中心から繋がっていたのか、個々で取付けられたものなのかまでは分かりませんが、昭和モダンとも言えそうな、レトロな商店や住宅と共に幾らか残っています。そんなアーケードを見上げながら散歩気分で歩いてみました。

通りを歩いて気になるのは、個人的な趣味かもしれませんが古く残っている鉄細工です。ピーカン事務所の窓にも、昔風の鉄の窓格子が取り付いていますが、同じ様な、むしろもっと手の込んだ鉄の細工も見られます。今はガレージ屋根もほとんどアルミの既製品で、スッキリしている様にも見えますが味気のないものばかり。今の駅舎も、古い駅舎で見られる様なレール材をつかった職人技のようは鉄細工はほとんど見られなくなってしまいました。寂しい気がします。

アンティークを押し出したアイアンワークのDMメールが時たま届きますが、正直言ってほとんど直ぐにゴミ箱行き。古い時代に見られる様なちょっとした創意工夫の良さでは無く、押し付けがましく感じてしまいます。そうした物とは違い、ちょっと古い街並を歩いてみれば見られる、町工場の職人さんの心意気のような細工物には心惹かれてしまうのです。人のぬくもりを感じる良さがありました。今こうした細工をお願いすればむしろ高価なものになってしまうのでしょう。それが以前はどこにでも見られた訳です。こうした手作りな鉄細工も街の風景に溶け込み、個性的な街並を形成する一環になっていたと思うのですが、経済性だけで既製品に置き換えられ無個性な街並になってしまうのは、デザインの良し悪しではなく如何なものかと良く思います。

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算数の苦手な方におススメかも

1973?

それは、自分の事かもしれません。。。

今日、ディスカウントショップでインスタントコーヒーの詰め替えパックを買おうと思ったら、ブレンディのパックがいくつか並んでいました。200グラムの詰め替えパックが650円弱、250グラムの詰め替えパックが700円強。どっちが安い?よく見ればその横に、200グラムの瓶詰めと150グラムの詰め替えパックのセットが900円弱で鎮座しているのを見つけ、店内の蛍光灯ではおつむの太陽電池の働きが悪いか頭の中で電卓を叩くも答えを出すのにしばらく動きが止まってしまった。すでにはっきりした数字を失念しているぐらいだから、如何に数字に弱いかが分かる。。。

建築設計なんぞやっていても、数字に弱いのは直らないのかも知れない。数学自体が苦手ではなかったけど、ともかく計算が弱い。謎解きは嫌いでないのだが、単純な計算でいつも失敗する。ソロバン塾でも暗算が大の苦手だった。そんな僕の様な人間のためにあるすばらしいカシオ計算機のサイトを見つけてしまった。

高精度計算サイト(CASIO)

いくつか眺めてみるとこんなに楽しい計算ができるでないかい。ちょっとご紹介。

何枚撮れば全員瞬きなしの集合写真が得られる?

宇宙人がいる星がどれくらいあるか?(ドレイク方程式)

タバコを吸って何歳まで生きられるか?

数字に弱くてもこれなら楽しめそうです。

サンケイホールブリーゼ

SANKEI HALL BREEZE

先日、親父から「バックヤード見学会」を誘われたので、西梅田に新しく建て変わった「サンケイホールブリーゼ」を覗いてきました。ドイツの建築家クリストフ・インゲンホーフェンという方がビルの基本デザインを手掛けています。

普段は見る事の出来ない楽屋裏や奈落を1時間程掛けて案内してもらいます。900人ほど入る中規模の客席で大まかな説明を受け、まずはステージに上がらせてもらいました。ちょっとした余興付きで、15人程の見学グループが舞台上に一列に立たされ、緞帳の幕開けから見学はスタート。幕が開けて、スポットライトが当たり一般の見学客の皆さんが拍手をしてくれたりして、ひと時人気俳優にでもなった気分。ちょっと恥ずかしい感じですが、楽しい体験です。
舞台上の装置の説明の後、楽屋裏に行って、主役の役者さんが入る楽屋、大部屋、奈落の下の様子。音響や照明のブース内など、丁寧な説明を受けながら一巡してきました。思った以上にゆったりとしていた印象ですが、使い始めればそれでもきっと狭いのでしょうね。ホールのインテリアは黒を基調に、装飾のないシンプルな感じです。機材を隠さず大きなスタジオ風な印象でしょうか。対して楽屋裏は真っ白でした。撮影はご遠慮願います。とのことで、写真のご紹介できないのがちょっと残念。

