古い住まいを拝見して。

昨日は、しばらく先ですが解体を予定している既存のお宅へ、改築予定の敷地確認のつもりで行ったのですが、そのお宅の余りの迫力に目的を忘れほとんど見学状態となり、感動を受けてしまいました。

この古い住まいは亡くなられた建築好きのおじいさんが素人ながらに増改築を繰り返し、部屋内にも古い外壁が残ったままに内外渾然一体となった、かなり不思議な造りに変貌した2階建ての木造住宅です。決して使いやすいと言いづらい箇所が随所にあります。人の住んでいる息づかいがそのままに感じる古い住まいです。それをうまく言葉にする事が未だ出来ないでいます。
その日にヨメさんに説明を試み、今日もスタッフに説明を試みるのですが、どうもうまく出来ません。僕が興奮して伝えようとしていることは感じてもらえるのですが、よ〜分らんと首を傾げられる始末です。
そこで見た複雑に入り組んだプランや、思いも寄らぬ仕掛けを伝えても、それが本来興奮の原因では無く、亡くなったおじいさんがきっと愛したに違いないこの建物のそこかしこから醸し出す空気にすっかり飲み込まれたことが伝えたいのですが、どう言って良いのか全く分りません。

時代を経たからこそ出る迫力なのかもしれませんが、この空気が自分の設計する住まいに引き寄せることが出来ないのか。奇麗なだけでは決して得られないこの感動をどうすれば設計に生かせるのだろうと、考え始めています。ただしそれは小手先で出来るものでない事だけは間違いありません。

ピカソくっきー

こちらも、はよ紹介せねば旬が過ぎる〜、と思いつつ。以前にキャラクターを作らせていただいた創作菓子工房 Simarisu さんから、八月の初めにうれしいお便りがありました。

毎日猛烈に暑い日が続いていますが
お元気ですか?
Simarisuは8月に入り夏眠中ですZZZZZ・・・(笑)
長期夏休みに入っております。
今日は少しご報告というかうれしがりの
私から画像のプレゼントです(^^)
ピカソはお陰様で皆さまからいつも「かわいい〜〜っ」
とご好評いただいているのですが
先日ケーキのご注文で
「うちの子(中学生です)がシマリスくんがすごくお気に入りなので
是非あのキャラクターでケーキを作ってほしい」とのご依頼があり
お作りしました!
なかなか可愛くできたと思うのですがいかがでしょうか?!
お忙しい中 失礼しました。
ではではこの暑さですのでお身体どうぞご自愛下さいませ。

自画自賛でありますが、クッキーになったピカソくんはナントかわいいではありませんか。シマリスさんのホームページに行くと、また違ったピカソくんクッキーに出会えます。
いやいや、実物に会いに行かんといけませんね。

8月なる前に。。。

後数時間で8月に突入してしまいますが、その前に。

まずは、新事務所引越をなんとか無事に終えました。と言っても、まだホンやらガラクタやら山積みなまま。片付けようにもこの暑さに頭が回らず、引越のドタバタですっかりお仕事はキリキマイで手が回らずで、どうする事もできずまま、です。引越のご連絡も全く手つかず、焦るばかり。
それにしても今回の引越では、ホンマにようけゴミが出ました。事業仕分けならぬゴミ仕分けの毎日にテンヤワンヤでした。工務店さんのご厚意で、現場にゴミ捨て場に産業廃棄物(クロスのカタログやら、フローリングのサンプルやら)を幾度となく運んで、イッタイこれらは旧事務所のどこにあったのやら。出るわ出るわのサンプルの中には10年前の物件の物まで。ついつい思い出に浸ったり。。。そりゃ〜たまりますわ。

その上、明日から2日程お休み頂いて岡山の犬島まで「維新派」公演を観に行きます。帰ってからのスケジュールはしっかり詰まって、骨休みどころか落ち着かない旅行となりそうですが、ご報告は後ほど。

明日からまた暑さが増しそうです。夏休み旅行には申し分ないかもしれませんが、帰ってすぐに仕事モードに戻れるか不安になってきました。皆様、お身体にはお気をつけ下さい。

