現場途中の地下道入口

地下道入口

車検で車を使わず初めて現場まで歩いた。そうすると思わぬものに出くわした。変哲もない線路をくぐるための地下道の入口が、ぶっきらぼうに建っている。奥の窓がある部分はハイサイドライトで階段を照らす明かり取りになっているが、これもまたぶっきらぼうな感じがする。考えた様な考えてない様な。微妙な感じに魅力を感じてしまう。

明日は竣工物件の見学会。最寄り駅からまっすぐ北に向かうとこの地下道に出会えます。

犬島『精錬所』

犬島〜精錬所〜
犬島〜精錬所〜

去年の夏に瀬戸内の犬島に行ったきり触れずままになっていたが、「犬島アートプロジェクト『精錬所』(設計:三分一博志建築設計事務所)」が2010年度 日本建築大賞となったニュースを読んで思い出した。これを機会にほんのちょっとだけご紹介。

この建築が建つ前にも「維新派」の公演を観に来ているので犬島訪問は2回目。精錬所跡地の残る荒々しいままの雰囲気に感動していた記憶が残っていたのだが、今はベネッセが直島に続いて手を入れているため島はずっときれいに整備され、普通な観光スポットに来てしまった感じでちょっとつまらなかった。大賞となった『精錬所』は環境エネルギーのサイクルを利用したエコ建築がひとつの売り。その仕掛けは面白いのだけど、周囲に馴染ませることを意図したデザインは恣意的なところが見え隠れする。嫌いではないけど、なんとなくパビリオン的な印象を受けたのが少しもったいない気もする。もうすこし削ぎ落した表現をしても良かったのではないだろうか。

エラそうな事を書いてしまったが、整備前の崩れそうな煙突の下から見上げた体験の方がどうしても印象的だったのです。新しく何かをした時に、記憶の遺産を乗り越えるのは難しいですね。

廊下に鉢植えの並ぶアパート

徒歩通勤を続けて、毎日同じルートに飽きるとちょっと廻り道もしてみる。歩き始めて始めて気がついた風景も多い。裏通りのこじんまりしたちょっとレトロ感あるアパートの開放廊下に、計ったように整然と並べられている植木鉢。住民がそれぞれ育てているのか、大家さんか管理人さんの趣味なのか。ヨーロッパちっく?でちょっといい感じがする。

事務所の移転でもらった観葉植物のひとつが、しばらく前のきつい寒さで一気にしおれてしまい、バサバサと葉が落ちてしまった。悲しいかな、かなりみすぼらしい状態になってしまった。ほとんど何もせずとも次々葉が伸びてくるので、コイツはエラく強いな〜と思っていたところの急変に、ちょっと責任を感じているところ。ネットで調べてみると、冬は枯れるとも書いてあるがどうも腑に落ちない。ただしばらくすれば暖かくなることだし、きっと元気を取り戻すだろうと見守る日々です。

すり〜で〜の先に

画像やらCADなんかのアプリケーションがとても高価でインテルマックの移行はためらうののですが、正直なところ仕事にはまるっきり差し支えない。だけど、やっぱり iPad やら超薄い macbook は魅力的でよだれが出ます。前回の続きではないが、そんな事の出費が増えていては仕事だか趣味だが分らないままナンニモ残らないのです。

真面目にコピーソフトは一切排除して、足らずの部分をフリーソフトでなんとか切り盛りしている。仕事で使う最近のお気に入りはやっぱり Google の SketchUp で、これはホント良く出来ていると思う。フリーで使う機能だけ見れば無論市販のものに遠く及ばずだけど、これだけの事がダウンロードひとつで出来てしまう3Dソフトを他に知らない。言い訳でなくバキバキの3Dをするよりもずっとイメージも湧いて楽しいから十分満足。

世の中ハイビジョンやらメガネのいらない3Dやら技術が進化することになんの異存も無いが、立体調のアイコンにさえ馴染めず、わずわざ平面調アイコンにカスタマイズしている僕にとっては、何が良いのか訳が分らんと実は思っているのです。

今日も設計の友人が SketchUp を教えてくれと電話あり。やっぱり3D行き着く先は、今のところ財布次第でしかないのだ。なんて書いておいて、来年はすっかり言う事が変わっているかも知れませんが。

繰り返しがナンカしつこくなった気がする。

建築家ってなんぼのもんじゃろ?、建築家がなんぼのもんじゃろ?

