KHギャラリー芦屋(旧コシノ邸)|安藤忠雄

この日曜日、台風の接近間近に安藤忠雄設計のKHギャラリー芦屋(旧コシノヒロコ邸)にヨメさんと二人で行って来ました。4〜5年ほど前から、一般公開されています。
ギャラリーのHPで開催中展覧会の最終日と見つけ晴れている午前中のうちなら〜、慌てて到着すれば、エ?扉が閉まっている!
玄関先でオロオロしているところに、中の学芸員さんが気づいて出て来てくれました。実は展覧会は好評で会期延長、さらに台風接近で今日は休館のインフォメーションを告知していたのですが、、、と聞かされ唖然。そこをナントカ折角だからと、食い下がると学芸員さんは親切に開けてくださいました。スミマセ〜ン。

厳かに中に入らせてもらうと、まず和室と大階段。そのまま吹き抜けのリビングが続きます。なんと言えばよいのか、安藤建築に出会えた感触が湧き起こりました。適度に余裕をもって飾られるコシノヒロコ氏の作品。まさしく美術館。住まいであったことを感じさせません。素直に気持ち良い。
二人空間に浸り、促されながら安藤氏のスケッチが飾られた廊下を渡り、円弧の壁に囲われた寝室へ。そしてダイニング。どこに立っても時間の流れがゆったりと感じられます。
増改築を繰り返して今の姿となっていますが、初めから計画されたひとつの建物のようにしか感じられないことにも、ちょっと驚きです。

しばらくすると、我らと同じく休館を知らず来られたひと組がありましたが一巡してすぐに引き上げられので、ほとんど二人で小一時間、広いギャラリーの中を貸切で滞在させていただいた感じでした。
休館にお付き合いいただいた学芸員さんには申し訳ないばかりですが、よい経験をさせていただきました。本当にありがとうございます!

こんなトコ住んだら、感覚も変わるやろうな〜。羨望混じりのヨメさんのつぶやきはきっと誰もが感じるでしょう。建築の強さを久しぶりに感じるひと時でした。

後日、アンタダ講演会に当選したヨメさんは只今嬉々としております。

西宮浜探索

このところ、ご近所が騒がしい。と書くと語弊があるが、気になる議題とあって近頃は町内会の集まりにまじめに幾度か出ています。

たまたま縁があって住み始めた場所は、浜手のとても環境に恵まれた場所。そこは、自然環境の保全を求められる重要な地域のひとつだったり、すぐ近くには史蹟もあったり、自然災害や南海地震に備えた防潮堤整備や河川整備の必要もあったり、いろいろな環境に関わる諸事情を持っている。さらには、近隣の町にマンションや大型スーパーなどが立ち並び近年あれよあれよと人の数が急に増した。砂浜を抱えたリクリエーション地域にもなるので、以前より夏にはバーベキューのゴミやら花火の騒音などマナーの悪さに頭を抱えるご近所も方々も多い。

そうしたアレコレで必要にせまられる住環境改善の要望や、イロイロ続くことになる整備工事での安全確保に対し、町は市や県の対応にひとつひとつ反応をしめしている。

呑気に暮らしているなと言われればそれまでだが、町内会に出て初めて、自分が住む地区にはいろんな問題を抱えていることを知ることになり、住人の一人とし、もっと近隣の様子に興味を持っておく必要があると今更ながら感じています。

前置きが長くなりすぎました。難しい話を続けたい訳で無くこれもきっかけで、自分の住む町や市のことに興味が増したところ。
この日曜日は、嫁さんと対岸埋立地一周の散歩。あまり行く事ないあたりまで足を伸ばし、散歩のつもりが子供気分のちっちゃな探検となりました。

見学会「農業研究開発センター・なら食と農の魅力創造国際大学校」

1週間ほど前、大規模木造の完成見学会に行って来ました。奈良県桜井市に完成した「農業研究開発センター・なら食と農の魅力創造国際大学校」というところです。主催は、こうした大規模木構造を多く手がけるSMB建材株式会社さんで、1時間ばかりの説明会付き。同日に3回あり参加したのは夕方の最後の回ですが、大勢の方が来られていました。

交流サロン棟

農業研究開発センター・なら食と農の魅力創造国際大学校
交流サロン棟

見学会メインの建物。楕円形平面の2階建て、延べ床面積 1351㎡ あるそうです。中心にある円形の越屋根(飛び出た屋根部分)が特徴的です。構造に使われているのは国産の唐松集成材。その他奈良県産杉集成材、ひのきなどが使われているようです。

現場管理棟や本館

研究農場に並列したこの現場管理棟は棟の使用上、外部に向かっての開口部が多いため、耐力壁の配置が難しかったそうです。家形なので、円形のサロン棟より木造らしさが素直に感じます。また、現場管理棟とサロン棟の間にある本館はRC造ですが、木ルーバーを外部に使うなどで、積極的に木質化をされています。

保育所に携わる機会もあって、大型の木造園舎などこうした大規模木造には興味があります。雑誌やネットで見かける海外物件にはカッコいいものもありますが、なかなか実際に見る機会がありません。

そんな気持ちでやって来た訳ですが、説明会の際にRC造ぐらいの予算が必要とお話しがあり、補助金の利用や、公共事業でのスケジュール管理がなかなか簡単ではなさそうな話を聞くと、安易に手出しできないこともよく分かりました。防耐火などの法的規制も含め、古来からある大きなお寺や神社を継承しながらの大規模木造や、木造住宅のような木の良さを全面に押し出した大規模木造が身近になるには、まだしばらくハードルが高そうな気がします。