悩みの痕跡

なにやらタイトルは仰々しいが、引越ネタで今日も失礼する。
自分の机に組んでいたエレクターの棚を先日除けてみたら、ヤニまみれの壁が出現した。しかもエレクターの棚のワイヤー跡がはっきりと分るではないか!机の隅に置いたマックの ファンの気流が成した技であろうか。あまりに芸術的にあぶり出された壁画にちょっと感動してしまった。顧みれば結構恐ろしいコトとも言えるのだけど、エレクターを組んでからおそらく6〜7年は経っている筈だから、これはその間の「悩みの痕跡」と言える。
こんな事を書いていては「おかしな人」に思われそうだけど、現在ちょっとばかり「引越ハイ」になっているのでこの場限りでお許しください。

引越は、気が遠くなりそうです。

基本設計もやらないといけない、実施図面も描かないといけない、と分っていても引越が近づいてきました。一気にやろうと思っても、移った先で間違いないくエラい事になるに違いなく、場所も決まってようやく片付け&持ち運びを始めたところです。

今日も朝からゴミ焼却所に2回通い、330kgにもなったゴミを捨ててきました。いやいや、ゴミ屋敷だった訳でなく、少しでも身軽にするために後でも揃えられるカタログをどっさり捨てて来たところです。帰って来てから、こんどは書籍の整理を始めました。本棚とはエラいものです。なんとなく納まっていた本をビニール袋に入れながら、平積み始めるとあるわあるわ。どこにあったのでしょうか。写真に写っているのでも半分にも満たない感じです。やりはじめて恐ろしさに気づきました。あ〜本当に気が遠くなりそうです。

新事務所、ネット環境危うし。

おもわずつぶやいてしまったが、本日取り交わし中の新事務所の賃貸契約が無事終了してやれやれと思っているところに、この間ネットから申し込んだNTTから、次の場所に光ケーブルの敷設がまだされてないと連絡が来た。工事まで、ひと月半からふた月掛かると言われてしまって、目の前に暗雲が立ち込めた。ネットからの引越キャンペーンに申し込んだ矢先である。もちろん開通エリアであることは確かめていたから、思いも寄らない事態に今オロオロしている。
電話口の向こうでお姉さんがさも当たり前のように、お応え出来ません。と言われる中、ちょっとでも工事を早くしてよと懇願する。コッチは仕事で使ってるのだから頼んますよ〜と言っても、手慣れた具合に受け流され取り付く島もない。

という事で取り急ぎ、新事務所に移ったらしばらくメールが受け取れません。お急ぎの方は電話かFAXでご連絡ください。とお伝えしておきます。新事務所への移行は7月20日の予定。今の事務所は7月末までは使えるから、最悪その間はここでメールぐらいは受け取れる。しかし、その後に伸びると、現時点見通しがつかない。工事が少しでも早まることを祈るばかり。梅雨になって、きっとこうした工事も伸び気味なんだろうな〜。がっくし。

しかし、駅から離れてはいても幹線道路も近く数件隣りには銀行がある次の場所で、こんな事になるとは。ブロードバンド時代なんてのは、まだまだ先の事のように思えて来た。

ファンタスティック・プラネットとアウトレイジ

この間の日曜日は、夕方に nomade kino 主催のちょっと古いフランスのSFアニメ映画を観てギャラクシーカレーなるものを食べ、晩には以前に映画館の上映不備で手に入れたタダ券使って北野武のやくざ映画を観に行きました。

SFアニメ映画「ファンタスティック・プラネット」は、その筋では結構有名な作品。何時の未来か、家畜化された地球人が得たいのしれない宇宙人に支配されているのだけど、反乱して自由を取り戻す的な内容。時代を感じる映像だけど、SF映画や漫画やアニメには多大な影響を及ぼしただけあって、その設定もしかり美術・音楽と色んなところで現代の作品にも通じるものがあり、原点となるオリジナルを観ているような気さえします。

北野映画「アウトレイジ」は、好きな役者揃いだからとヨメさんのセレクトで行きましたが、コチラはコチラで悪者映画の寄せ集めというか、悪い奴をいっぱい並べてみました的な内容。ひとつひとつの悪者ストーリーに敢て新しさは感じないのですが、ジャンルこそ違えどコチラもまた原点となるオリジナルを観ているような気さえします。しかし、奇妙なほど日常に見える映像の中で悪さ怖さから滲み出る(ある種醜い)笑いは、ビートたけし本領そのものかもしれません。