が、昨晩の設計士仲間(建築家と言えるか皆怪しい・・・)の会話の酒の肴だったのではないだろうか?

結局のところ、食えるか食えないか?に行き着くのだが、まじめにやればやる程に首を絞めて行く。好きこそナントカと言える内は良いが、このままじゃイカンとほとんどの仲間が思っている。本来、そうでは無い筈。

華やかなる建築家はごく僅か。クリエイティブな世界は建築に限らず皆厳しい。いろんなメディアの影響で身近になった感はあるにせよ。正しく伝わっているとは思えない。このままじゃイカンとほとんどの仲間が思っている。本来、そうでは無い筈。

( 〜 繰り返し 〜 )

こんな会話は、知らないだけでどの世界にもあるのだろうな。と実は思うし、いつまでも変わらず永遠と繰り返されるのだ、とも思う。けど結局のところ、みんな建築が好きなのよね。と思う。世の中が酔っているのか、自分が酔っているのか。どちらにせよ悪酔いが覚めるに、時間が掛かりそうです。

「そういうもの」の疑問

朝の影絵

毎日毎日、よくもこんなに新しい疑問が出て来るものだと感心する。縁があって長期優良住宅の制度を利用した物件を進めていて行く中で、いままで当たり前のように思っていたところに次々と疑問符が湧き起こる。本来、どんな物件でも知らなかったでは済まされないのだけど、間違いでなくとも「そういうもの」と見過ごす事は山のようにありました。それにひとつずつ設計者・監理者として自分なりの答えを持とうとすれば、なかなか前に進まない。周囲は待ってくれず、日々焦るばかりです。

第三者として監理者になる設計士を入れるのが工事監理には良い。と文言は書けますが、その監理とは何か?を最近はひとつの課題と考えています。むろんデザイナーとしての立場で意匠を守る監理もありますが、施主さんの財産を守る監理もまた大切だと。簡単に書けても、実際の設計や工事はいろんな技術や知識や理論の集大成であり、その意味、原理を理解すること。そして現場に周知させることは容易ではないと今更ながらに実感する毎日。いくら試験に受かっても、一級建築士と胸を張れるのはまだまだ遠く長い道のりの様です。

「ソーシャルネットワーク」を観てきました。

ゴミ処理場(西宮)

昨晩「ソーシャルネットワーク」を観に行きました。ネット社会の激動を映し出す濃密な展開とスピード感は、秒単位で技術革新するハードウェアとソフトウェアの中で振り回される人間模様とも思えました。トシいったのでしょうかね。スゴいなアと憧れつつもどこかついて行けない感は、毎度毎度のアップデートは勘弁してよどこまでもついて行けないです。と思う日常に重なります。

先日、ほぼひと時に液晶モニタとプリンタを購入しました。長〜〜〜いこと使ってた事務所のブラウン管モニタとプリンタがさすがにヤバくなり、叩いてもこそばしても言う事を聞いてくれず。さすがにこれは引退させなアカンなと観念しました。モニタはおそらく10年以上。プリンタもほとんど変わらないぐらい。よ〜頑張ったと言ってやらなアカンのでしょうね。

しかし新しく買ったモニタとプリンタは合わせても5万円にならない。今どき当たり前なのかもしれませんが、この価格でこの性能!?驚いています。マックを始めた当初もどんどん下がる値段を雑誌で観るたびに嫌気がさしましたが、未だこの状況は変わっていないことを実感しました。まだまだスピードを落とす事を許してもらえそうにありません。この世界に果てはないのでしょうね。いや〜大変です。

格好良い現場小屋

 

現場小屋

 

水門工事と関連があるのかどうか分らないが、おそらく同じ治水工事のための現場小屋が、水門からしばらく北側に行ったところにある。これがなんだか基地っぽくて格好良い。川の上に掛かったコンクリートスラブの上に建っているので、南から見ると川の上に建っているかのよう。

ストーブとコンクリート

水門工事

自宅近く、西宮港の入り江でしばらく前からごそごそと大掛かりな工事をやっていた。対岸に大っきなクレーンやらが常駐し、気がつけば海水をせき止め何やってんだろうと気になっていたら、鉄筋が組まれていた。普段はバリケードで囲われて近くに寄れず、いまひとつ様子が分からなかったのだけど、立て看板を見つけ水門を造るのだと分りひとしきり興味津々の毎日です。夜遅く事務所の帰り、普段は真っ暗なのにこの日はブルーシートに囲われて明かりが灯っていた。人気が無かったのでこっそり近づいてみたら、現場の中程にストーブが煌煌と焚かれていた。コンクリートの打設が終わったんだと分る。