ですが、さらに洗練され日本の建築文化のひとつとして中規模や大規模の木構造建築が時を経ていまに根付くことができれば、衰退する林業の再生、放置された人工林の地滑り災害予防、二酸化炭素の削減など未来の社会や環境に大きく繋がるのでしょう。
自分がそんなひと役になれるかどうかは時の運として、こうした見学会や勉強会に参加する機会はできるだけ作りたいなと思うこの頃です。

それはそれで見学会中、荒川弘の漫画「銀の匙」をニヤニヤ想像してしまったのは、僕だけだったでしょうか。( アニメしか見てないのですが。。。)

夜な夜な夏まつり

梅雨も明け、日に日に暑くなってきましたね。

7月はじめは、頂き物のまるまるスイカをいただいて、実家で半分にして皆でつつき合いをしました。何年ぶりのことでしょう。
7月なかは、七夕やら万灯篭やら、夜な夜な西宮神社の催しに繰り出しました。出店で買った竹の靴べらがなかなか使い心地良いです。
7月おわりは、ヨメさん家族と恒例で、浜の堤防沿いをチャリンコで繰り出し、芦屋の花火を見ながら夕涼みをしました。見応えのあるスポットまでは少しあり、長い堤防沿いを弁当とビールを持って一目散走るのも飽きて来たか、年々近いところで済ませるようになってきました。
なんだかんだ今月は近場の行楽を楽しんでいます。
地域それぞれ季節の行事がありますが、我が家はツッカケひとつで大きなイベントに行くことができる恵まれた所です。ええ加減な歳になると、ようやく有難いことだと思うようになってきました。

皆様お身体にお気をつけください。

西宮神社夏祭・七夕(7月7日)

境内の池に現れた天の川

西宮神社夏祭・万灯籠(7月20日)

芦屋サマーカーニバル・花火大会(7月22日)

だいぶ遠いですが、堤防沿いで花火を見ながら家族とお弁当を食べました。

夏越の大祓

とっても久しぶりの書き込みです。
西宮神社に「夏越の大祓」に行って来ました。ほぼ毎年の我が家の恒例行事になっています。ヨメさんと茅の輪くぐって、この半年分の厄払いとこれから半年の無病息災。
梅雨の合間の晴天に恵まれて、境内に爽やかな空気が流れていました。
「マイ茅の輪2017夏バージョン」もええ感じにできました。少しは清められたかな。

茅の輪の影
石畳の上に茅の輪の影がとても綺麗に落ちていました。こんな様子を見るのは初めてです。
陽に照らされて
陽に照らされて、今年の茅の輪はとても神々しい。

保存保存

保存保存

保存保存

半澤鶴子の ” 一期一会の茶事行脚 ” 講座

なんてアクティブなお婆さんなんだろう!と思ったのが、昨年NHKのEテレ特集「女ひとり旅 70歳の茶事行脚」に取り上げられていた半澤鶴子さん。たまたまテレビをつけたらやっていた方にお婆さんなんて失礼を書いてしまいましたが、白いワンボックスに乗り込みひとり全国を茶事行脚をする半澤さんは、ある時は少女のようにはしゃぎ野宿も厭わず、ある時は凛とした眼差しで客人をもてなす女主人。自然体にも見えるその立ち居振る舞いについつい、そのまま見入っておりました。
と書きながらそのまま忘れていたのですが、正月に実家でおせちを食べていた時にテレビに流れる再放送をたまたま見つけ、これまたそのまま見入ってしまった次第。ついつい気になってネットで見つけたNHKの文化講座に、今日足を運びました。

日本のお茶文化は建築の世界にもいろいろ関わり深い訳で、それなり興味は持っていたものの、ちゃんと勉強した訳でありません。高校大学に茶道部はあったは知っていますが作法とやら何やら、敷居の高さを勝手に感じておりました。ところが、テレビに映される形に囚われない半澤さんの茶会には恥をかきつつも一度参加してみたい気持ちになります。
たくさん恥をかかなければ、成長もなければ出会いもない。恥をも飲み込むお茶の世界が好きでたまらず、ただ没頭する。今日の半澤さんの話に、器の小ささを感じるばかり。

茶事の世界も、一期一会の客の目に触れるのは氷山の一角。下に隠れる大きな積み重ねが厳しく険しい。技術もさる事ながら、準備や段取り、気遣い気づきに至るまで。作法に隠れる本来の意味を知る事こそが茶事であり、それを愉しむ事こそが一番大事。
嗚呼、なにやら仕事に通じてきます。
自分のもてなしで、一瞬の出会いを人に喜んでもらえることが生きがいなのです。

何気に始まり1時間半、一期一会を大事に絶え間無く話をしていただいた半澤鶴子さんは、アクティブで素敵な女性でした。

謹賀新年2017

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます

年々ブログの更新が滞り気味で、去年はついに月イチ更新さえままならぬ有様でした。SNSにはまった訳でなく、書きたいことがなくなった訳でなく、単なるなまけ病です。
毎年々々思っているばかりですが、今年こそ心機一転、愉しみながら書き綴りたいと思います。

廣田神社(西宮)

まず、ささやかな抱負から。
本屋さんで平積みにもなっているのでご存知の方も多いと思いますが、去年の12月に放送された自閉症の作家・東田直樹さんの番組を観て、暮れに1冊を読んだところ。あまりの言葉の新鮮さに驚いてしまいました。
本のなかの意図的に感じない言葉の選択はただただ素直な言葉だけなのに、そこには自分には決して選べない何かがありました。これを言霊というのでしょう。
ものづくりをしている端くれの身には、何を思って何を人に届けるのか? そんな、当たり前のことを考えさせられた。そんな一年の終わりになりました。
今年はその何を見つける事を自身のテーマに据え、ものづくりに関わりたいと思います。

