和音のひととき。

スッカリ工事途中から更新が途絶えてしまい、年始には唐突にオープンハウスの報告だけしていた西宮の小さな住宅は、今はシッカリ施主さんの住まいに変貌?しています。
頑張ったのは奥さんで、楽しんでいるのは旦那さん。と笑って言ってもらえて何より。奥さんによると、家が完成してスッカリ変わったのは旦那さんだとか。突然お風呂好きになったそうです。

本日は住み始めて分った若干の不具合の手直しに寄せてもらいました。作業途中でコーヒーを出して頂き、ソファに座って、ちょっとだけお客様気分を味わってきました。トップライトからの日差しが心地よく。とても快適な感じです。竣工写真もお渡しすることが出来て、一段落。はっきり言って、ウラヤマしい限りです。

まずは、自前写真で紹介ページを作成しました。>「 WAON

スッカリ前後してしまいますが、これから時折、工事進行の記事も再開したいと思います。

オープンハウスと写真撮影が終わりました。

先日ひとつ物件が完成し、建築関連の友人を誘ってオープンハウス(見学会)を行いました。今回は一般の方にはご周知していませんので、一般の方でこれを読まれた方には申し訳ありませんです。(写真は完成直前のものです。)
見学会は物件を見てもらって意見をもらい勉強するのが主旨ですが、久しぶりに会う友人も多いので、いつしか同窓会的な感じになってきます。ついつい世間話で終わってしまったり。
当日は施主さんの生活が始まる前ですから、家具もなにもない素の状態でいろいろ想像してもらうしかありません。と言え、来て頂いたのはほとんどが同業者。それぞれに違った意見や考えの中で設計をしているので、あそこはどうして、ここはなぜ、その必要はあるのか、色々な感想を聞かせてもらえました。
それらを聞きながら、そうか〜そう思うものなんだ。なるほど、そういう手もあったのか。やっている時にはどうしても盲目的になってしまいがち。話を聞いて、初めて気がつく事も沢山あります。 次回にはそれを生かそうと思いながら、また盲目的になっていくのですが。。。
見学会に来られた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

2日間の見学会の次の日。建築写真家の絹巻豊氏に完成写真の撮影をしていただきました。ほぼ快晴で、撮影は順調にできたと思います。撮影は、それぞれの場所で一番陽のよい感じになる時間を追いかけながら順々に撮影していきます。光はどんな風に入るか、影はどんな風に伸びるのか、絹巻さんに質問されるのが分っているので、現場終盤は撮影の事も頭において現場にいるつもりなのですが、憶えているようで憶えていない。撮影当日に一日立ち会いながら、ようやく、へ〜こんな風に見えてたんだ〜。なんて事もあります。朝から日が暮れるまで。じっくり出来上がった建物の様子を掴めるのは、実はこの写真撮影の時ぐらいかもしれないです。

工事終盤はブログでの進行状況の記事が、ほとんど書けずじまいになってしまいましたので、完成写真が仕上りご紹介できるまでの間。順は逆になりますが紹介していければと思っています。

LOOP〜金属加工〜に訪問

以前から度々扉の取手や手摺や物干掛けなどのスチール加工をお願いしているLOOPさんの工房を訪問しました。LOOPさんは細かな細工が得意な上、奇麗な仕上りなのでいつも助かります。
訪問の目的は、まだ工房を拝見したことが無かった事と、製作してもらっているハシゴの手摺の高さや持ち具合を実地に確認しておこうと思ったからです。壁に立てかけてあるハシゴに一段載って予定に近いパイプを手にしながら、図面に描いたあたりにパイプを添えると後ろに重心が行き過ぎ動きつらい感じでした。思った以上にハシゴに寄せる方が昇り降りしやすそう。実際にやってみないと分からないものです。

大きな鉄の扉の工房正面は、いかにも金属加工をしている様子を醸し出しています。少し開いた扉に向かって扇風機が廻って、その向こうで何が出来上がってくるのか。寸法切りした材料が組み上がって現場に到着するのは、来週末の予定。

トップライトのガラスがはまりました。

glazing work

今朝少し早めに現場に着くと、正面のハメ殺し窓とトップライトのガラスをはめにガラス屋さんが来ていました。おもむろに横たわるトップライトのガラスは想像以上にかなり大きいです。

正面の三角窓は二つに割ったガラスが既にはまって、サッシとの間にバックアップを詰めシーリングの準備をしていたところでした。しばらくして、トップライトの設置に取りかかり始めました。その様子を写真に撮ろうとしていたのですが、三人の力持ちそうな職人さん達でも重さによろけつつ。。。おもわず手伝いに廻ってしまいました。ガラスが屋根に上がったところで、屋根に上ってにじりよるのですが、45度勾配はかなり怖い。。。職人さんが滑り落ちないかハラハラしながらカメラを向けました。

