棟上げ

上棟

 丁度1週間前に、木造住宅の棟上げが終わったところです。
 このところ晴天つづきの毎日です。雨が無いのは工事から見ればとてもあり難いのですが、今年は本当に暑すぎて大工さんは大変な毎日だった思います。2日目のお昼に現場へ伺ったときは、半分ほど建ち上がってできた陰の下で大工さん方はゴロリゴロリお昼寝してました。声を掛けるのも申し訳ないぐらいで、再開するまでコチラはこっそり近くのコンビニへ涼みに。

 今回の棟上げ工程は、1日目は準備の土台敷き。2日目がメインの建方工事。この日は大勢の大工さんが手伝いに来られ、棟梁の指示で一気に建ち上がっていきます。3日目は屋根の野地板や途中参加の板金屋さんが防水ルーフィング張りまで進めていただけました。

 3日目の夕方、工事が落ち着いたところで施主さんを迎え、ささやかな上棟式も行いました。家の四隅に米酒塩を盛り、御幣を掲げた中ほどに集まり施主さんと工事関係者で二礼二拍一礼。無事の工事を祈りました。

鉄筋と型枠工事

 鉄筋の組立は既に完了し、補足的なところで若干の抜けがあったものの配筋に問題なし。現場は型枠工事の最中です。場所場所では地下水をポンプで汲み上げています。基礎がもう少し深かったら、だいぶ難儀していたかもしれません。

 住宅工事ではなかなか見ることがありませんが、ここでは太い鉄筋を使っていますので鉄筋継手が溶接されています。立会は出来ませんでしたが、継手箇所には超音波探傷試験を行っています。

墨だし

 墨だし作業の立ち合いに行く。

 そこそこサイズの鉄骨造ともなると掘り方の終わった様子は、ちょっとした発掘現場のようだ。遠い未来に、過去の遺構として発掘されることもあるのだろうか?
 この後、柱脚の据付けや鉄筋工事が待っています。青、赤、黄にマーキングされたところは、それぞれ杭頭、柱、梁を表しています。
 もう間近に迫る梅雨に溶接作業が滞るため、監督さんはやきもきしているところです。

柱状改良工事

柱状改良工事

 地鎮祭を終えた住宅の工事が始まりました。まずは、柱状改良工事が行われるので、立会に伺いました。

 柱状改良工事は住宅の地盤補強として、一般的な工法です。
 でっかいドリルで地面に孔を掘り、セメント系固化材を現地の土と混合して埋め戻しながら柱状改良体を建物下に分散して配置します。地下水位が低ければセメント材だけ使った乾式、高ければ水を加えながらセメント材をミルク状にして混ぜ合わせる湿式が選ばれます。
 地盤調査の結果を見ながら工法と深さは決定されますが、今回は乾式で深さは3M弱で済みました。柱状改良工事で可能な深さは8Mくらいまで。その深さまでに地耐力の得られない場合は、鋼管杭などの工法に切り替わっていきます。

 作業の方が、頻繁にドリルの傾きを確認している様子が印象的でした。今回は浅く済んだこともあり、26本の施工が昼過ぎごろには終了しそうです。
 棟上げは梅雨が過ぎる時期を見越しての工事予定ですが、なかなか来ない梅雨が延びないことを祈るばかり。

柱状改良工事
掘削・アースオーガーの傾き確認
柱状改良工事
まっすぐ掘り出し中
柱状改良工事
固化材を混合して埋め戻し
柱状改良工事
施工後の様子
柱状改良工事
柱状改良工事

晴天恵まれ、地鎮祭は無事終了。

地鎮祭

 施主さんのご家族が集まっての地鎮祭は、久しぶりな気がします。1週間ほど前まで敷地は雑草が生い茂っていましたが、今日の地鎮祭を控え、工務店の監督さんに手伝ってもらいながら草刈りを済ませ、今はスッキリしています。
 上棟式もやりたいな〜。上から餅を蒔くんですかね〜。
 今日の晴れやかな空に、無事の完成を祈りました。