「君の名は。」と「傷物語 Ⅱ 熱血篇」

こないだ特撮映画を観たばかりと言うのに、いい大人がふたりして昨日はアニメ漬け。

新海誠監督「君の名は。」に、いい大人がふたりして若者に紛れながら感動してきました。このアニメ監督さんは15〜6年前に商業アニメさながらのクオリティで自主制作アニメを発表し、そのスジで度肝を抜いた監督さん。と書くとなんだか聞こえが悪いですが、繊細な映像と物語を淡々と発表されてきたイメージがあります。いつも気にはなりつつ間の作品はほとんど観ておらず、たまたま「めざましテレビ」で放送された制作風景を見つけてムクムクと触発され、ヨメさん誘って行ってきたところです。
イメージ通りに美しい映像、切なくて素敵な物語、心地よささえ感じる話の流れにぐいぐいと引き込まれ、圧倒されたとしか言えません。ツッコミどころは探せばあれど、そんな些細な事はどうでもよくなるような完成度。見終わった後、方々から聞こえる感嘆の声に納得する自分がいます。

はじめの予定ではこの後「後妻業の妻」を観るつもりでいました。
ところが「君の名は。」にあまりに感涙したヨメさんから、タイム!の声がかかり、一息ついて、第二ラウンドをアニメに切り替えての鑑賞会とあいなりました。

傷物語Ⅱ熱血篇

「傷物語 第二部 熱血篇」コチラはコチラで(僕は)面白かったです。鑑賞後、ヨメさんからはイロイロとツッコミが噴出。そこのところは、観ていただかないとココでは書きづらいトコロですが、7ヶ月前に観た第一部の背景舞台に使われていた丹下建築が、今回二部ではどう扱われるかが僕には気になっていたばかりでした。
そこのところは今回も十二分に楽しませていただけました。今回のメイン会場は国立代々木競技場。その他の出演建物も実在したものばかりですが、ストーリーの展開に合わせて自在に組み合わされ使われている様は建築コラージュにも見られ、監督さんがどのように建物を読み取ったかを垣間見るような気がします。
なんて偉そうに書いてますが、代々木競技場に行ったことがないんです!!!

「君の名は。」にしても、「傷物語」にしても、なんともすばらしい空間表現を感じます。どちらの監督さんも「もし建築家になってたら」素晴らしい建物を作っていそうな。そんなアニメーション映画二本立てでした。

みんなの森・GIFU MEDIA COSMOS

日曜日。岐阜の友人宅を訪ねた折、伊東豊雄氏設計「みんなの森・岐阜メディアコスモス」を案内してもらいました。

施設のメインは岐阜市立中央図書館。空のように大きくうねる木組の天井に大きなランプシェードが点在し、場を構成しています。なんともまぁゆったりした空間。はじめて来たので落ち着きなくウロウロとしておりましたが、好きな居場所を見つけて本を読みふける子供らの姿も多く、贅沢で羨ましいかぎり。
昼間の様子も気持ちよさそう。仕事さぼって入り浸りそうです。夢見にはいい空間。

そのあと友人と小さな居酒屋、つい現実の語り合い。。。終電で帰ってまいりました。

お盆は映画「シン・ゴジラ」でしめくくり

今年のお盆は特別な行楽なしでしたが、折角なので最後にヨメさんと「シン・ゴジラ」を観に行ってきました。

トウキョウがエラい事になっとるで〜。うわうわ、コレどうすんねん。
東京の街を縦断していくゴジラは、まるで東北大震災の大津波が走るかのごとく。遠景に広がる火の海は、まるで阪神大震災の大火災かのごとく。既視感さえ感じる映像は、劇中に身を投じるリアリティでなく、テレビで大規模災害の映像を見て身震いするような茶の間で感じるリアリティでした。突如起こった大災害に目を疑い、驚愕ととも恐怖感がじわじわとにじり寄ってくる。さらには翻弄される日本の将来を案じる始末。そんな印象さえ受ける映画のラストは。。。

ツッコミどころはあれど、これぞ日本の怪獣映画かな。どこまでCGなのか実写なのか?冷静にならないと見極められない精巧さに脱帽し、小さい時分に見た怪獣映画がそのまま一緒に大きくなった演出に拍手です。昔のゴジラと見比べてみたくなりました。

もう一度観て見たいけど、もうエエわ。ヨメさんの感想。

夏越大祓

先月末のことですが、ここ何年かヨメさんに誘われて西宮神社で半年ごとに行われる大祓に行くようにしています。6月終わりの「夏越(なごし)の祓」と、12月終わりの「年越の祓」です。特に夏越の祓は、白紙の人形で身についたケガレを祓ったり、茅や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)をくぐったりするイベントがあって、どことなく来た甲斐?があります。また傍に置かれた茅を自由に使って自分で小さな茅の輪を作り、それを玄関に飾るとよいのだそうです。

この小さな茅の輪作りが案外と難しい。案外面白い。長さが1.5〜2メートル、太さが太いところだと5〜6ミリある茎を潰しつつ柔らかくしながら、千切れないように丁寧に輪っかにしていく必要があります。それがまず綺麗な円にならない。パキポキと5角形ならまだしも変則3角形になったり。悪戦苦闘し、厳かな空気のなかゴソゴソと茅の輪作りに没頭するのはなんだか罰当たりな気もするのですが、綺麗にまぁるく出来たらまずニンマリ。
ところが目の前の年配のご婦人が手にする茅の輪が、すばらしく綺麗に且つ芸術的に出来上がっているのを見つけると、自分の手元を一瞥しわざわざ解いてやり直したり。神さんの目の前にいると言うのに、なにを息巻いているやら。