明日、光触媒のコーティングをすることになっています。

glazing workglazing workglazing workglazing workglazing workglazing work
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アイシネン吹付け断熱工事

heat insulation work

外壁が貼られた数日後、吹付けタイプの断熱工事が進められました。アイシネンという製品を使っています。この断熱材は以前から使ってみたい材料のひとつでした。断熱材マニアとも思えるような熱心な営業さんが10年ぐらい前から事務所に通っていらっしゃったのですが、ちょっと割高なこともあって、なかなか採用に踏み切れずにいました。今回はいろいろ縁あっての採用です。

類似製品が多くある中でこの材料がどれだけ違うのかを説明するのは、正直難しいのですが、生涯保証を謳うメーカーの自信の程を期待するばかりです。あれこれ取り寄せて勉強はしたものの、結局は営業さんの説明を鵜呑みにしてしまう調子良い設計者なだけかもしれません。ただ、吹き終わった製品を手で触ると他製品よりも柔らかい感触があります。

見えないところに何処までこだわるか。またこだわれるか。金額があっての建築設計ですからアレもコレもとはいきませんが、生涯住んでもらいたい住まいに、ひとつ何か良い物を使えるだけでも安心感につながって行きます。

heat insulation workheat insulation workheat insulation workheat insulation workheat insulation workheat insulation work
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続きに吹き込み風景の動画を載せてみました。
ひと吹きするだけでみるみる膨らむ様子は、初めて見るとちょっと驚きます。 続きを読む

フレキシブルボードの外壁

external wall

先週の始め、外壁の仕上になっているフレキシブルボードが貼られました。鎧張り風に45センチ巾の短冊にしてもらって、下から順々に重ねながら貼っています。

窓の位置はを短冊の割付に併せて設定していましたが、貼られてみるまでピッタリ揃っているかが心配でした。現場で貼り上がった壁を見上げると、ほぼ図面通りの位置に納まりひと安心。普段こうした材料を貼り慣れない大工さんが3人掛かりで、数ミリ単位の誤差も気にしながら丁寧に進めてくれました。

真新しいセメント質のボードは、今は晴れた日には薄グレーの均質な感じとても奇麗ですが、経年変化で適度に味が出て来る事も期待しています。倉庫っぽいイメージを期待された施主さんの意向に、将来も裏切らずにいてくれるとよいのですが。

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外壁の下地

inside of the outer wall

外壁の下地が一気に重なりました。防水シートにはタイベックシルバーを使っています。以前、別件の大工さんからこれを貼った夏の現場は全然違うと聞いていただけに、遮熱効果に期待しています。メーカーの解説では冬も効くそうだが。。。
一般的に使われる他メーカーのシートより割高なのですが、そんな訳で、大工さんはオレたちが貼っていいのか? と言いながらバシバシ貼り上がると、心無しか上等に見えたり。気分だけかもしれませんが、少しばかり厚みがあるこのシートはどことなく安心感が漂います。
さらに外壁の仕様を踏まえて、通気層を挟みながら2重にシートが貼られています。

トップライト廻りやバルコニー廻りも同時に進みだしました。建物の外形が随分と分かる様になって来はじめています。今月の内には外回りの大筋はほぼ完成の予定。

inside of the outer wallbalconytoplighttoplightcanopy supportwaterproof sheet
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中間検査が終了

ステンレスサッシ枠

台風が近づく最中、午後からの中間検査が無事終了。
このところ天候が悪くて打合せだけはいろいろとするのだけど、外壁の防水シートを貼るタイミングを逃している。そんな時に台風情報。。。養生には気を配ってはいてもらうものの、組み上がった躯体の中に雨がはいってくる様子を見るとイヤなものです。

LOOPさんに製作をお願いしたハメ殺し窓用のステンレス枠が取付けられ、検査の後ガラス屋さんが採寸に来ました。雨が降ってシートが被せられているものだから、職人さんもやりにくそうです。(写真は仮付の状態です。)計りにくそうな様子に図面見ますか?と問うのだけど、実測しないと心配で。と言われる。と言う物の変則的な形なものだから、職人さんに納め方を話しつつの計測となりました。
トップライトはガラスがはまれば窓ふきにはちょっと行けそうにありません。今回は、光触媒の汚れ防止コーティングをお願いしてみました。効果の程は、未体験なのでなんとも言えないのですが、やらないよりはやっておけ。。。後で思い付いて、むりやりやってもらう事に。。。(監督さんスミマセン。)