奈落の底の倉庫には、グランドピアノが2台置いてありました。今回の新ホールの為、調律に1000万掛けてアメリカに渡ったのだそう。ジャズピアニストのキース・ジャレットに持って帰りたいと言わせた世界で数台の名器だそうです。

舞台の緞帳は、朝倉摂デザイン。舞台に立って緞帳が降りて来たとき、緞帳の真ん中に「火の用心」の大きなワッペン。よく見ると少し右に傾いています。右肩上がりに火の手が上がらない「おまじない」だそう? 緞帳の裏には必ずあるのだそうですが、最新の設備がある中にこんな風習が残っているのがちょっと面白い感じでした。

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箕面観光ホテル

HOTEL MINO OSAKA

「みの〜おんせん、スパ〜〜ガ〜デン!」と関西ローカルなコマーシャルソングが耳について離れない人は、関西地区の同年代の方なら大勢いる筈。

子供の頃さんざん聞かされたのだけど、このスパーガーデンに行った事が実は無かった。とは言え箕面には紅葉狩りに数回は行っているのだけど、こんなどでかい施設が山の中にあるとはつゆ知らず、想像さえもしていなかったのです。たまたま、今進めている現場の近く。今になって山の上にそそり立つホテルの存在に気がつき。一回覗いてみようと思っていた。そんな矢先、この箕面観光ホテルが建築家・坂倉準三の作品だと言う事を知り、現場帰りに早速行ってみたのです。坂倉氏は既に亡くなられていますが、東京帝国大学を出てフランスに渡り、ル・コルビジェの元で修行し日本に戻ってからは日本のモダニズム建築を牽引する建築家の一人として活躍されました。そんな訳で見に行かない訳にはいかなくなりました。

近づいてみると、ひえ〜。久しぶりに圧倒する「大」建築に興奮しました。うわ、スゴ、ナニコレ?と、想像を遥かに越えたスケールにビックリ。古い何処かの市庁舎にも似た外観は、柱梁を強調し日本のイメージを表現した当時のモダニズムの流れでしょうか。山間から見る様子は、京都清水寺を思わせるような気がします。展望エレベータもスゴい。阪急百貨店メンズ館(ナビオ阪急)のシースルーエレベーターなんか目じゃないって感じです。

これは一度、温泉浸かりにお泊まりに来ないといけませんね。

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HOTEL MINO OSAKA

Shioya-Kei:サイディングが貼られました。

scaffolding

先週土曜日に分譲住宅プロジェクト(前回「建売」と書いてしまったが間違い。この一棟がモデルハウスとなるので建売だが、他の棟は分譲になる。)の現場を見に行って来た。

いつもと違い、このプロジェクトは意匠的なアドバイスだけなので、細かな指示や絵を描かずに進む様子はなんとなく微妙な感じがする。現場に足を踏み入れれば、気になった施工の様子につい口出ししてしまうものの、あまりアレコレ言う立場でもない。それでも付き合いのある工務店さんだから、それなりに意見は尊重してくれるし、いい加減にできる筈もない。やっぱり不思議な感じがします。

外壁はサイディング。区画の中で、基本のサイディングは3色とルールを決めています。全体が完成したときに、この区画一帯の特徴が明確になるようにイメージをしていますが、売り主の不動産屋さんがどこまでお客さんのコントロールができるかで、まとまるかバラバラになるか、心配でもあり楽しみでもあります。ともかくプロジェクトが完成するまで、悩みに悩んだ予定のサイディングが廃番になったりしないことだけ祈ろう。

西宮砲台の中を見てきました。

Nishinomiya battery

昨日、秋分の日は、自宅そばの香櫨園浜の浜辺でイベント「海辺のひろっぱフェスタ」が催されていました。自宅の窓からも写真の西宮砲台が垣間見れるのですが、この日はイベントの一環として砲台のガイドツアーがあり、中に入る事が出来るので行ってきました。