今年はお天気も良かったからか、去年よりお参りの人が増えた気がしました。茅の輪くぐりは3回くぐらないといけないので、あんまり増えると実は大変。
祓いの後は風鈴を買って帰りました。

茅の輪くぐり

見学会「京都木材会館」

京都木材会館:外観

自分が手がける機会はなかなかありませんが、少しずつ増えている木造の耐火建築物はやはり興味があります。
大型木造建築の構造等を手がけるシェルターという会社からの案内で、京都の市街地に建った木造による4階建ての「京都木材会館」の見学会に参加してきました。1階店舗、2階事務所、3/4階は共同住宅になっています。目玉は2時間耐火の木柱。法的な要件では必要はないのですが、木材会館であることと日本初ということで1階部分に採用されているそう。

京都木材会館:正面通りから

京都木材会館:2時間耐火の柱断面

ご覧の通り、木の柱と言え法的に耐火性能をクリアしようとすればこんなにもなるのですね。ここまですれば、1000度の炎に2時間晒されても構造として必要な中の芯材は損傷なしなのだそうです。木造建築のイメージからはちょっとかけ離れてしまう気もしますが、木材利用と言う観点から考えればこうした技術は大事と思います。実感が伴いませんが。。。(汗)

京都木材会館:ルーバーのディテール

もう少し直接的に訴えかけるものがあると感動するのでしょうが、出来上がってしまうと分かりづらいのがちょっと残念。それでも、外壁に取り付くルーバーは採光調整に可動したりして、木の建築であることをアピールするためにも、いろいろ試みはされていました。

そうすると、行き帰りに寄ったJR二条駅にかかる木造屋根は素直に感動的です。

JR 二条駅

こちらはもう20年近く前に建て替えられた駅舎ですが、こうした木を使った公共建築・施設はもっともっと増えていくのが良いですね。久しぶりに寄りましたが、今なお感動的に天井を見上げてしまいました。こうした風景がもっと日常的に目に触れると、木造の中大型物件に対する理解も広まりやすい気がします。

ついでに。。。

志津屋「ヘレカツサンド」

二条駅の下でお昼した志津屋のランチセットが、一番感動的においしかったです。

渋すぎなアニメの聖地?

アニメーション「傷物語」公式hp-制作陣

年末に飛び込んできたプレゼン仕事をようやく終わらせ、結果は天任せにするとしてホッと一息しているところです。今回プレゼンを手伝ってもらったH氏とお昼ご飯を食べて雑談中、正月息抜きに観たアニメ映画「傷物語」を思い出しました。すっかり書くタイミングを逸しましたが、ある事にインパクトがあったので、改めて。

何に驚いたかと言うのは、メイン舞台の一つとなった建物でした。映像全体に渡り、非常に丁寧に背景が描かれた作品ですが、どこかで見たような既視感に襲われます。心象的に描かれた演出に相まって、どのシーンの風景も舞台装置のように象徴的な扱いになっています。その一つが、丹下健三「山梨文化会館」でした。映画を見ている最中にアレっ?なんか似てない?。。。いやいやソックリソノママ。と言っても実物を見たことが無く、昔むかし雑誌でチラッと見た記憶なので自信も無く。ヨメさんに小声で、たぶん丹下健三。。。って呟いていたのですが、後でネットで確かめてみると、やっぱりソックリソノママ。(もちろん、後で自慢)
ネットで誰かそこについて書いてないかと探しましたが、観たアニメも結構オタクな分野?なので、思うほどに見つかりません。ようやく見つけたのは建築とアニメを研究されている明治大学の森川喜一郎氏のツイートでした。
氏のツイートによると「傷物語」に出てくる丹下建築は「山梨文化会館」だけでなく「丹下自邸」も使われている。。。と。なんと!? 残念、そこに気づかないただの建築音痴でした。

最近のアニメでは敢えてロケ地がわかるよう丁寧に描かれることが多くなりました。西宮にも超有名な”聖地”があります。そんな流れの中でも丹下健三は渋すぎです。
確認すると映画はまだやっているようです。日に一本程度ですが、まだやっている人気アニメなのですね。。。も一回、行ってしまいそうです。

何より、こうして描かれ”残され”る丹下建築はやはり偉大です。

謹賀新年2016

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます

去年はあれよあれよと加速度的に時間が過ぎ、気がつけば大晦日を通り越し、お正月を迎えてしまった気分でいます。もう少し落ち着いて頭を使い、もう少し心穏やかに日々を過ごさないと、さらに加速し、あっという間に秒速3万キロになりそうです。

廣田神社(西宮)申っ子守

今年も、皆様にとって良い年になりますように。

びっくりポンやわ!KEIZO HOUSE

ともかくギョギョっと、スケールに圧倒された一昨日の休日。

石の彫刻家・牛尾啓三先生からのお誘いで、ドイツで参加された国際彫刻シンポジウムでの制作報告会に伺いました。会場は明治期の古民家で、先生の私設ギャラリー?です。

去年のうちから先生のフェイスブックで古民家を購入し、修繕する様子が時折紹介されていました。なにやらゴツそう。。。とだけ垣間見ていた訳ですが、この度晴れてお披露目?に参加させていただいた訳です。一緒に行ったヨメさんはテンション急上昇の様子。
何しろ報告会の会場は二階の100畳敷きの間? それを聞いただけで、なんじゃそれ?って具合です。元は両替屋?銀行?・・・商家との事ですが、スケールがデカすぎでした。頂いた資料に目を通せば、建坪120坪の母屋に蔵やらがくっ付いて延べ床だと300坪を超えています。二階の間は当時、今とは交通事情が違いますので旅籠がわりに使われていたそう。
いやいや土地の面積の間違いでは?と思いそうなぐらい大っきなお屋敷だった訳です。先生らしいと言ってしまうとそれまでですが、ともかくたまげました。