実はコンクリートも寒さに弱いのです。なので冷え過ぎない様にしてあげている。夏だと水浴びさせて、表面が極度に乾かないようにしてあげないといけない。ブルーシートをかけてあったりもします。出来てしまえば石と同じようなものの気がしてしまいますが、コンクリートは化学反応で硬化するあくまで建材なのです。簡単に書いてしまえば、コンクリートの打設も人の過ごしやすい季節にするのが一番よい。家の工事も春先からスタートして気分良く基礎工事を終えるのがベター。そう考えるとちょっと面白い気がします。

役所の屋上でスパイ大作戦

大津市役所の屋上

屋上に一人の男。携帯を手に、ヘリコプターでも呼んでいるのか!?
なんでこんな所に、なんでこんなに堂々といるのだろうか? ついさっきまで、大津市役所の上下水道ガスの窓口で僕の前に座っていたのに。なんで?。。。それはともかく、まるで映画みたいなシーンだったので、つい盗み撮りさせて頂いた。

ところで、モダニズム建築の重量感ある大津市役所はなかなか恰好よいのです。もう少し明るい内に時間が余ったら写真を撮って廻ろうと思っていたのですが、暗くなってしまったので今日は断念。コンクリートの造形が複雑で陰影の深いシーンがあちこちで楽しめます。古め建築が好きでご存知ない方は、用が無くても行ってみて損はありません。

白鹿館〜後悔先に建たず〜

白鹿館

自宅近くにある「白鹿館」という昭和の名建築が今まさに無くなろうとしている。80年に渡って操業されてきたビン詰め工場だそうだ。以前、コンクリートと鉄骨の見事な架構が建築雑誌にも紹介されていたのを憶えている。

地元人であるヨメさんに昔から、アンタ建築家やろ、はよせな無くなんで!見学申し込んでや〜!と度々言われていたし(一度は見ておきたいと自分も思っていながら)ヨメさんの忠告を聞き流していたのが悪かった。しばらく前に解体工事の標識と工程の通知が貼ってある。あ。う。こりゃいかん。今朝、通勤に正面を通り過ぎようとしていた時に中からガシャンガッシャン、ガラスの割れる音が聞こえて来るでは無いか。あぁ、もうだめかも。。。手の込んだ正面の造形や時代を思わせるスチールのサッシが朝日に眩しい。

保存を訴える人や、解体前の見学会がそれなりにあった事を今頃になって知った。とても情けない。

いずれこの工場に代わって建ち上がるのは、味も素っ気も無いマンションだろうか?跡地の利用については知り得ないが、歴史・文化に残るものであってほしい。

行き帰りはてくてくと。

西宮港

忘年会で運動不足な話になったとき、通勤の行き帰り歩けばいいやん、ちょうどええぐらいの距離やないか。と友人に言われて、せやなやってみよ。心に決めて実は年末から事務所の行き帰り30分を歩いている。おかげでスガスガシイ朝を迎えることが多くなった。最近は寒くて布団から出られずに焦るコトが多いのだけど。

夏に事務所を移転して実は一番困ったのは、ゴミ回収が朝早い事。週二日、事務所前のゴミ置場に回収車がやってくるのが8時15分から30分の間。なので、なんとしても8時15分までに着かないと事務所にゴミが溢れて行く。ただでさえ早出になったのに、ゴミの日は歩くとなると7時45分には家を出ないと歩いて辿り着けない。だから週一度は8時15分までに事務所に着いている。

ゴミの日以外に家を出るのが8時に差し掛かり、テレビから「てっぱんダンス」の曲が掛かり始めるとためらい始め、そのまま15分の朝ドラから離れられなくなる。その上8時15分からの「 あさイチ」の特集に目がくらむと遅刻というハメになってしまうのです。職人の皆様スミマセン。

寒くなったり、暖かくなったり。

篠山

天気に振り回される日が続きます。

検査の申込に久しぶりに三宮にでた帰り、気になった本を探しにジュンク堂に寄りました。目当ては雑誌のバックナンバーなので見当たらず、そのまま立ち並ぶ書籍に目が移ろう。お、こんな本がある。おやおや、こんな本もある。ついつい手が伸びてしまい、ついには本を抱えてカウンターにならんでしまう。本屋は財布の敵です。

