朝、事務所に着いてみると、玄関脇に白いものが目に止まった。
近づいてみると白いセミ。すぐ側に抜け殻もある。セミの羽化だった。羽は伸びているから、しばらく経ったところだろうか。こんな間近に見たのは初めて、朝から得した気分だ。もっと早くから来ていたら、更に感動だったかも。
それにしても、なんでこんな所で?廻りを見渡しても土の部分は隣家とのわずかな隙間ぐらい。そんなところににいたのだろうか?セミは土の中で7年とか言われますが、実際のところよく分かっていないらしい。種類によって違うらしいが観察されているのは4〜5年くらいまで。としても、事務所の横で4〜5年も共に暮らしていたのだろうか?
勝手な想像でもっと高い所で羽化するものだと思っていた。登れる木を探しまわっても見つけられず、とっても焦っていたのではないだろうか?一旦始まっちゃうとどうにもならない感じだし、カメラを近づけても反応は無い。ただただと身体が変化するのを我慢強く待っている様子。もしかして目も見えてないのかな?しかしココじゃあまりに目立つ、猫や鳥の餌食にならなければいいけど。
昼、同じ所で無事にじっとしていた。すっかり色づいている。ぼちぼち何処かに飛んで行くのか。
セミの梅雨明け宣言で、今日は我慢出来ずに初めてエアコンにスイッチを入れてしもた。ほんま暑い。
自然
トネリコの鉢を植え替えしてみた。
事務所には、たぶん4年目ぐらいだと思うのだけどトネリコがいます。はじめ30センチぐらいの苔玉で買ったトネリコですが、いまでは結構大きくなって1メートルを越えてきました。貧弱だった初めのころとは打って変わって、それなりの幹の太さになっています。そろそろ鉢替えをしてやらないとイカンだろう。と、昨日はコーナンで土と鉢を買っておきました。
今日の昼間に鉢替え。すでに苔玉から一度、その後一度、二回ぐらい鉢を替えているのですが、いつもいい加減にやっていたので、今回は少しネットでやり方を探しつつ。参考にしたのは、「葉っぱの岬>シマトネリコ」と「e-garden」ちゃんと読み始めると色々気になってきます。
とりあえず、両サイトの記事を読みながら、「土は赤玉土の小粒6に腐葉土4」 ふむふむ。適当に買って来たけど、ちょうど良いぐらい。コーナンの買い物袋の中で混ぜ合わせ。
「根鉢を3分の1ぐらい崩す」 今の鉢は丸っこいのでとてもじゃないけど引き抜けない。金槌で割ってみると、ネットで見る様子とまるで違って一体どこに行ってしまったのかと思える程、崩せそうな土なんか見えません。根っこのネットは鉢の形を再現するかのように包まれた状態。太めな根も周囲を廻っている。3分の1を崩すなど根を余計のこと痛めそう。しかたないので、下のゴロ石あたりからモソモソと掻きだし始めましたが、4分の1がよいところ。う〜んどうしたものだろう?このままやっても根をちぎってしまいそう。
心残りだけど、このまま進めよう。新しい鉢にゴロ石を敷き、配合の済んだ土を小山加減に盛る。そこに根をかぶせる様に据えてみて、こんなもんかなというところで、廻りに土を詰め込んだ。土の量は、計算なんか出来る訳も無いがピッタリ収まり、水引きもぼちぼち良さげ。
ちょっと大きすぎたかなと思って買った鉢も、意外にいいぐらいに収まった。まあ、しかし今までの鉢でここまで大きくなるのだから、今度の鉢だと恐ろしくデカくなるのでは?そんな要らぬ心配もしつつも、結局いい加減な鉢替えは無事終了。
後は元気に育ってくれる事を祈るばかりです。
奥の千本
しばらく前から吉野の桜を見に行ってみたいと思っていた矢先、
NHKの番組で、吉野の桜が危機的状況にあるのを知りました。
「かんさい熱視線 サクラに何が起きているか ~吉野山からの報告~」
全国有数の桜の名所「吉野山」。その桜に異変が起きている。病気や寄生植物に冒され、立ち枯れてしまう木が、ここ数年急増しているのだ。
近年の気候変動の為に桜の成長過程と雨の降る時期が合わなくなり、土壌に残る余分な水分が原因で細菌が桜を浸食するのだそうです。
そう聞くとますます行っておかないと思い、日曜日、吉野まで出かけました。
電車で近鉄吉野まで2時間半、着いてみると大勢の人で賑わっています。
吉野の桜は山脈に沿って、下の千本、中の千本、上の千本、奥の千本と三万本の桜が大きく4つのエリアに分かれています。奥に行くに従い高度があり開花時期が遅くなります。
日曜日は最後の奥の千本の満開手前でした。なので、駅からさらにバス2本を乗り継ぎ、ようやく目的地近くまで。
下調べが全く足りませんでした。バスを降りれば桜に囲まれると思いきや、そこから険しい山登り。吉野は全国の桜の名所とは違って、山岳宗教や密教に結びついた信仰の桜として自然の中に保護されています。
ハイキングコース程度の山道と言え、前日の雨で道はほとんどヌカルミ。同じ様に知らずに来たと見られるパンプスで歩くお母さんにとっては、最悪の状態でした。
30分程歩いて目的の「奥の千本」に到着。
五〜七分咲きぐらいでしょうか。色の淡いシロヤマザクラが山波の中に咲き乱れていました。