何よりこのお屋敷を所有しようと考える先生のスケールがデカすぎです。この後は、イベントの会場や海外からの来賓向けのゲストハウスにしたいのだそうですが、正月には一人で廊下を磨いていたとか、台風の時は心配で泊まりに来るのだとか。何とも気さくな人柄が、これからますますスケールを大きくする気がしてなりません。

竹田城址と生野銀山

竹田城

マチュピチュ …ただし日本の、に行ってきました。

折角のシルバーウィークを仕事だけで終わらせるのは余りにもったいなく、急な思い立ちで日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城址に行ってきました。おかげで本日、一年に一度あるかなしかの筋肉痛になっています。。。。

雲海を見るには9時までとの密書から、朝4時半に出発。7時前には麓に到着するも既に早朝から攻め入る全国各地の武将たちに先を越され、目当ての駐車場には止められず、ようやく辿り着いた案内所にいる門兵たちに6時半ごろが一番綺麗でしたよと告げられ、泣く泣く朝の8時を回る登城とあいなってしまいました。
なんだかんだとそれでも雲海に囲まれた竹田城に来ることができたわけです。確かにもう少し早く到着できれば、さらに神秘的な風景に遭遇できたかもしれませんが、雲に包まれた城址を十二分に体験できて満足です。にしても、運動不足の身に選んだ山登りルートは結構きつかった。。。
雲海の見られるシーズンは、11月ごろまでだそう。登城にはいくつかのルートがありますが、多少は軽い山登りになります。ブームは過ぎたと思いますが、まだまだ観光客多し、下調べして行くのが吉です。

竹田城 パノラマ

 
 

さらに、

生野銀山 トロッコ列車の中

竹田城から下山して、お昼からは生野銀山に行きました。折角なのでついでと思って見つけておいた近辺の観光地ですが、いやコレがまた思いのほか迫力満点で時間を忘れて長居しすぎ、帰りは渋滞に巻き込まれすっかり夜となりました。近代化産業遺産に選定されているのも納得です。

ちなみにお昼は、この生野銀山の街、生野で名物ハヤシライスをいただきました。こちらもオススメです。いろいろお店があり、こちらも下調べ要?

生野ハヤシライス

それにしても今回行っての驚きは、竹田城下の竹田町も、銀山の生野町も、とても美しく整備されています。史跡も文化財も多いことは調べてみて分かりましたが、現地を訪れてさらに続けて行ってみたくなった名所がまだまだ沢山ありそうです。
正直これまで馴染みがない地域でしたが、朝来市の観光情報のホームページも充実しており、見ているだけで結構楽しくなってきます。

このままモヤリンピックで良いのかな。。。

ポップコーンマシンの車輪

2020年東京五輪に向けてトップクリエーター2氏を巡る一連の騒動は、新国立競技場にしても、エンブレムにしても、個人的にいつまでもモヤモヤした思いが拭いきれないでいます。しばらく前から何か書いてみようと思いましたが、なかなか考えも思いもまとまらず、ただダラダラと傍観していました。頼んだ人、作った人、選んだ人、見守った人、誰も晴れた気分に到底なれそうにない、この事態がどう収拾着くのか一国民には検討もつきません。

曲がりなりにも作る側の立場から少しばかり気になることがあります。
今回は建築とグラフィックデザインの成り立ちが人目に晒され、多少なりとも関心の的になりました。そのこと自体は良いことだと思うのですが、この騒動においては、他者から見るとその過程がとても懐疑的に伝わっていたことです。経済や利権や盗作や疑惑と言ったフレーズにかき消され、さらには不勉強な方々にまで好き放題揶揄され、デザインの善し悪しさえどうでもよく創作側の意見や主張はどこまでも添え物にしか見えないようになっていることでした。
両氏に対する見解はともかく、創作の立場に関わる方ならなんとも歯がゆいものを感じた方は少なくはないと思います。違うのかな。。。

挙げ句の果て両騒動の成り行きは、有無も言わさず再コンペとなりました。これにも正直、肩の力が抜けてしかたありません。ひ弱な私だと、創作の意欲がスッカリ無くなりそうです。

この際、新国立競技場にしても、エンブレムにしても、一度決まった両氏にもう一度頑張ってもらえばいいジャンと正直思います。その制作の過程に審議の公開なり一般参加の投票なりを加えてクリアにすれば、十分ではないのでしょうか?

両氏とも国を超えて評価されるトップクリエーターなのです。改めて依頼するのは、気持ち悪いことでしょうか?その人たちを信じてよくはないのでしょうか?
このまま時間が経ち、この騒動が忘れ去られる事になんとも言えぬ寂しさと共に危機さえも感じています。

 

春はやはり桜からスタートです。

夙川の桜 2015

冗談のひとつも言えずに4月になってしまいました。
明日からお天気が崩れそうな様子なので?、朝は回り道して桜見で事務所に行きました。結構大勢の人。サラリーマン姿のまま一眼カメラ向けてる人もチラホラ。親子連れもカップルも朝からすでにお弁当拡げてたり。シニアカメラマンのグループは相変わらずお行儀悪い。
春になっちゃいました。

夙川の桜 2015
夙川の桜 2015
西宮駅北側にある公園の桜 2015

貨物列車で Go!