最近は今の建築家の本よりも昔の建築家の本もしくは昔の建築家の事を書いた本に触手が伸びています。先端な事に興味が薄れているワケではないゾと思いつつも、今時の建築は薄っぺらいなんてソッポを向きはじめている自分は、実は歳のせいかも。だとするとだいぶ危ない兆候です。

ねずみと大根

建物が面白いですよと知り合いの方からのお誘いを受け、篠山を拠点に活動される才本 謙二さんという建築家の事務所に伺う機会をいただきました。売家になっていた築80年ほどの洋館を事務所に改装されています。それと和風の住居部分と蔵があります。なんとも贅沢な事務所です。寒い暑いとおっしゃってもうらやましい限り。普通な建築のお仕事と合わせ、丹波篠山の古民家再生をされています。才本さんから貴重なお話をいろいろ伺うこともできました。

帰り際、や、ネズミ!

改修の時の左官屋さんが「こて一本」漆喰で作ってくれたそうです。手に取っても今にも動きそうなほどリアル。見せて頂いた建物を越え一番の驚きでした。ねずみと大根は縁起がよいそうで、才本さんが大根を吊るそうかなと言ったところ、左官屋さんがねずみだね、と作ってくれたのだそう。粋ですね。

ところで到着前「おろし蕎麦」を近くのおいしいそば屋さんでいただきました。こちらも美味に堪能。薬味に付くおろし大根が辛い!。先のねずみと大根の由来をネットで見ていたら、なんと、辛味大根をねずみ大根とも言うのだそうだ(正確かな。。。)。今年初めて一面の雪も見れたし、実は本日いろいろ縁起が良かったのかもしれません。

ひこねのよいにゃんこ

暖かそうな写真だけど、寒い話。

ヨメさんが義姉さんに買って来た「ひこにゃん」ではなく「ひこねのよいにゃんこ」。よめさんも「ひこにゃん」と思って買って来たらしいが、残念ながら「ひこねのよいにゃんこ」。

デザイン活動に携わっていながら、この事を知らなかったのが実は恥ずかしい。キャラクター管理にずさんな彦根市に、作者の「もへろん」さんが改善を求めたが聞き入られず、やむなく著作権侵害を理由に調停を申し入れた。「ひこねのよいにゃんこ」は、彦根市が著作権を持つパターン以外の創作を認められ、誕生したキャラクターなのだそうだ。「ひこにゃん」もホンモノだけど。「ひこねのよいにゃんこ」もホンモノ。と言う訳だ。

デザインという知的生産がなおざりにされるのは、文化意識に乏しい証拠。自治体がそう言う事をしては、国としての文化程度がしれている事を表してしまう。どこかの国の模造品を批判出来なくなるではないか。それに苦しんでいる自治体も多くあるというのに、身内でそんな事をしては悲しい事だと思います。

熊野古道麦酒

熊野古道麦酒
熊野古道麦酒

夕方に山好きの友達が事務所に立ち寄ってくれて、ヨメさんに酒粕のお年玉を頂いた。行って来たばかりの熊野古道の話が出たので、しばらく耳を傾けるのだけど、かなり本格的な彼の話は吉野から熊野に行って四日振りの温泉浸かって高野山まで向かうとか、奈良の県境を一周しようかな、なんて話に膨れてしまう。庄司さん行く?その度、いやいやそれはご勘弁と毎回なってしまうわけです。

旅行の帰りに買った地ビール。ラベルがなんか格好良いですね。

勝浦・那智滝

大晦日〜正月に家族で和歌山・勝浦に行きました。元旦は午前中チャーターのタクシーガイドで近くの観光名所を駆け足巡り。青岸渡寺と那智滝に詣でました。たまに来るにはいいけど住むのは大変やでとおもろいタクシーの運ちゃんの話に耳を傾け、写真のような快晴に新年早々すがすがしい気分に浸れた次第です。

泊まったホテルの部屋名がそれぞれ変わった漢字が当てられ読めずにいましたが、那智四十八滝の名にちなんでいると分りました。それも運ちゃんのお陰です。それで、ちょっと四十八滝についてネットで探してみたら、この那智には60余りの滝があるに関わらず、神道を主にした秘密性の高い行場であり禁足地であったため、平成になるまで四十八滝の所在さえも不明だったのだそう。ホ〜、なんと神秘的な。出不精のヨメさんが珍しくココならまた来てみたいと。高野山や熊野神話に憧れる僕としてはシメシメと言った感じです。