まったく違う映画を観て同じ様なことを感じたのですが、どの時代でもオリジナルを作り出すのは実はあり得ないことだと思うし、あらゆる表現は繰り返しの中で洗練されていくのだな〜。それが悪いのでは無く、むしろそうした中で人は感性を研ぎすませ、表現を膨らませることが出来るのだと。しかも留まる事を知らず、いつまでも続いて行く事がスゴいのかも。大も小も継続は力なり、です。

この夏は大阪の劇団・維新派の公演「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」を観に、犬島に行こうかと目論んでいます。維新派鑑賞は20年を越えますが何故続けていくのだろうか? それを思えば、継続は力なり、を地で行くような劇団に力をもらえている気がするからかもしれません。特設サイトに掲載されている舞台模型観て、これは行きたいぞ、と思いました。講釈ともかく、楽しみ楽しみ。

期待と不安の事務所移転。あとひと月ほどとなりました。

事務所の移転先がほぼ決まりました。大家さんが遠方なので郵送での契約の取り交わし中です。次の場所も、今と同じ西宮。最寄り駅に同じ阪神電車西宮駅ですが、現事務所よりも1.5倍くらい離れているので、電車ではちょっと不便になってしまいました。現事務所は立地も良く、いろんな意味で使いやすかっただけに、それと比較するとなかなか思う様には見つかりません。

なんとか決まったは良いですが、今更ながら惜しくなっています。事務所そのものももちろんですが、自宅までの距離感やちょっと離れた駐車場の距離感さえも、自分にとって丁度よい気分転換スイッチと言った時間の流れを作ってくれた環境だと、今日も見慣れた風景の中を歩きながら考えていました。

次の場所は今よりもひと回りコンパクトですが、ちょっと懐かしささえ漂う場所です。ご紹介するのは奇麗に納まってからとして、今は、まずそのまま入り切らない荷物をどう片付けるのか?日々ため息をつくしかありません。整理を含めて、7月なかばに移転を完了予定にしています。

そうそう、今日は同じ駐車場をつかっているおじさんに、事務所移転で駐車場も引き払うことを伝えたところです。そんなコミュニケーションができることさえも、移転せざるを得ないことを惜しく思わせます。

ツィートしてみるけど、できるだろうか?

先日、何の脈絡もありませんが、図面の手直しに頭が錯乱してきて息抜きに、気になっていたツイッターに登録してみた。

そのまた先日に、完成して10年経った HOUSE99.99 にメンテナンスの相談で伺った際、デザイナーの施主さんから、庄司さんはツイッターしないのですか?近頃はこれで仕事に繋げている人もいるようだし。。。と言った話の時は、いや〜、こういうのちょっと苦手で。。。とか言っていたのに。あっさりと裏切ってしまった。。。m(_ _ )m

ついでに書けば、施主さんの中にもツイッター始めましたというブログ記事がチラホラ目立ち何となく気になりつついたのは本音で、更に以前のぼそぼそしたブログが良かったのだけど〜といった友人の話も小耳にはさんで、なら、ぼそぼそとつぶやいてみるか〜と思いつき、後の事は考えずやってみる事にしたわけです。

と言いながら、実はこんなに流行る以前から既にテキト〜別なユーザーで登録してました。ただ、たまにマック関連のサイトでツイッターに書き込めば、有料のアプリケーションが無料で手に入るとかあって、積極的なユーザーではありません。で、今度は積極的にできるかと言えば、きっとないかもしれませんが。。。取りあえず、こそこそと世の流れに逆らわず。

そんな事を書きながら、中学か高校時分の試験中、問題に向かってぶつぶつ呟いていたのを友人に怒られた事を思い出しました。つぶやく素質が未だ残っていれば良いのですが。。。

よく歩いた連休でした

連休はずっとお天気も良く、友人家族と毎日お出かけ、今日は連休疲れがドッと押し寄せている方も多いでしょうね。私めも遠出はありませんが、久しぶりに連休を堪能いたしました。