貨物列車Go!

北陸新幹線の開通や寝台列車のラストランなど、鉄道の話題がしばらく前に続いていましたが、写真は今朝の事務所への行き道、何気ない日常のひとコマです。
歩道橋を渡っていると、目の前をゆっくりと貨物列車が通り過ぎようとしていました。貨物列車に郷愁のような魅力を感じて、走っている姿につい見入ってしまいます。何を載せて走っているのでしょう。
つづきの動画を凝視して、くれぐれも目を回さないようにご注意ください。

スズメ蛾その後、自然の驚異。

ハエ〜〜〜!

去年末頃の記事「スズメ蛾とイモ虫の来襲」から、どうも虫ネタが続いて、一体ナニをやっているのかとお叱りをいただきそうだが、輪をかけてさらに。
昆虫好きでない方は、お控えください。念のため、私も特別に昆虫好きではありません!

捕獲したイモ虫をサナギにしたことは年末最後の記事にこっそり書きましたが、この頃少し温くなってきたこともあってお昼頃、土をかぶせたサナギを入れている円筒の生CDケースを持ち上げ、もう少しかな〜なんて呑気に覗いてみたら、なにやら羽の生えた黒めの生き物がうごめいているのに気がついた。しかも2匹!。
見つけたすぐ、理解不能です。なんで?。ガじゃない???。そ〜と蓋を開けてみたら、どう見てもハエ!。しかも手を合わせこすりながら首をかしげてコチラを見、逃げもしない。で観察を始める、始めハエと思えるのにタイムラグがありました。そりゃそうです。去年イモムシが土の中に潜っていく姿をしっかり観察していたのです。まるまる太ったイモムシが一生懸命潜っていったのでした。なんで、ハエ?。

イモムシに寄生するハチのことは読んでいましたが、ハエ?。調べるとハエも寄生するんですね。一体いつから????、イモムシのサナギの中で越冬したということでしょうか?

こうなると、流石にサナギの状態も気になるわけですが、潜っているはずのサナギは2体。恐る恐るひっくり返してみると、ひとつはネットでも見ていたサナギそのものの姿。もうひとつは黒ずんでなにやら割れている感じ。それと、ひっくり返した拍子に見慣れない丸粒が幾つか。そ〜ハエのサナギです。おいおいおいおい!って感じでした。
なんか、ナマ自然番組見てる気になってきました。自然の驚異です(≧∇≦)!

そんな訳で、さらに写真。お好きな方は拡大してご覧ください。我が家のハエ!一応、セピア調です。

気を取り戻して、おそらく無事の一体をCDに返し、さらに経過を見守ります。
無事の羽化を祈るばかり。
一体ナニをやっているやら。

熱海「起雲閣」に行ってきました。

お宮の松/貫一・お宮の像

正月のコトで恐縮ですが、熱海へ家族旅行に行ってきました。その際、熱海の三大別邸と称されるうちのひとつ「起雲閣」が開館していたので見学してきました。見応え十分です。NHK連続テレビ小説「花子とアン」で登場する九州の石炭王・嘉納伝助の屋敷として使われていたそうですが、見学のときは全く気づいてなかったです。(笑)

大正の間に海運王やら鉄道王によって、大きな日本家屋の別荘に始まり敷地の拡張ととも日本庭園を取り囲むよう洋館二つがその後に建てられました。戦後になって所有者も変わり旅館として使われてもいました。大正ロマンとでも言うのでしょうか、和・洋・中・その他イロイロのいろいろな建築様式やデザインが不思議な調和をもって混在しています。ぐるぐる廻っているうちに、なんとも言えないタイムスリップ感を味わえるのが魅力的です。
昭和の文豪が多く宿泊する名旅館でしたが平成11年に廃業、そののち熱海市が取得し有形文化財となって今は観光名所として公開されています。

起雲閣 続きを読む

今年の始めも鯛みくじから

鯛みくじ

西宮神社の十日えびすに昨日行ってきました。年々出店の数も少なくなって、今年もさらに減ってきた気がします。とんでもない人混みと延々と屋台の続いていた初めて「えべっさん」に来た時の驚きは無くなってしまい、ちょっと寂しい気もしますが、それでも大勢の人で賑わっていました。
そこはともかく、我が家では毎年恒例になった鯛みくじ。さて今年はというと、開いてみたらムフフっという事で喜んでおります。みくじの締めくくりに「・・・ただ思い上がらぬようにしなさい 」とありますから、これに安心せず今年もしっかりやっていきたいと思います。

謹賀新年2015

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あけまして おめでとう ございます

年末についつい意地になって描いてしまった年賀状イラスト。ハガキ1枚に詰め込んだら窮屈な感じになってしまったので、1枚+4枚セットにしてしまいました。
このお正月はにお出掛けの予定がなければ、おコタでほっこり色塗りでも楽しみませんか。それぞれダウンロードできるようにしました。ハガキでもコピー用紙でも印刷してお楽しみくださいませ。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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アルコールランプで忘年会

友人の手作りアルコールランプ

すっかり年末になってしまいました。
例年になく少し時間ができたので昨日は雑然となった机周りを片付け、昼過ぎまで真面目に年末のお掃除。玄関引戸や窓のガラスが透明感を取り戻し、部屋が心なしか明るくなった気がします。夕方から、大学時代の友人夫妻とプチ鍋忘年会。今回は他メンバーの都合がつかず、少人数で落ち着いた年末行事となりました。
登山とものづくりの好きな友人は、ウチの嫁さんのためにロープで作ったストラップとアルミ缶で作った手作りのアルコールランプを披露。素人仕事に思えない出来栄えにワイワイ話が盛り上がり、ランプに火を灯して美味しく楽しいコーヒーをいただきました。この友人は毎年楽しい趣向を考えてみんなを驚かせてくれます。ありがたいばかりです。