ただホンマ寒かったです。大晦日の晩に入った露天風呂には、寒さで笑いが出てしまうほど。湯面に立ち上がる湯煙に視線を近づけると、寒波の空を飛んでる気分でした。

「大吉」を疑うべからず。

昨日は商売繁昌のえべっさんにすっかりしてやられ、「おめで鯛みくじ」を夫婦ともども買ってしまいました。こりゃ〜えべっさんと関係なくありそうです。みくじの中身は、案の定「大吉」でした。。。

その最後の一文を今見返すと、「このみくじにあたる人は、何事にも心を悩まさず、信心が第一」とある。すでにみくじを疑ってしまった自分。あっけなく「大吉」が遠のいてしまったかも! 「吉」とするも「凶」するも、日頃の行いですね。何よりも先ず反省が必要なスタートになりました。

明日から「えべっさん」です。

自宅近く車で四つ角を通り過ぎるとき、西宮大橋が夕日で赤く浮き上がっていました。思わず、ふわ〜ッ!と立ち止まってしまいました。車を止めて今の内、ついつい写真を撮りに行ってしまいました。

明日からえべっさんが始まります。えべっさん横にあった前の事務所と違って、今のところでは賑わいが聞こえて来ないのでちょっと寂しい気がします。それでも連日、行き帰りにえべっさん横を通ります。こんな良い天気が続くと良いですが、楽しみ楽しみ。

斑鳩の思い出の小川

ヨメさんと初詣に行った4日。奈良・慈光院へ行きたくなって、その道中のこと。車で法隆寺インターを降りると斑鳩町になります。小学校の前半をココで過ごしました。住んでた辺りに行ってみる?とヨメさん誘って、そのまま望郷の旅に。。。

その当時の住まいの近く関西本線(現・大和路線)の北側に平行して走る小川があります。この小川に、小学生のころランドセルを流してしまいました。確か新学期になって真新し教科書が詰まっていた筈です。その頃まだ写真のような堤防ではなく、土手になって川まで降りる事も難しくありませんでした。悪ガキだった友達3人と橋のない所をわざわざ渡ろうとしていました。その一人一番体格の良かった友達が、僕のランドセルを向こう岸まで放り投げてくれる筈が。。。ズルズル。ボチャン。。慌てた友達は拾おうとしてくれましたが、意外と流れが早く、流れる僕のランドセルを3人で見送るハメになってしまった訳です。

あっけらかんと手ぶらのまま帰った僕は、もちろんお叱りを受けたわけですが、なんとその晩に、友人のお母さんが川を下ってランドセルを探し出し、引き揚げてくれたのです。ずぶぬれになってくしゃくしゃの教科書を僕はしばらく、反省そこそこ自慢気に開いていたのですから、今考えるとお恥ずかしい限り。

別な折この小川で、大量のザリガニを救って持ち帰った記憶、その他いろいろ思い出が詰まっています。。。僕には良き思い出も、母親にはかなわん思い出の原因であったことでしょう。

今年の仕事始めは年賀状整理からのはずが。。。

廣田神社

子供の時からの不満ですが、お正月なんてホントあっと言う間。休みに身体が慣れた頃にまた始まる。。。正月明けはニコニコ顔を取り繕いながら、一向に気分が盛り上がりません。

どうやら今年も年初めから調子がヘナチョコです。年始早々意気揚々と年賀状の整理を始めたまでは良かったですが、賀状を早々に頂きながら出せていない方々の分をプリントして、早く。。。のはずが、プリンタのインク切れ。しかもストックなし。目の前に暗雲が立ち込めました。近くの文房具屋に行ったものの、型式が古いのか所望のカートリッジを置いていない。ため息ついてアスクル。こんなでは盛り上がりません。

ぷらす、今年の年末年始は恒例の家族旅行と居酒屋年始会、そして初詣。合間合間になんだかんだと食っちゃ食っちゃが悪いのか、本日どうも腹の具合がヘナチョコです。

そんな事は兎も角。
今年は少しずつでもブログを書きます(いちおう宣言!)。ここ数年毎回毎回同じ事を書いている気がしますが。。。今年もまた懲りずにお付き合い頂ければ幸いです。