幕末動乱の最中アメリカ・ロシアなどの軍艦の来航から大阪湾防備のために設けた砲台だそうです。国指定の史跡になっています。
外壁は漆喰塗りですが、基本の構造は石積みです(ひとつひとつはかなりデカい)。昭和になって内部から鉄骨の補強工事がなされていますが、崩れる危険性もあるかもしれないので外周にはフェンスが張られ、普段は側に近寄る事ができません。積み上げられた石は、花崗岩が使われていますが残念ながら神戸の御影石ではありません。神戸山手の石切場から切り出した石を運ぶには無理があり、岡山のナントカ島(失念…)から瀬戸内海を渡ってイカダで運んだそうです。
浜辺の砂地に建築するにあたって、石積みの砲台が砂浜に沈まない様にするため当時の技術者は1200〜1500本の松杭(3〜5M)を砂浜に埋込むことしました。という事は、今もこの砲台は松杭の上に建っていると言うコト。ヨメさんに腐らんのか?と聞かれましたが、土に埋もれて空気に触れないから直ぐには腐らんのだろう、と適当に答えてしまったが、如何に?ネットで調べてみたら、適当に言った事は間違いなさそうで水に漬かった松は腐敗しないそうです。古ビルの解体現場から45年前の松杭が青々と出て来たとか、80年前の松杭が出て来たとか、ベネチアの待ちは干潟に数十万、数百万本という松杭で築かれた街だとかの記事が出てきました。そうだったんだ〜スゴいですね。現在も使用される工法の様で、こんな事を書いているのが実はお恥ずかしい。

ところでこの砲台、換気設備が整っておらず試射をしたところ内部に硝煙が立ち込め、とてもじゃないが兵隊さんはいられない状態だったそうです。伺ったお話では実際に使用を考えていたと言うよりも、軍事施設があるぞ!と言う威嚇のためだったのだろう。と。それにしてはエラいものを作ったものです。大砲を突き出しそうな窓は2階あたり、木造の床が組まれていたようです。が、人力で持ち上げるしかないので、大した大砲が装備された訳でもないそう。中心には防火用の井戸が掘られているそうですが、使われた形跡もないそう。話を伺えば伺う程、西宮砲台に悲哀を感じてきました。しかも、火災に遭い内部は消失。なので、写真の通りガランドウな訳です。和田岬砲台と言う砲台が、三菱重工神戸造船所の構内に残っているので、コチラは内部が現存しているおかげで比較推測できるそうです。

ところで砲台という施設はこの建造物だけを差すのでは無く、周囲を囲む土手を含めた全体を言います。(下の画像参照)西宮砲台はこの土手の一部が残っています。そして、砲台のある場所を台場と呼び、全国には百をこえる台場と付く地名が実はあるそうです。東京のお台場は幕府に敬意を払った地名として御台場という事。

ちょっとお勉強になった秋のイベント参加でした。それにしてもお話をしていただいた西宮郷土資料館の館長さんは、メモ無しに、途切れる事無く30分ぐらいお話されていました。次から次に伺った話はどこも面白く、右から左に流れ出てしまったのが、ああ勿体ない。来年もあれば、もう一度聞きたいぐらいでした。

Nishinomiya batteryNishinomiya batteryNishinomiya batteryNishinomiya batteryNishinomiya batteryNishinomiya battery

Nishinomiya battery

その他にも写真あります。
Nishinomiya battery

余部鉄橋の鋼材の活用に向けたアイデアコンペ

余部鉄橋の鋼材の活用に向けたアイデアコンペ.

2年前に旅行で行った余部鉄橋()が現在、新橋梁へ世代交代されようと工事が進んでいます。たまたま、こんなアイデアコンペを見つけました。一般公募としては、オブジェやグッズへの再利用のアイデア募集です。思い付いたら出してみるのも良いかもしれません。うまくすれば、美味しいカニが食べられるかも。

わざわざご紹介したのは、コンペサイトの中に資料として配布されている余部鉄橋の資料が、建築関連の方にはちょっと面白いのではないかと思ったから。ご興味あるかたは覗いてみてもよいかも。「応募にあたっての注意事項」の中にあります。

ちなみに斜材・横部材・桁などは補修工事で取替えされているそうですが、主部材は100年間使用されているそうです。塗装工事の履歴なんかも面白いです。塗料の進歩が分かるような気がします。

アイナール・トゥルコウスキィ

毎年恒例のボローニャ絵本原画展を西宮市大谷美術館まで見に行ってきました。

公募の作品に気に入ったものもいくつかあったのですが、展示最後に観た特別展示のアイナール・トゥルコウスキィ<Einar Turkowski>さんの作品を観て、その精緻な絵に度肝を抜かれ、それまで観た数々の作品の印象がスッ飛んでしまいました。壁に掛かったいくつかの原画は、他を圧倒する大きさでも、奇抜な色彩でもありません。ごく普通な大きさの紙の上に、小さな絵がいくつも並んでいます。大きいものでもA3サイズあるかなしかです。上の写真は、購入したトゥルコウスキィさんの絵本を撮ったものですが、白い紙にシャーペンで描かれているだけ。解説によると、24ページ程のどちらか言えば薄いぐらいのその絵本の原画は、制作に3年間を要し、400本のシャーペンの芯を使ったのだとか。(正直、芯の数は多いのか少ないのか分かりませんが。。。ともかく3年は長い。。。)HBだとか。0.5?0.3?芯の大きさが描いてなかったな〜。