事務所に帰ってきたら電気屋さんから、心配だから明日来てもらえませんか?と電話。台風が近づいているのに、明日も現場を覗きに行く事になりそうです。

sashpiping erectionsashsash
bracketsashsashloft

屋根下地から進んでいます。

cradling for toplight

棟上げが終わった次の日からは「晴れ」続きで、順調に工事が進んでいます。

今日は屋根に貼る板金工事やトップライトの枠など金物工事の打合せで、午前中から現場でした。打合せの前後、まだきっちり囲まれていない揺れる足場を怖々と登りながら、野地板が随分貼られた屋根の様子を確認。10勾配・45度傾斜の屋根が、どことなく民家風に見えなくもありません。
しかしこの傾斜、大工さんがホンマ怖いで。。。と言うのが、ホンマ実感できます。屋根足場が無いと、さすがに登る気は起こりません。

この計画途中、屋根足場の要らない勾配は4.2勾配です。とある工務店さんが言っていました。10行って4.2上がる勾配になります。別な計画で、その4.2勾配を実践中。如何に違うかが近い内に実感できるかもしれません。

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棟上げ

completion of framework

棟上げが始まりました。その連日のドキュメント?です。

 棟上げ2日目の午前(晴)

今回の棟上げは、棟梁を含め3人の大工さんで行われています。敷地の状況や骨組みの複雑さ、現場での手作業も残るため、通算4日掛かりで順々に行われました。前日には土台からはじまり、一部張られた2階の床には材料が積み上がっています。

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 棟上げ3日目の午後(晴)

ベランダを含んだ2階の床、小屋裏収納の床が張られ、建物の全体像が徐々に見えてきました。明日はクレーンを呼んで屋根の登り梁が掛かります。

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 棟上げ4日目(最終日・雨)

雨を心配しながらの最終日、午前中は持ちこたえて曇り空。午後、現場に到着したときには、メインの登り梁がほとんど掛け終わっていました。一番の見所を見損ない、残念。しかし迫力ある梁の連続です。棟木がしっかりと通ってひと安心。雨脚が強くなって、残念ながら垂木掛けまでは進めませんでしたが、しっかりした家型が組み上がりました。ブルーシートで覆った仮の屋根で養生を済ませ、作業は終了。

completion of frameworkcompletion of frameworkcompletion of frameworkcompletion of frameworkcompletion of frameworkcompletion of framework
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夕刻、施主さんが現場に到着し、簡素な棟上げ式を済ませました。
最後にハシゴで2階に皆で上がり、屋根の迫力に満足してもらえた様子。
まずは一段落。大工の皆様、お疲れさまです。施主様、おめでとうございます。

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しかし、雨男の汚名返上は果たせず。
(今回は計3名の雨男が揃っておりました。。。と言い訳だけさせて下さい。)

プレカット工場にて手刻み作業中

chisel

先週金曜日に打合せを兼ねて南港まで、棟上げを目前にしている住宅の手刻み作業の見学にプレカット工場へ赴きました。

出来上がれば小さな住宅ですが、木構造のほとんどが現しとなっています。しかも規格外の材料がプレカットの機械を使えず、またプレカットの機械では出来ない仕口の加工が多いため、棟梁に直接プレカット工場へ出向いてもらい、刻みの作業を進めています。(設計者のわがままを随分聞いてもらっているとも言えますが。。。)

そんな加減で、普段はプレカットの加工図チェックだけで棟上げまで進む事が多いのですが、今回は手刻み用の加工図がワッサリ。打合せ中にこれはパズルですね。とまで言われる始末。ヤレナイ事はナイと言う棟梁の言葉を信じ、後は託すのみです。ウラから見えるからこうしておくよ。図面ではついついオモテからばかりに目がいってしまいます。気がつかないところに、しっかり気を配った言葉をもらえると、少ばかりし嬉しくなります。

今週末には組み上がる予定。柱と梁がどこまでピッタリいけるのか。期待と不安が、かなり入り混じっています。

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基礎コンクリート脱型後

demold

現場が事務所から近いので、ときどき合間を縫って覗きに行く。
打設の数日後は型枠の撤去が始まっていた。
そのまた数日後はおもむろにコンクリートの躯体が見える。基礎の中を一人歩いてみた。
今日も覗いてみたら、コンクリート躯体の塗布防水が終わっていた。この建物の計画は全体は、スキップフロアな感じ。施主さんの要望のひとつでもあったが、土地の状況も踏まえると丁度良かった。1階床の半分は少し土に埋もれた感じになる。打継ぎ部分からの漏水を懸念して、コンクリートの打設は立上がりを含めた1回打ちにしているが、念のため土に埋もれる部分は塗布防水を施している。仕上り感はモルタルの木ゴテ押えのような感じになるので、そのまま基礎立ち上がりの仕上を兼用する。