雄大な風景の中に咲く様は今まで見た名所の桜とは全く違いました。満開のタイミングで来たかったです。
(ちなみに吉野桜情報だと今日はもう「散り始め」の様です。)
先の番組では、地元の有志の方たちが吉野桜の保全に乗り出したところ。1300年になる自然と人で造り上げたこの景観をどうすれば守れるのか。
ひとつでも出来る事をしておかないと、後悔しそうな気がします。
夜桜プラネタリウム
今日は雨となり、満開だった桜もずいぶん散ってしまったでしょうか。
昨日の夕方は三脚抱えて夜桜撮影に出かけました。
事務所からでも自宅からでも、10分ほど歩けば桜の名所に着けるのは、
ホント贅沢な場所に住んでいるのだと思います。
撮り始めはまだまだ人気も多く、三脚にカメラを構えるのは気恥ずかしい感じも、
あれよあれよと言う間に日が沈み、そんな事を言っている間も無くなりました。
完成した建物の竣工写真の撮影時も、夜景となると慌ただしくなります。
始めオレンジ色の夕空も日が沈みと刻々と碧色が濃くなり、気がつけば真黒。
夜景なのだから、時間はたっぷりと思われそうですが、
実際の撮影のときは、空の青色がまだ分かる内に済ませないと、
ただ単に真黒の夜空になって、夜景と言うより夜中の様にしか見えず、
照明だけで夜景は意外と映える訳ではないのです。
なので、写真家さんとどのカットをどの順番で撮影するのか、
陽が沈む前に打合せを済ませます。
撮影箇所がいくつかとなると、写真家さんは重いカメラを抱えて走っています。
そんな現場を知っている訳ですから、夜桜の撮影もロケハンをシッカリして臨もう、
なんて思ってた訳ですが、案の定うまくは行きませんね。
浮かれて始めた撮影も、そのうち桜を睨みつけるようになってしまいました。
そんな時、小学生の男の子の声。
見て見て!プラネタリウム!
両脇から覆いかぶる桜並木を見上げながら、家族みんなに大声で伝えています。
街灯に照らされた桜の花弁は、まさしく宇宙を描いていました。
雨上がりの虹
雪
虫+我
迷装されたステルス戦闘機のような蛾を見つけて、
思わず、カッコイイぞコイツ。と思った。探し当てたガンプラの様だ。
蛾はどちらか言えば、嫌われる虫の一つだが、チョウチョとのはっきりした区別はないらしい。
が、そのくせチョウチョの2〜30倍くらいの種類がある。
日本でも3000種類を超える。もっといそうな気がする。
根拠は全く無いが、蛾はどういう訳か、チョウチョより逃げない気がする。ズブトい。
蛾を見つけると、近づいてついつい観察したくなる。
チョウチョは装飾的だが、蛾は実用的な容姿をしていると勝手に思っているから、
デザインの観点からすると、個人的には蛾の方が興味深い。
なにしろ「虫+我」なのだ。
それだけ人を映しているのかも知れない。
House [ I ]:慌ただしく
House [ H ]:林
目の角に
事務所でセッセと図面を描いてたら、目の角に黒い物体が走る。
MU…MU.MU.む〜、GO******
しかも、ちょっと大きい。いつの間に。
ア〜、おちつかん。
ガラクタばかりで出入りの多い事務所は、追いかけづらい。
取りあえず、おそらく隠れたっぽいばい所にキンチョールを振りまいた。
コソコソ音がする。オ、現れた。
しかし手元に都合の良いものが見つからない。
みすみす見逃してなるまいスリッパを振りかざす。が、一撃を与えるとマズいところに。。。
思い切れず、手加減してしまったのがイケナイ。
ダメージは与えた様子だが、逃げられてしまった。
仕方が無い、キンチョール。シュ〜〜〜〜〜。
コソコソが静まった。昇天したのか、逃亡したのか、定かでない。
夏。
House [ H ]:ハレの地鎮祭
House [ I ]:仕上工事へ
ミドリガメ
お寺に亀は憑き物?か。
そもそもこういう所に元来居る筈がないミドリガメが必ず居る。
こやつらは夜店で掬われたミドリガメたちに違いないが、
かわいさ余りに掬ったはいいが、世話好きな子供の予想に反して元気に成長しつづけ、
甲羅が10センチを越えるころには、カワイイからはチョッと遠ざかる。
もうこの頃には生き物を飼う興味も失せて来ていて、
勉強もせず隠れてマンガを読みふける歳になっていた。
でも読んでた漫画は「ぼくの動物園日記」だったり。(ちぃと古いか。。。)
なんて経験者は結構多い筈。(だと思う)
例に漏れず実家で飼っていたミドリガメも結構大きくなった。
狭い水槽で見るからに手狭だけど、狭いマンションのベランダでは致し方ない。
たまに外に出して歩かせてみる。
そんな折、悪ふざけで脅かしてみたら、カメが飛んだ。
走り方が分からないのだろうか。両手両足が交互に動かず、一度に床を蹴って?飛んだ!
さすがにコレには驚いたが、普段走るような(急いで歩くような)コトがないから、
本当に走り方が分からないのかもしれない。
そんなカメも今はきっと万博跡の池にいて、飛ぶ必要はない筈。
救われた亀を見て、救い様のない経験を思い出す。



