謹賀新年2011

あけまして おめでとう ございます

兎に角【トニカク】

とにかく
[意味]他に抱えた問題を棚上げにして、結果を気にせず無理を承知にやってみる呪文の言葉。または無責任にやらせてみる呪文の言葉。
◆「兎に角」とも当てて書く。
[用法]
とにかくやってみよう」「アレコレ考えずにとにかくやってみなさい」

兎も角【トモカク】

ともかく
[意味]無理難題を押し付けられても、ただひたすらに、がむしゃらにやってみる呪文の言葉。自分は動かず、人にやらせてみる呪文の言葉。
◆「兎も角」とも当てて書く。
[用法]「アカンとは分っていようが、ともかくやってみるしかない」「ともかくやってみてください」

兎角【トカク】

かく
[意味]野次、苦言、風評、さまざま人のいや〜な言葉に惑わされず気にしないように耳をふさぐ呪文の言葉。
◆「兎角」「左右」とも当てて書く。
[用法]「ナンヤカンヤととかくまわりはうるせェ」

兎や角【トヤカク】

とや‐かく
[意味]これまでの数知れない失敗から来る心配、知ったかぶりの世間の荒波などから身を守り、邪念を精一杯に振り払うための呪文の言葉。
◆「兎や角」と当てて書きません。
[用法]「オメエらとやかく言うんじゃねっっっぇ!」「とやかく言う前にやってみろってんだ!」

*:以上、言葉の用法は、各自の責任でもってお使いください。

とにかく、ともかく、とかく、とやかく、なんでも来い!で、またこの一年。
皆様ご健康でありますように。

年末最後にプリンタの調子が。。。

掃除や忘年会やら年末行事を無事済ませ、残るは年賀状。と思いきや、プリンタが調子を崩した。幾度となくクリーニングを繰り返して、ようやく印刷を始めたのは窓の外が暗くなってから。最後の最後でやられた感じです。ギコギコ言いながら動くプリンタを横に今年最後のブログ更新。(今年はすっかりサボってばかりでした。。。)

今年の夏に事務所の引越し。マック本体もプリンタももちろんそのままの持込み、これまで乱暴な使用にも耐え随分頑張ってくれたものの、流石に今の時流には「ひと昔」の感が否めません。時たま叫ぶ怪奇音に、買い替えの時期が迫り来る気がしてしまいます。来年はいろいろ出費を覚悟しないとイケナイのかな。しかし目を移せば、移った古屋の新事務所には懐かしさを漂わせる建具があります。もちろん立て付けは狂って隙間も見えますが、こちらはまだまだ現役である事を誇示し、なんとも落ち着きさえ感じます。

入れ替わり、立ち替わり、住まいや暮らしの中に新旧が混在するのは当たり前ですが、考えてみれば不思議な感じもしますね。古い町家のなかに大きな液晶テレビ。似つかわしく無いと思えば似つかわしく無いし、当たり前と思えば当たり前にもなります。許容量に差はあるとしても人の感覚とは随分いい加減なものです。それだからこそ面白く思えるのですが。

今年もあと僅か。よい年をお過ごしください。

サントリーミュージアムとペンギンパレード

大阪南港のサントリーミュージアムが今月26日で休館となります。それでもってヨメさんから終わる前に行こうよと言う事で、久しぶりに天保山まで行ってきました。
僕的には、新聞で紹介されていた「ペンギンパレード」が見れないかなと秘かな思いで向かったところ、バッチリなタイミング。ミュージアムに行く前から十分満足してしまいました。ヨタヨタ歩く不思議な物体をこんなに間近に見たのは始めてです。ウェットスーツに身を固めた小人が入ってるのかと思える不思議さ。ツヤツヤしている肌(羽根?毛並み?ナンテ言えば良いのかな。。。)は、触りたくなるほどとっても奇麗でした。

満足してしまった後、開催されているポスター展を見てまわりました。夕暮れの堤防で写真を撮ってる人たちを俯瞰で見ていると、ペンギンに見えてきました。ところで施設は大阪に寄贈されるそうですが、このご時世でどうなるのでしょう。

帰りに大阪水道局が販売している水「なにわ育ちのおいしい水 ほんまや “Honmaya!”」を見つけました。こちらはピンクのペンギンが並んだみたいです。久しぶりに歩き回りこの時すでにクタクタで、足元がヨタヨタのペンギンになってたのはまさしく自分でしたが。