ところで、前回記事の捕獲したイモ虫3匹は、しばらく飼育しうち2匹はCDケースに用意した土に潜り現在事務所内でサナギ中です。残念ながら1匹は、体力不足が原因なのか土に潜れずお亡くなりになってしまいました。2匹が春になって無事羽化してくれるものかどうかさっぱり分かりませんが、とりあえず来春の楽しみの一つとなりました。

良い年をお過ごし下さい。

スズメ蛾とイモ虫の来襲

迷い込んだスズメガ

しばらく前に事務所に蛾が舞い込んできた。そのまま部屋の中で見失い、2〜3日して現れたところを捕獲。寒さのせいか少し弱り気味なので、そのまま縁側に放してやった。蛾は嫌われがちだが、スタイルは蝶よりもカッコイイ。

しばらく前から玄関先のトネリコが病気なのか虫食いなのか、葉っぱが縮れたようすになっていた。忙しさにそのまま、気付いたら結構な広がりに思わず心配になり病害や害虫のことを調べてみた。直ぐに分からなかったが、取り急ぎ痛んだところを切り取ってやろうと触り出したら。。。でっかいイモ虫がいるではないか!思わずのけぞった。7センチくらいはあろうか。さらに丹念に見ると、さらに2匹。そりゃ〜鉢植えのトネリコに、こんなデカ物3匹もいたらひとたまりもない。ここまで成長できたところを申し訳ないが、こちらも捕獲。しかし、なんでまたこんなところに。。。まだちっちゃいのがいるかもしれないが、ともかく原因は突き止めた。
やれやれである。

トネリコにいたイモ虫

そのあと、ネットで蛾のことやら調べてみところ、たぶん、、こいつらはスズメガと言われる種類ではなかろうか。山芋の葉を食い散らすことが多いらしく、トネリコに着くのは珍しいと書いている記事も見られた。幼虫のイモ虫はでっかいものだと10センチくらいにもなるらしい。ただ、噛みつく事も毒も持たないそうで、カワイイ〜と飼育して楽しんでいる方もいられるようだ。
特別嫌うわけではなかったけど、このままの調子だとトネリコが弱りかねない。さらに道端なので、見栄えがどんどん貧弱に汚くなるのは、ご近所さんにも来客さんにも印象よろしくもないので、楽しめる余裕もなく仕方なし。

ということで最後に、打ち合わせ先の保育所でみつけた遊具テーブル。

保育所のテーブル遊具

けっこう似てたり。

維新派「透視図」を観てきました。

クロワッサンサーカスの綱渡り

いきなりですが、写真は「維新派」の場面でありません。大阪を拠点とするパフォーマンス劇団「維新派」の公演を観に行ったところ、帰り際の会場外でやっていたサーカス団の一幕です。そんな事は知らず、なにやら周囲のどよめきにふっと気がつくとすぐ上を歩いてました。ビックリ。なにやってんの〜て感じで、盛り上がってました。

もちろん「維新派」の劇も面白かったです。いつもの通り野外に設置された仮設建築の舞台と客席、大掛かりな舞台装置、少ないセリフも心象的、音楽一体の独特な集団パフォーマンスが基本です。ストーリーは正直あるようなないような分かりづらい演劇?なので、ご存知ない方にどうにも説明の難しいところすが、我が家では毎年ごとの公演を都合あえば行くようにしています。今回は大阪中之島の川べりでの舞台設置です。
白塗りの団員の演じる姿に昔は泥臭くきな臭い感じがありましたが、洗練なのか時代の流れなのか団員の姿に変わりはないのに印象がモダンな感じに変わってきました。それが良いか悪いかは観る人の感度にもよりますが、個人的にはどことなく物足りなく寂しく感じていたところ、ところが今回は2時間あまりの公演の間に少しも飽きることのない、舞台上の移り変わりに心地よささえ感じました。動かない舞台と動く団員がひとつになった印象さえします。劇終盤には舞台一面にいつの間にか水が張られ、舞台が設置されている川辺から舞台奥に広がる安治川にそのまま繋がっているかの錯覚さえも起こしました。現実から幻想の世界に見事に連れ込まれた見事な演出に圧巻です。

たまたま気がつけば、随分見続けている「維新派」ですが、また来年が楽しみになりました。最後にまた「維新派」とは無関係の動画をお楽しみください。

イレギュラーな気もする信楽探訪

狸庵の超巨大タヌキ。コレ、陶器です。大きいの5メートル近くあります。

前回の記事で「大スズメバチの焼チュウと日本蜜蜂のハチミツ」をもらった機会に、信楽にあるその友人のアトリエに今週始め行ってきました。彼の仕事場に訪問するのは初めてのこと。前日まで晴天だったのに、まるでおテントウ様が狙ってきたかように不思議な雨の一日となりました。