日曜日は、大阪の実家で晩飯するを機会に、西宮の自宅から大阪(西淀川)まで阪神電車の道沿いおおよそ13キロを歩いてみました。途中でたこ焼きや柏餅を頬張りだらだらと寄り道しつつですが、普段まっとうに歩かない軟弱な身にはなんだかんだとこたえました。お昼から歩きはじめちょうど夕方に着き、おいしく晩ご飯が食べられた次第です。

月曜日は、京都で開催されている「長谷川等伯展/京都国立博物館」に昼前に到着。入場に70分待ちの札が掛かっているのに呆然としながらも、とぼとぼと並ぶ。列最後尾で係りの人が日傘を貸してくれたので、助かりました。ベージュ色の同じ傘が並ぶ様子が、クリスト のアートみたいでちょっと面白かったです。
2時間くらい人ごみの中にいたら、それだけで結構疲れたので、その後和菓子屋で一服。その後すぐそばにある「三十三間堂」に立ち寄りました。 西宮に帰って、ヨメさんの家族と会食。

火曜日は、ちょっとミドリのある近場というヨメさんのリクエストに、かと言って山に行くほどの体力はすでにないので、宝塚の「清荒神清澄寺」へ。参道の行き道がなかなか良い感じです。併設されている富岡鉄斎の美術館もあってお得な感じでした。
三連ちゃんの外出にさすが疲れて、晩飯は総菜とレトルトカレーを食しながら、ビデオに録ったNHKのドラマ「外事警察」の再放送前半3話を見る。

水曜日はちょっとだけ仕事して、連休の休息。晩は「外事警察」の残り後半3話を見終えて、連休は無事終了しました。

チタンもトタンもおんなじ。。。

スローに進んでいた物件がようやく重い腰をあげつつ進み始めました。(途中経過は、元スタッフ中濱くんの報告をご参照ください。森南P « P_kan*Staff )

ところでこの建物は、ちょっと頑張ってみたい工務店さんの自社事務所です。そんな訳で中はともかく見かけぐらいはちょっと気張ってみたいと言うご要望に応え、普段使ってみたいと思いつつもなかなか実現出来なかったチタン亜鉛合金張りを提案をしてみました。ネタになりますよ。と非常に安易なプレゼンが通ったのは良いのですが、予算のやりくりで仕上の方法や使う面積は二転三転、技術のある板金屋さんにお願いできるのだから、本来もっと気張った仕上げ方をしたかったところですが一番安価な波板張りとなりました。とは言え、窓廻りや部分部分の納まりはビシッと決まった感じがします。

なのに、現場ではチタンって何?ってな具合で、えろ〜たこつくトタンですね〜と言われるしまつ。トホホ。

チタン張り以外の外壁も、二転三転しながらようやく確定。近い将来、足場もはずれるハズ。すっかり計画当初のイメージからはずれてしまいましたが、見応えある勇士をお披露目できると思います。

(ちょっと自信ないかも。。。)

お寺の落ち葉、朝の事務所前で

朝、事務所前の路地に隣りのお寺の楠の落ち葉が溜まっていたので、箒で掃いて集めていたら、通学途中の小学生たちに挨拶される。母親に連れられたかわいい女の子にも共々「おはようございます」と声を掛けられ、挨拶を返す。路地裏の朝の日常といった感じ。

面白いことに、自転車に乗って事務所に着いただけの時だと、そんな風に度々挨拶をされるわけではない。落ち葉を掻き集めている姿だけで、良心的なおじさんにでも見えるのだろうか。朝からそうして声を掛けてもらえるのは悪い気がしない。なんとなくすがすがしい。

お寺の楠は大木で若葉の生え変わる春先は、これでもかと思うほど落ち葉が溜まる。普段は2軒隣のおじさんが文句を言いつつせっせと掻き集めているので、こちらが「いつもすみません。ありがとうございます。」と言いながら事務所に入ってしまうのだけど、今日はちょっと早めに着いたので気分転換に良心的なおじさんを演じてみた。たまにはいいかもしれない。

iPad が気になりますね。。。

もうじきに日本でも発売となるアップルの iPad でこのブログを見たら、こんな感じになるらしい。ウェッブベースのエミュレーター「iPad Peek」と言うサイトで遊んでみた。なんと言うのか、こうしたサイトをわざわざ作る人がいる訳だから、このアップルの新製品はやはり革命なのだろう。実際楽しそうで、かなり物欲そそられてます。

