雑然としていた現場も、壁が白く塗られてくると
一気に仕上がってくる気がする。
細長い吹き抜けに足場が掛かり、峡谷を見下ろす遊覧歩道の様。
距離感を失って不思議な感じがする。
お盆も近いと言うのに、休めそうな気がしない。
落ち着かない日。
山奥で籠ってみたいかも。
House [ I ]:板金
雑然としていた現場も、壁が白く塗られてくると
一気に仕上がってくる気がする。
細長い吹き抜けに足場が掛かり、峡谷を見下ろす遊覧歩道の様。
距離感を失って不思議な感じがする。
お盆も近いと言うのに、休めそうな気がしない。
落ち着かない日。
山奥で籠ってみたいかも。
House [ I ]:板金
2色に塗り分けた壁板を平面的に交互に張ってあるだけなのに、
光の当たり加減で、凹凸の立体を感じる。
正直に言えば、施主さんと一緒に色を決めた時に、その効果が分かっていた訳ではない。
たまたま陽が傾き加減に入る夕方だったからかもしれない。
張り終えた壁を見たのは今日始めてだから、次に見る時はまた違って見えるかもしれない。
意識せずに得た効果をひとつ発見できたのが良かった。
デザインする時、いろんな効果を意識してみるが、なかなか思った結果を得られる訳ではない。
ましてや限られた予算の中で、実物を使って検証することなど、なかなか出来る訳ではない。
だから、こうした発見は貴重な経験になる。
次回があるかどうかは別として、同じ様な意匠を思いつけば、
その効果は今回よりもずっと意識して考えられる。
意識しすぎると大抵うまく行かないものだが、それはそれで次に生かす。
ううん、匠の道はかなり遠そう。
先日ある大電気メーカーの設備機器について詳しく話を聞いてみたいと思ったが、
いまひとつ取り扱いの部門がよく分からないので、取りあえず、お客様窓口に電話してみた。
担当の部署から掛け直すと言われ、一旦切られるが、一日経っても掛かって来ず。
忘れてんじゃないか?と、調べ直して、それらしい関連会社に電話してみる。
これまた担当の部署が他にあるから掛け直すと言われた。は〜。
今度は次の日に掛かって来たが、なんだかタメ口なオジサン。妙になれなれしい。
あきれながらもようやく約束を取り付けた。
が、当日は事務所の場所が分からない様子で電話が掛かって来る、理解の薄そうなやり取り。
来るのが遅いな〜と思えば、案の定さらに迷った様子。ひと駅歩いたらしい。
話を聞く前から腰が砕ける。
同じメーカーの冠を付けた一連の設備機器を、システムナントカだとかカタログで唱っているから、
無駄の無いコーディネートを提案をしてもらえないのか?と聞いてみたかったのだが、
結局、どの製品も別会社だから、バラバラでしか提案してもらえそうにない。
それでは意味が無い。
おっしゃる意味はよく分かるのですが、横の繋がりが全くないのです。と言われた。
それならカタログに並べるなよ。と言いたくなる。
大企業って役所みたい。ホント無駄に疲れます。