9月の中旬棟上げの予定。プレカットの手刻み部分が多いので、やや難航中。

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基礎のコンクリート打設

deposit concrete

久しぶりに炎天下の中、コンクリート打設の現場に立ち合いました。現場到着のとき、基礎屋さんが打設前に、型枠の状態や、アンカー金物の配置のチェックをしていたところです。
昼前からのスタート。
始めのミキサー車が到着してまずは試験体の採取。スランプ値や空気量等の試験を行い。指示通りのコンクリートが搬入されている事を確認。打設が始まりました。
建物正面の道は巾が狭い割に意外に車の通りが多いため、ポンプ車は袋小路になった裏手に据えられれています。そこへ、小型のミキサー車がバックしながら順々にやってきます。1台で2立米と言う事ですから、打設が始まったと思えば終わってしまう量。最終的には22立米になったようですから、11台が入れ替わりやって来た勘定になります。1回の打設が30分ぐらいでしょうか。ややスローペースな感じですが、現場状況を考えると仕方が無さそうです。
今回はやや地面下に沈んだ基礎形状の為、基礎の立上がりも含めて一体となる様に打設をしてもらっています。打設途中で型枠の狂いが出ていないか、基礎屋さんが時折寸法を測りつつ型枠の調整もしています。小さな木造住宅の割には、難易度の高い基礎かもしれません。ポンプ屋さんが、重たそうなホースを抱えて足場の悪い鉄筋と高低差のある型枠をまたぐ姿は、ちょっと気の毒になってきそう。
最後までは見届けられませんでしたが、おおよそ気になっていた箇所の打設の様子を確認できたところで事務所に戻りました。鼻の頭が陽に焼けて、スタッフに笑われました。
あとは、型枠が外れた後の躯体が奇麗に出来上がっている事を祈るばかり。

deposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concrete
deposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concretedeposit concrete

配筋検査

基礎配筋

お盆前のことですが、住宅瑕疵担保責任保険の配筋検査が無事終了しました。

小さな住宅としては、高低差が多く複雑な基礎形状になっています。敷地の高低差があることを利用した計画の上に、敷地外周が一部石積みの擁壁に囲われ、それを深基礎によって対処しているためです。掘削が図上の基礎形状のまま掘るにはちょっと困難だったか、配筋が薄く感じる部分が見受けられました。そうした部分は工務店にお願いして鉄筋を増やしてもらっています。

検査の後は、設備配管の段取りが行われました。複雑な状況を理解してもらうのにひと苦労。後はコンクリートの打設がうまく行く事を祈るばかりです。

基礎配筋基礎配筋基礎配筋
基礎配筋基礎配筋基礎配筋

地鎮祭〜地盤改良工事

foundation improvement work

今週の始め地鎮祭がひとつありました。事務所創設以来、自転車で監理に行くのも無理でないご近所での現場です。但し、山に向かって行くので夏場はやっぱり無理かも。

このところ、ずっとデスクワークで机にかじりつきっぱなしでしたが、久しぶりに現場に立ちました。午前中から3時間ぐらい柱状改良工事の立合をしていたわけです。帰って来たらグデッ〜となってしばし仕事にならず。体力の低下が身にしみるばかり。

住宅の地盤改良工事の中でも、柱状改良という方法はおそらく一番ポピュラーでしょうか。地面に直径5〜60センチの穴を開け、出て来た土とセメント固化材を混ぜ合わせて穴の中に戻します。字のごとく、地盤の中に太く固い柱を埋込むと言った様子。地質調査の結果を元に堅めの支持層までの深さを決め、周囲の土との摩擦と共に、建物の重量を支えようとする工法です。

今回は山手の敷地で基本的には砂質が続きますが、礫(レキ)が混じりドリルだけで掘り進むには度々石に邪魔されます。そこでドリルの先端になにやら手で掻きだすかのようなオプション取付けられました。それが上の写真。これで砂に混じって石がゴロゴロと掘り上げられて来るのですから、アナログな感じですが、うまく出来たものだと感心します。
また砂質であるのでセメント固化材とも混じりが良く、ドリルを正転したり反転したりしながら手際よく作業が進められて行きました。
これが粘土質であったり、水が大量にでてくると混ぜ合わせに難儀するそうでなので、改良屋さんは今回はいい具合です。と話してくれます。一番気になった場所では、若干水の湧き出る様子もありましたが、予測の範囲で大きな問題無し。およそ半分が終わったところで、現場を後にしました。

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Shinto ceremony of purifying a building site 地鎮祭

前日の晩は大雨でしたが、祭事の間は晴れました。雨降って地固まる、と神主さんのお言葉をいただいて無事終了しました。