地鎮祭

杭工事

 どことなく工事記録的な記事を書かなくなってしまってずいぶんなりました。令和になったことだし、もすこし建築士ブログらしく進めてみたいと思います。

 今、町工場の設計監理をさせて頂いています。しばらく前に地鎮祭を済ませ、今週から杭工事が始まりました。

 今日は、杭工事開始前の立会をして来たところです。今回、地盤調査で確認している支持地盤は地下およそ23メートル下の砂礫層。まず本番と別のカ所で試験堀をします。監理の内容としては、支持地盤の深さの確認、サンプルによる地層の確認、電流計による地層状況の確認、杭の目視確認、始めの本番杭の作業手順の確認といったところになります。
 実は、杭工事の立会は初めてでした。これまで運良く? 地盤には恵まれていたようです。杭の立会って?となり、前の晩に建築監理の教則本を拾い読みしておきながら今朝現場に向かいました。

 現場では、杭工事会社の担当の方からひとつひとつ丁寧に説明をしていただき、必要な内容も概ね網羅できていることを確認できました。
 ただこうした立会をしてもすべての作業工程を確認できる訳でありません。あくまで抽出によるサンプル確認ですから、その後のひとつひとつの作業においては工事に携われる方皆さんを信じるしかないところがあります。ましてや杭工事や基礎工事は地中に埋もれると、ほぼ以後は確認のやりようがありません。

 担当の方は、こちらからの具体的な質問、素朴な質問について明確に答えていただけました。そうしたやり取りにきっちりしていただけると、心情的にはつい安心してしまいます。逆に、欲しい答えが返ってこないとき、事務所に戻っても風呂に入っても、布団に入ってもモヤモヤ〜としています。

 今回改めて思ったこと。
地面と言うものは、つい固いものと思いがちです。こうした杭工事や地盤改良に立ち合うと、実はそうで無いことがよく分かります。今回の杭は総称では支持杭と呼び、地面深くの建物荷重を支持できる層まで柱を伸ばす工事です。支持されるまでの層は粘土であったりしますが、掘削ドリルは回転させるまでもなくストンと沈んでいきます。それを考えると地表に立つ建物は四角い立体物ですが、その支持地盤まで細〜い脚で建っているようなもの。なんだか実は白鳥の湖のバレリーナのようなのです。

お別れ前のひな祭り

ひな祭り2

ひな祭りの前日に保育所増築工事の最後の検査を終了し、ようやくホッとしたところ。あとは竣工図面と若干の書類提出で、すべての業務が終了となります。

当日の現場検査の最中は金魚の糞みたいにい検査員について歩いているわけで、周りの様子があまり目に入っていなかったのですが、検査後に改めて園内を見て回ると足元に色とりどりのお人形が。。。検査が終わったすぐに、飾られたのでしょう。手作りのかわいらしいお雛様とお殿様。
(「お内裏様」は、実は童謡歌詞の間違いだそうです。。。wikipedia

工事が終わってしまうと保育所に通うこともすっかり減ってしまいます。こんな風景を見る機会がなかなか無いと思うと、無事終わって嬉しい反面ちょっと寂しい気分になります。

ひな祭り3
ひな祭り1

引っ越しもすっかり終わって準備万端。

増築工事の保育園は昨日、無事に完了検査が終了しました。午前は基準法上の検査、午後は消防検査。いつでも使える準備が整っています。というか、もう半分使っています。。。

消防検査。何してるのかな。

子供達が半分使っている中での検査。行く先々で検査員が子供らに挨拶。大の大人がぞろぞろと、何をしているの?消防士さんに興味深々な様子です。

内廊下

こちらは、元々外廊下だったところを内廊下に取り込みました。

外廊下の沓脱ぎ庇

残った外廊下には、独立の庇とルーバーを取り付けました。床のインターロッキングも入れ替え。

増築部分の外観

こちらがメインの増築部分。屋根の勾配がとても薄いので、離れて見ると既存の洋瓦の屋根がはじめと変わらずほとんど見えています。そのためか、どこが増築されているのか分からないぐらい。綺麗になったはいいが、気にしていなかった元のままのところがついつい気になってきたよ。と園長先生。

後は工事事務所の撤去をして、綺麗に整えば終わりです。芝生の庭が緑に覆われるのを待つのが、今は楽しみ。来春からは「こども園」となります。