元々舞台美術の勉強をされていたそうですが、大学に入ってからイラストの講座に通い、この作品は卒業制作だそうです。そのまま数々の賞を受賞。ひぇ〜。絵本になって印刷されているものと、飾られていた原画を思い浮かべても、ほとんど大きさに変わりがありません。むしろ原画の方が緻密だったと感じます。印刷は白飛びしたりして、原画の微妙なトーンを再現できないぐらいです。あ〜もったいない。大きな絵を小さく納めて緻密に思えるのでなく、要はそのままの方が数段ぐらい緻密な印象がありました。

アイナール・トゥルコウスキィ「まっしぐら、奇妙にしずか」(アマゾン)

ブラティスラヴァ世界絵本原画展(スロヴァキア)
 2007年グランプリから大きな画像が拝見できます。

設計がまだシャーペン、鉛筆が主流な頃(まだ大学にいた時分)1ミリの中に何本線が引けるかを、ひたすら練習させられるなんて時代がありましたが、もうそんな次元ではありません。虫眼鏡をかざして観察してみたくなる様な絵が、つぎつぎ並んでいるのですから。頭が空白になりそうです。仕事でこんな事していたら、3年掛かっても基本設計すら終わりませんね。 久しぶりに、衝撃でした。

ちょっとした言い訳

以前ぴーかん事務所に勤めていたスタッフの一人が、神戸の方へ仕事に来たついで遊びに寄ってくれました。世間話をしている内に当事務所のサイトの話になる。庄司さんはホームページの構築に時間を掛けすぎです。その時間を別な事に向けた方がいいんじゃないですか。と、釘を刺された。まま、ごもっとも。

今年の始め気分転換にブログを変えたのが発端で、サーバーの不具合やらに巻き込まれた勢い、本サイト諸共作り直してしまったから、言われる通り結構時間を費やしてしまったのは確か。その上、ブログの組み立てが分かって来るとついついのめり込み、アレコレ細かい所が気になり始めて、ますますのめり込んでしまった。そろそろ落ち着いたとは言え、ブログ構築関連の記事を見つけてしまうと、うっかり時間を忘れて読んでしまったりする。

言い訳をするつもりでは無いが単に言い訳にしかならないのだけど、以前からホームページやブログをやっていると、建築に通じるものを感じてしまう。全体のデザインからディティール。構成やら使い勝手など、その組み立てを考えていく作業が建物の間取りやデザインを考え進めるのに近い。静的なグラフィックでは無く、動的な要素があるからだろうか。ここまで来てもらったら次の扉を開けてください。廊下に突き当たったら右に曲がって下さい。そこでクリックです。そんなイメージを頭の中で描いてみる。

独立し始めたころ FLASH というアプリケーションにしばらくのめり込みました。もともとアニメーション好きだったこともあり、お手軽にアニメが作れるというソフトです。ご存知の方も多いと思いますが、今ではホームページ上のアニメーションや動画、必要ないのに動いているナビゲーションなど、インターネットの世界で最前線のインタラクティブ技術となっています。その FLASH を使ってアニメーションやインタラクティブなグラフィックなどを作って遊んでいたのです。図に乗ってコンテストに応募したりすると、佳作だったか何かの賞もいただけました。ともかく、こうしたギミックな仕掛けに非常に弱いのです。ブログもしかり。
その後 FLASH については中村勇吾という方のサイトを発見し、これはオレには出来んと観念したところで一気に熱は冷めました。当時の自分にとってそれだけスゴい衝撃がありました。

話が少しそれますが先日、宮崎駿監督の出演したNHKの番組を録画で観ていて、宮崎監督は「人に楽しんでもらいたい一心」でアニメーションを続けていたと話しをしていました。先の中村勇吾氏もあるサイトのインタビューで同じ事を言っています。クリエーターとして当たり前すぎる答えかもしれませんが、僕自身もそうでありたいと思います。建築もサイトも「人に楽しんでもらいたい」それを目指したいと思います。

