砕石パイル地盤改良

年末に地鎮祭を済ませた物件がスタート。まずは地盤改良から。

今回は砕石パイルという地盤改良の工法を採用して進めています。 実は工務店さんからの提案で初めて知りました。一般的に住宅に使われる主流の改良工法は、柱状改良と言われるセメントと土を練り混ぜた柱を地面の中にこさえる工法ですが、この砕石パイルではセメントなどを使わず(分かりやすく言えば)砂利を詰め込むだけの工法です。ただ詰め込むと言っても、それなりに開発された認定工法なのでちゃんとした計算の元に進めています。
と言っても、工事の方には申し訳ありませんが、現場で立ち会って見ていると詰め込んでいるだけに見えちゃいます。

この工法のメリットはセメントを使いませんので、環境に優しい。石を詰め込んでいるだけなので、余剰分は土と一緒に処分できます。開発元さんのHPによれば液状化にも強い。構築物とならないので、土地の資産価値を落とさずに済むらしいです。条件にも寄りますが、柱状改良と金額的にはそれほど大差はない。(詳しくは下記リンク先へ)
メリットばかりなようにも思えますが、あまり知られた工法でもないのでどことなく不安もありましたが、こうして工事の様子を見ていると採用して良かったように思えます。

ちらちらと雪が舞った中、工事は進みました。1.5〜1.7Mほどの浅めな改良ですが、約40本ほど設置するのに2日半ほどの工事となります。初めて見る工事についつい現場に長居してしまいました。

宮内建築「飯道山を望む家」を見学

ブログのデザインを一新してしまう事にしました。細かいところは気になりつつも、ついつい手を入れたくなりいつまでも終わらず、肝心の記事がひとつも増えない。我ながら何しとる?と言う事になりそうなので、もうええわいっと気分転換です。

それはそれで、先日の日曜日。
滋賀で進めている住宅の計画は、宮内建築という滋賀の工務店さんにお願いすることで進めています。その宮内建築の宮内棟梁の計らいで、甲賀市にある小さな住まいを施主さんと共に案内していただきました。柱も梁も間伐の10センチ角の柱材だけで組まれた小気味良い構造の木造住宅です。青空の下に延々と広がる田んぼを取り込む素敵なロケーションにまずやられてしまいました。

今回は宮内さんが手掛けられた住まいを拝見するとともに本題としては、この住宅の真ん中に座るレンガで積まれた蓄熱式暖炉を見せて頂くことでした。メースンリー暖炉と言うのだそうですが。日本でもまだ数少ない暖炉です。お住まいの方に使い勝手など聞くと、結構手間いらずな様子。心配していた施主さんも、この迫力にやられた様子で是非やりましょう。となりました。

が、事前のイメージではとても無理だろうと思っていたものですから、電気式の蓄熱暖房の計画で進めていました。プランをすっかり一新せねばならなくなりそうです。こちらはブログのように気分転換と言う訳にはいきませんが、それはそれで楽しみになってきました。

「とこなめ」便器のロゴマークを求めて。


なんだか映画のセットのようにも思えそうな写真ですが、そうでなく、先日型ガラスの事を書いた解体前の古い住まいにある下家になった厠です。すでに少しずつ解体が始まっており、正面にあった引き違いの板戸が撤去されたのでしょう、野ざらしに便器がまる見えの状態になっていました。

で、なぜこんな場面に出会わせているかと言えば、実は便器好き?なヨメさんの要請です。週明けから本格解体されるというので、施主さんに無理をお願いして再度やって来ました。前の回にもヨメさんも来ていたのですが、興味を持った便器のロゴをこそこそと描き写し、帰ってからネットで調べると、どうやらレアなグッズ?だったらしいのです。たぶんレアな、その筋の方達だけにとってでしょうが。。。
とにもかくにも改めて確認したい。写真を撮りたい。と切望され、誰もいない古屋に怪しく夫婦二人で忍び込んで、トイレの写真を撮っていたのでした。

「Tokoname」は陶器の街である愛知県常滑市にあったメーカーのブランドの様ですが詳細は分りません。有名所ではINAXなどの衛生機器メーカーがここ常滑に本社を置いていたようです。招き猫なんかも有名なようで「常滑系」とかあるみたいです。これまた、その筋の方しか理解出来なさそうですが。。。

常滑市 – Wikipedia

たくさんの型ガラスで肩こりました。

昨日は建て替え計画を進めている解体前の古家で、某テレビ番組の匠のごとく、沢山残るガラス障子にはまっている型ガラスを一枚一枚外す作業を一日中していた。今はおそらく手に入らないだろうチョッと変わった模様の型ガラス。解体されて粉々にされてしまうのは余りに忍びなく、新しい建物にいくらかでも使いたいと思い、施主さんに都合をつけてもらってせっせと寄せ集めた。古家に愛着を持つ施主さんにもきっとよい思い出になる。大きなガラス板はないが、おそらく使い切れないぐらいの枚数にはなっただろう。なかなか出会えないこうした経験を楽しませて頂いている。実は本日、背中や首筋が筋肉痛でクタクタです。

今日はたまたまネットで調べものをしている最中、以前の勤め先でお世話になった施主さんの屋敷が解体されていた事を知った。しかも半月前にもならない話だった。その建物は著名な建築家が設計した住宅で保存を惜しまれていた。なので偶然知る事ができた訳だけど、当時に何度か建物に入らせて頂いて、なかなか見る事ができない重厚な造りにキョロキョロしていた事も思い出した。ネットで見た解体の様子に少々ショックな気分。跡地はマンションが建つような記述も見つけ、さらにやり切れないものがありました。

他にはつい最近、お世話になった先生の自宅が建て替えられる話しがあった。ここもまた立派な日本建築だっただけにごく普通のメーカーさんにお願いされるので、身勝手かもしれないが残念な気がしてしまう。自宅そばの立派な白鹿の工場も今は無くなって、だだっ広い更地になってしまった。

古いものが新しいものに入れ替わるのは避け様の無い事ですが、今回ガラス板を残せるのは本当にシアワセな気がします。うまく使ってあげたいです。

五右衛門の風呂

これから計画を始めさせて頂く施主さんが、結婚するまでずっと過ごしたという住まいにお邪魔した。築40年を少し越える。土間あり、おくどさんあり、畳の続き間があり、祖母の家を思い出す様なとても懐かしい感じがする。そして家の奥、離れになった浴室の中を覗かせてもらったら五右衛門風呂だった。見る事はもう無かろうと思っていた純和風浴槽にしばし感激です。壁面のタイルも見た事のない柄のモザイクタイル。とても暖かい感じがします。

普段から椅子の上でもアグラをかく姿勢の悪い生活が日常になっているからなのか、実は脚を伸ばせる大きな浴槽にあまり憧れがありません。施主樣方にエ!?と言われそうですが、決して風呂嫌いで無く、むしろ、ノボせるまで入らないと気が済まない長風呂派の風呂好きだと自覚しています。

学生時代に五右衛門風呂で2〜3年過ごした事もあります。適度に暖かい縁に背中を押し付けたり。底板の上に縮まって座るのがちょっと楽しかったり。今の自宅も昔ながらの四角い小さなステンレスの浴槽。やはり脚は伸ばせないその中で、あぐらかいて座っています。 と言っても、銭湯や温泉で脚を伸ばすのはもちろん好きです。

でもなぜか、自分の住まいにはきっと四角い小さなステンレス浴槽を選んでしまうと思っています。