にしても世の中はますますコンピユータに縛られてるのか、ただただ自分だけが翻弄されてるのか。

ついさっき、プレゼンに作った色鉛筆のスケッチをカラーコピーしようとコンビニに行ったところ。コピーが終わって領収証をレジにもらいに行くと、コピー機のところで出せますよ。と言われて引き返す。しかし、どこをどうすれば出てくるのか精算機を眺めて、実はタッチパネルにある事にいつまでも気づかずにいると、見かねた店員さんがココをこうしてこうするんです。と、幾度となく同じ様に迷う人がいるのか、手慣れた感じで領収証の出し方を教えてくれた。

iPad を楽しそうだと書いたところだけど、なんでもかんでもコンピュータで管理されると、なんだか腹立たしくなってきそうですね。今回、色鉛筆のスケッチをしてみたのもマックばかり眺めて3D作るのに飽きたところだったから。スケッチにカラーコピーでアナログなプレゼン作りを久しぶりに楽しんだところなのに、ちょっと複雑な気分です。

えべっさんの桜

43号線沿いの西宮戎の土塀の前に、立派な桜が毎年花を咲かせます。今年もまた盛大に咲きました。

このところは暖かくなったり寒くなったりと落ち着かない天候でしたが、昨日の日曜はお天気にも恵まれ、夙川の花見客がいっぱいでした。夙川の駅前の露店でお寿司を買って、ヨメさんとほんの少しお花見しました。

映画「ハート・ロッカー」を観てきました。

昨晩ヨメさんとアカデミー賞映画「ハート・ロッカー」を観に行きました。

イラクに駐在する爆弾処理班の緊迫する日々を描くこの映画は、前評判の通りドキュメンタリータッチの映像で得も云えぬ緊張感のある画面を次々と映し出し、分りやすいストーリーがあるエンターテイメントでないに関わらず、画面に釘付けになって観てしまいました。異様にリアルな戦場のシーンは平和ボケの身には少々応えますが、観賞後、この映画は何を伝えたかったのかよく分からないモヤモヤした感情に捕われたのが正直なところです。

戦争中毒になってしまったとも言える主人公は、平和な国に戻ってもまた戦場に赴くことを志願します。それは人を救いたいと言えるものでもなく、どこの何が正義でもなく悪でもない。非日常化してしまう戦争の違った恐ろしさを描きだし、観客に是非を問いかけているのかもしれませんが、答えを見いだすのがあまりに難しい。頭を悩ましました。

酒屋さんのおじいさんとおばあさんの文字

明日、大阪で工事が始まる物件の地鎮祭があるので、いつも行く近所の酒屋さん(西宮市庭町・田口屋商店)に地鎮祭に祀るお酒を散髪帰りに買いに行きました。

以前にブログの中で書いたことがあるのだけど、この酒屋さんの去年に亡くなられたおじいさんの書く勢いのある凛々しい文字がとても好きでした。もう10年来そのまま通っていますが、今はおばあさんが書いてくれます。けっして人通りが多くは無いこの小さな酒屋さんは、日本酒もほとんど売れないからと少ししか置いていません。時折、付き合いの酒造元が置いていく季節のものに出会えばラッキーな感じです。お酒の種類は期待できないけど、ついつい寄ってみたくなる素朴さのある酒屋さんなのです。

今日店に入ると。なんと!カウンターに立つが早いか、おばあさんが「奉献・庄司洋建築設計事務所」と既に書かれたのし紙をスッと出してきました。え?なんであるんですか?もちろん予約をしてた訳でもなんでもなく、いつもの調子で入っただけなのに。。。すると少し申し訳なさそうに、「奉献」って言われるのが少ないのと、アンタのとこ字数が多いから、練習しとってん。
… 書き直そうか。。。?目の前で書くんは、緊張するんやけどな〜。
… いや〜それで、充分です。なんだか、うれしいな〜
今日は1分と待つ事無く、念入りのし紙が揃いました。
… おじいさんと一緒に練習しとったんやけど、字は生まれつきのもんかもしれんね。いっこも追いつかれへん。ほんまあの人は字を書くのが好きやったわ。