えらく長い言い訳でしたが、元スタッフの言葉から「ナンデこんなにやってんの?」という素朴な心の揺らぎに、たまたま最近観た中村勇吾氏、宮崎駿監督の言葉を思い出した次第です。まだまだ次元が違いますが、そう思ってもらえる様にやって行きたいのです。

ちなみに中村勇吾氏は、もともと建築家志望からウェッブデザイナーに転身した方です。それを知った瞬間はかなり揺らぎましたが。(笑)

スカイ・クロラ

昨夕、押井守監督の「スカイ・クロラ」観てきました。
アニメと言うよりも映画でした。どこか分からない日本のようで外国のような架空の時代と国で、戦争が人の欲望の抑制のためにゲーム化された世界。作られた「大人になれない子供」が、ゲームのコマとなって、その代理戦争のなかで戦闘を繰り返します。

リアルな3Dの空戦シーンは圧巻で、戦闘機にのって空を舞い上がれば本当にこんな風に見えるのだろうな、敵機に襲われればこんな風にやられるのだろうな、とまるでその場を実感するようなメカニックの表現です。色彩は押えながらもどことなく明るい画面に、戦闘機の飛行シーンもなんだかプラモデルが浮いた様な空虚感が漂い、対比して平面的に描かれたキャラクターの表現に違和感を感じましたが、それはむしろリアルに見える戦闘シーンがゲームである事を強調しているのか、現実と架空が混然となり本当はどちらの世界がホンモノなのかを分からなくさせる意図かなとも思えます。

そんな解釈は観た後の事で、結構素直に映画を見入りました。物語はどちらか言えば言葉少なで進みます。説明的なところはほとんど無く、全くの前知識なく観るとちょっと悩むかも。設定の複雑さや周りを取り巻く多くの伏線を封じ込め淡々とした日常の様に進み、それでいて人(ゲームのコマ)が死んで行きます。それを世の中の人は心配しながらも傍観している怖さ。「大人のおとこ」とされながらも実体の見えない敵。様々な想像や憶測を、映画の登場人物と共に物語の進行を追いながらぼんやり考えてしまいます。

なんとも言えない余韻を残す映画でした。アニメが苦手な映画ファンでもそれなりに楽しめるのでは。ただしアニメと言えエンターテイメントではないので、ご注意です。

 

それはそれとしてオリンピックも始まりました。谷選手の銅は残念ですが、素直に思えばやはり凄い偉業ですね。こちらはリアルですね。当たり前ですが。。。

Google ストリートビュー

既にご覧になった方も多いのではないかと思いますが、Googleマップのストリートビューが日本でも開始されました。限定された地域だろうと思いながら、今日初めて見てみると、予想以上に広範囲だったことに正直ビックリ。いつの間に。。。

仕事で使いなれた明石大橋がピックアップされていたので、まず。ちょっと曇り空だな〜と思いながら、それでもグリグリと橋を眺め回せることに素直に感動。サービスエリアにある観覧車に近づけなかったのが残念。普通では出来ない道路の逆走もなんのその。しばらく遊んでしまいました。

それなら、事務所の近くは?と見てみると西宮近郊も結構しっかりとある。だとすると自宅は?そのまま何気なく見続けていると、おや、自宅近くの見慣れた風景に見慣れた人物らしき影。プライバシーの問題などで米国でもすでに論議はあり、今回の日本の風景では人物にはボカシが掛かっていると新聞には出ていたが。。。こりゃオレじゃん!うわ〜、ちゃんと分かるじゃん。もうちっとエエ恰好しておくんだった。と冗談言ってる場合か?そのまま自宅に近づいてみると。あら、またいた。見つけた限りおおかた3カットの画像にしっかりと写っていました。ハーフコートを着た服装やご近所の様子から見る限り、おそらく今年始めのころに撮影されたのではないだろうか。朝の9〜10時頃だろうか。えらいタイミングに出くわしたものだけど、グーグル撮影隊にまったく気がつかなかった。不覚。

さすがに自分が写っているのには驚きました。見られて困る写真ではありませんが、なんとも微妙な気分ですね。どこまでが情報として許されるものなのか?その線引きは難しいものがありますが、公と私の区別は、個人情報の保護といった建前とは裏腹に実態は曖昧なものになっていく気がします。もしかしたら、思いもかけぬ別な場所で無防備なまま第四、第五の自分の姿が写っているかもしれない。しかしその事自体よりもこれは、些細なことなのか大変なことなのか分からなくなりそうな事が一番怖いことかもしれん、と感じます。