映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」とふたご座

先日「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を映画館へヨメさんと観に行きました。
ネットの映画ガイドで見ても評判悪く無い様なので懐かしさと興味に負けて行ってしまった訳ですが、個人的には惨敗です。完璧に滅亡しました。木村拓哉の古代進は許せても、黒木メイサの森雪は◯◯◯ハウスのままで全く魅力を感じない、放映当初にドキドキしながら見ていたモリユキファンとしては解せぬ感じです。映画作品としても一体ドコを向いてるのか、なんだか波動砲をむやみやたらに振り回しているだけのような感が否めません。力強さもロマンもない。監督は「宇宙戦艦ヤマト」のエンディングを聞いていなかったのか!と言いたい気分です。その他、観た翌日にヨメさんにアレコレ文句を聞いてもらったので、こんなところで。

昨夜は「ふたご座流星群」を家の前でヨメさんと一緒になって見上げていました。
はじめ寒さに怖じ気づいていたヨメさんを置いたまま一人眺めていました。やっぱりさミィな〜、思う様には見つけられず諦めかけたところ、目の片隅で一筋のヒカリ。見えた見えた家に戻ると、えっホンマ?とヨメさんが腰を上げ、そのまま30分ほど夜中の近所に星空の見やすい場所を探しながら怪しい二人組の影がウロウロ。それぞれ三つずつ見つけたところで満足して退散。肩が凝る割にストーリーの盛り上がりは全くありませんが、間違いなくロマンはありました。

新人H「ソケリッサ!!!」全知全能!

このところの忙殺状態から逃避して、ダンス公演を観に行きました。現場帰りに買った「ビッグイシュー」に挟んであったチラシに目が行き、そこにうさん臭そうなオジさん達が夜中の路地に立つ怪しげな写真はもとより、紹介文の路上生活体験者の肉体表現なる文面に、ついつい興味が湧いたからです。

新人H 舞台公演第三弾「ソケリッサ !!!」全知全能!」正直、分るような分らないようなタイトル。観た公演も分るような分らないような、何とも不思議な感じがしました。研ぎすまされた肉体が弾む様に飛び跳ねる、訳ではもちろんありません。公演最後の自己紹介の中では齢七〇と言うおじいさんが、まさに7人構成されたダンサーの一人です。思うがままに任せ、まとまりがあるようなないような一連の表現ですが、一生懸命に演じるオジさん達の姿がいつしか愛おしくも思え、少々感動いたしました。

少しばかり勇気をもらえた気がします。次回公演がちょっと楽しみ。

ピカソTシャツ

ようやく暑さが引いて涼しさがでてきたところで、Tシャツの紹介はなんですが。やはり紹介しない訳にはいきません。

ピカソくんTシャツが 創作菓子工房 Simarisu さんから引越の祝いにと届きました。うほほ。

お店のスタッフ用にと作られたそうですが、長T秋バージョンも作るそうだとか。お客さんからの評判も上々なご連絡に、気分は上々です。

植木鉢にきのこ

引越祝いでもらった観葉植物の植木鉢に、丸いキノコが生えているのを昨晩見つけた。今朝観てみると、丸いキノコだと思っていたのが傘が開いていた。夕方には、すっかり萎んで枯れて?いた。スタッフに話すと気味悪がられた。原色っぽいまさしく毒キノコならまだしも、ほんの一瞬顔を出したせいぜい2〜3センチのキノコには気の毒な話である。

そう言えば、43号線沿いえべっさんの境内外周の緑地に、それこそ10センチもあろうかというキノコが雨降りの後に顔をだすのを思い出した。ついでに、解体前の閉め切った部屋のタタミにびっしりキノコが生えていた話を、とある施主さんから聞いたのも思い出した。

今回のちびキノコは2〜3日続けて鉢に水をやっていたからだろうか。どんな条件で出て来たのか。正直分らないが、生命のナゾはこんな身近にもあるのだ。

束芋:断面の世代

昨日はヨメさんの誘いもあって、現代美術家・束芋さんの展覧会(最終日)に足を運びました。断面が平面に、立面が平面に、透視が平面に落されながら、現代の時間や空間をアニメーションを駆使しながら毒気を持って表現されています。切り口は違いますがどことなく建築にも共通しそうな感じです。単純に観て面白かったです。

ところで、行こうかどうしようか迷っていいた時に読んだ、ウィッキペディアに載っていた束芋さんのプロフィールに勇気づけられる気がしたのは、僕だけだろうか。。。