素敵な話に明日の地鎮祭が、既に始まっているような気がします。写真はおばあさんの文字。おじいさんの文字を写真に撮っておきたかったな。

コララインとボタンの魔女 3D

このあいだの日曜晩にアニメーション映画「コララインとボタンの魔女』」を観に行きました。またもアニメネタでスミマセン。

2年以上前にこのアニメの製作記事を偶然見ていた事をすっかり忘れており、てっきりCGアニメのつもりで行くと、なんだかエラい精密な作り込みに驚嘆。後でヨメさんに言われて人形アニメと言う事に気がつく始末だったのだけど、これは久しぶりに観に来た甲斐を感じた素敵な映画でした。冒頭のシーンからどっぷりファンタジーの世界に浸れます。ストーリーも決して子供向けと言う感じはありません。
主人公ココラインの家族表現はとても現代的で、親に構ってもらえない子供の不満がとってもリアル。その不満がパラドックス的なもう一つの世界を創りだしたのか、そこには理想的なパパとママ。だけど、なにか違う。。。夢・虚構の世界か、現実の世界かだんだん分らなくなっていく展開もとても面白く。飽きる事なく最後まで楽しめました。

いや〜それにしても、ホントに良く動いていました。ひとコマひとコマの撮影でよくぞココまで大画面を埋め尽くせるものだと、製作者のこだわりと根性に敬服するばかりです。CGではなく、あくまでリアルにカメラワークも美しい。

唯一不満は、3Dの必要を感じないところ。というか、3Dメガネが苦しかった。。。これは子供向けか?

*:上の画像は、公式サイト(英語)で作れます。(映画を観た方ならやってみたくなる。。。はず。)

リビングをプールにできるかも?


Hydro Floors Disappearing Swimming Pool

だからなんだ?と言ってしまえば元も子もないが、人の欲は尽きる事がないのでしょうね。こんな事させてもらえる施主さんがいれば、そりゃ〜是非に。と言ってしまいそうです。

久しぶりの投稿がこれでは。。。ですが。

「床が沈んで室内プールが出現」:キット発売中(動画) | WIRED VISION

しましっぽクッキー

先日、宅急便で届いた四角い箱はカタログとかで頼んだ憶えの無いかたち大きさだった。なにしろクールだったから思い当たる訳はなし。はて?何だろうと送り主を見ると、創作菓子の Simarisu さんからだった。
ちょっと早いバレンタインだな〜なんて、勝手なことを想像して開けてみると。おやおや、しっぽの形のクッキーが入っていた。Simarisu さんところのキャラクター「ピカソくん」のしっぽです。

これは嬉しい。ピカソくんは、Simrisu さんからの依頼で描いたキャラクターですが、しっぽがクッキーになりました。早速お礼のメールをすると、「バター不足や材料の値上がりを乗り越え?!ようやく発売することになりました。すぐにお伝えしたくて ご都合も聞かず突然送ってしまい申し訳ございませんでした。」とのご返事。いえいえ、いつでもお待ちしています。なるほど、出来上がって届いたクッキーに喜ぶのは簡単だけど、クッキーひとつ産み出すだけでもいろいろ大変なんだ。ふと感心。

一緒に届いた、宇治抹茶ロールと一緒に、さっそく美味しくいただきました。

創作菓子工房 Simarisu

駐車場が値上がりする〜。


今日は景気の悪いお話。
年末年始にかけて借りていた古びた鉄骨ビル下の駐車場で、入口付近の段差の解消や、鉄骨むき出し天井の塗装のやり直しなど補修工事をしていた。ちょっと奇麗になって使いやすくなったので、オーナーさん親切だな〜とぬか喜びをしていたら、先日、なにやら駐車場代の値上げをオーナーである不動産屋が伝えて来た。なんと五千円のアップ、本当は八千円上げたいらしい。。。その日は事務所にいなかったのでスタッフからそれを伝え聞いていたのだが、あえてコチラから連絡すまいと黙っていたら、何の事は無い。しっかり文書を送って来た。
借りていたその駐車場は相場からすれば安い事は分っていたが、さすがにすぐ納得できるわけもなく。ただこの駐車場は事務所から少し離れていたとは言え、自分を入れてたった3台しか止められない贅沢な屋根付きガレージである。しかも残る2台は駐車場隣りのアパートに住む親子が借りていた。車を購入した時からおおかた10年くらいこの場所なので、お隣りさんともテキトーに顔見知りにもなっていたし、車を出しに行けば隣り家族の小さな娘2人が遊んでいたり、のどかな感じでこの場所を結構気に入っていた。
値上げをするなら、そんな工事必要ねえよ〜。と言いたいところだが今更。相場を踏まえて値上げをする事もあるのは契約書にも書いてある。こちらの手元にもシッカリあるけど、シッカリした不動産屋は念入りに写しを同封してきた。ぬかりない。
さ〜どうしたものだろう。値上げの額を踏まえてもまだ決して高いとは言いがたい値段に違いない。それだけ安かったとは思う。お隣りさんは親子で2台借りていたから、それにしてもキツい話だな〜。どうするのだろうか。人の事はともかく、事務所の近くの青空駐車場の金額を調べてみるかと思っている今。返答までの期日はわずかしか無い。いや〜参った〜。

輻射熱暖房機「アングレイヤー」が到着。

アングレイヤー

カタログハウスから届いたDMでなんだか効きそうな輻射熱暖房機が3分の1の値段で特売していたので、ついポチッと買ってしまい、本日到着。けっこうデカクくて、ちょっとしたデザイン家電のスピーカーみたい。

ネットでの評判は良いが、どんなものだろうかと使いはじめたが、暖まり方はエアコンよりずっと良さげ。頭がのぼせる感じも少なくて、なんとなく暖かい蓄熱暖房と同じ様な暖まり方になる。ただし、すきま風の多い事務所だから足元はやっぱり寒い。これはどうする事もできないな〜。

エアコン使わずにしばらく様子見。後は気になる電気代。

先日引渡の済んだ住宅「WAON」には蓄熱暖房を入れている。試運転も兼ねてオープンハウスの時にも使わせてもらったが、たった1台でかなり良く暖まっていた。見学に来られた方も、結構驚いていた。と言ってもガンガンに暖まる暖房機ではないから家族だけで住み始めたら、ちょっと物足りないかな。

機械式の蓄熱暖房機を計画当初から入れたのは初めて。暖房だけにこの値段と考えると、高い気もしてしまうが、長い目で見ればエアコンなんかよりずっと使えるので無理無くイニシャルは回収できるのかな。

アフロサムライ:レザレクション

illuminations

えべっさんの最終日、久しぶりにヨメさんと映画館に行きました。で、観てきたのは「アフロサムライ」の第2作。ちょっと(かなり?)オタクなアニメです。去年内から公開されていたので、ほぼ終わりかけ。おかげで、広い客席にヨメさん以外は、おじサンが一人だけ。貸し切り状態にあと一歩でした。(笑)

朝のニュース番組かなにかでも紹介されていたですが、このアニメは日米合作で、原作は日本の方。しかも同人誌にしか載っていなかったものが、ハリウッド俳優サミュエル・L・ジャクソンにスカウトされ、なんとエミー賞まで捕る始末。と、実は前作を見逃したままDVDも観ずに指をくわえていただけのアニオタ夫婦として見ざるを得ない?映画だった訳です。

それで映画は、スピード感あるハリウッド版B級アニメと言ってしまうと失礼かもしれませんが、オイオイ何でもありか〜の感じがかなり面白かったです。設定やストーリーは、これだけアニメやマンガの溢れかえった中では唯一とは言えませんが、絵の表現や美術のイメージは今まで観たものとも違って、オリジナル感がありました。オイオイどこの国だよと言いたくなる日本を題材にした実写映画より、ヒップホップに錯乱しつつもずっと日本的だったと思います。ちょっと泣けてきます。

話を戻し、テレビ番組の中で原作者の方が受賞に行く様子が映されていたのですが、黒人が主人公のアニメーションは今まで無かったのでとても嬉しい、と大人子供問わず黒人の方々に祝福されていたのが印象的でした。実は、そこに考えが及ばなかったことで、自分が文化と言うものを理解していない気がしたのです。

そうそう、映画の終わりは次回作もありそうな終わりかたでした。なんだかパワー溢れてます。

アフロサムライ:レザレクション / AFRO SAMURAI RESURRECTION