スズメバチ焼酎は実のところ何がどう違うのかよ〜分かりませんでした。強烈と書いてきた4年ものがどんなものなのか。スズメバチエキスは次の機会としてそれよりも、一緒に送ってくれたハチミツはそれはそれはとてもとても美味しいのでした。なんと言うのか森の香り。こんなにもスッキリしたはちみつは初めてです。
信楽に着いて最初に案内してもらったのは、彼の飼育しているミツバチの巣箱。スズメバチに襲われた例の巣箱です。彼は山裾に昼寝用の民家を借りて、その庭先に5ケースほど巣箱を置いていました。巣箱のそばにぶら下がっているペットボトルはスズメバチ用のトラップだそう。その当日、網でスズメバチを捕まえては焼酎に漬け込んでいたのだそうだ。ワイルドな自然生活を満喫しているなあ。

巣箱見学の後、昼食に。案内してもらったのは「天下一品」。信楽に来てまでわざわざラーメンと侮るなかれ、古民家を改装したテンイチなのです。しかも座敷で靴脱いで食います。ただそれだけですが。。。お店は信楽の駅前からは結構離れて、しかも表街道から逸れた村の中、車でないと辿り着けそうにないところにありました。プレミアム感たっぷりです。行くときは、下調べを必ずしたほうが良いです。

昼食後、さらに連れてもらったのが、信楽に来たなら外せない狸の店。数ある中でのおすすめ店「狸庵」。り・あ・ん と呼びます。狸好きの中で「通」な店だと案内されたのですが、入ってみればその意味が分かりました。個性豊か、表情豊かな狸がところ狭しと並んでいます。信楽の狸に持っていたイメージを超越しています。これはもうアートとしか言えない。
小さなタヌキでも、ちょっとええな。と思えば結構なお値段します。観光ついででなく、その気で買いに来ないといけない感じさえします。信楽に行く機会には覗いておいて後悔ありません。

とまあ、なにやらまとまりないままでしたが、ようやく友人のアトリエに到着して一息つきました。なんだかんだと、彼の時間を半日頂いてしまった。
帰りもいろいろと案内してくれました。気つかってもらって、ほんとスンマセン。とっても楽しめました。

大スズメバチの焼チュウと日本蜜蜂のハチミツ

大スズメバチの焼チュウと日本蜜蜂のハチミツ

信楽で立体造形をやってる友人から、写真の2品が送られて来た。
彼が趣味でミツバチを飼ってるのは、2〜3年前に展覧会に訪ねたときに聞いていたことだが、最近そのミツバチの巣がスズメバチに襲われたことを聞いた。で、スズメバチ退治のあとに捕まえたスズメバチで作った酒があるから送ってやると言うので、それならハチミツもくれと返事したら、本当に送って来た。

ハチミツは糖度が少し低いので発酵するかもしれません。通常のモノは常温でも3年とか5年とかいいます。はじめて日本蜜蜂のハチミツを食べたときは、ハチミツがこんなに美味い物かと思いました。

信楽で畑の土地にミツバチの箱が2つ有るのですが、しばらくほったらかしにしていたら、スズメバチが占拠していました!
それまではミツバチが出入りしていた風景が2日前にいくと一転!異様な感じでした。慌てて装備に着替えスズメバチ対決。20匹くらいの小型のスズメバチを捕獲しました。一群のミツバチは全滅。もう一群は強群だったので、かろうじて生き残り守りぬいていました。熱殺でスズメバチが数十匹ころがっており、当然ミツバチもその何倍も山盛りになって終わっていました。スズメバチ対決で網を使って捕 らえたスズメバチは焼酎に入れスズメバチ酒になります。ナカナカです。過去の4年物が強烈過ぎで、今回のものとブレンドすると飲み易いかも。
さて大スズメバチの焼チュウへの入れ方ですが、まず網で捕らえます。そして予め口の大きなビンに焼チュウを入れておきそれに網をかぶせます。ハチは上に飛びますから網の上に上がって来たところを指で弾いて下のビンに落とし込み焼チュウで溺れて鎮静します。時々網から逃げて怒って向かってきます。
だそうだから、どっちも貴重なこと間違いない。身を挺して作る酒だから、頂くしかあるまい。
送られた瓶を開けたらヨメさんが顔をしかめて遠くにやろうとしたものの、スズメバチをこんな間近に見る事もないから、ごっつうキレイな〜と、それはそれで感心していた。
今晩頂いてみることにする。

夙川は満開のようです。

20140102さくら

昨日のニュースで神戸方面のサクラが満開になると伝えていたので、今朝は久しぶりにカメラ片手に夙川を寄り道しながら事務所へ。上々のお天気に平日で人も少なく、うららかな陽気をしばし楽しみました。

サクラを背景に1年生になった娘を場所を変えながら一生懸命写しているお母さん、お母さんの熱意に応えて一枚一枚ちゃんとポーズを取っている娘さんが微笑まし感じです。歳の行ったご夫婦も交代交代しながら楽しんでいます。三脚を立てて若いカップルも並んでいます。うまく撮れているか二人でカメラを覗き込んでいます。可愛いお嬢さんが自分撮りしている横を、おっちゃんがランニング。
春になって、サクラより人が咲いてきました。
今週はこの後お天気が崩れそうです。早めに楽しんでください。

突如現れる黄色の自転車通路

歩道の自転車通路カラー舗装

家と事務所の通い道のひとつ、小中学校前の少し幅広い歩道がこの2〜3日の間で自転車通路のカラー舗装がされました。そんな工事があると知らず、帰り道初めて見た時には既に白いラインが街路灯に照らされ延々と入っていました。次の日には山吹色の路面になっていました。急な風景の変化に、え?なに?コレって感じです。
朝の通学時間に此処を通ると、確かめもせずに右に左に好き勝手に通学する学童を避けて、自転車にまたがったサラリーマンやOLがやはり右に左にハンドルを切って縦横無尽に行き交っています。それが鬱陶しい自転車は車道を走るといった、日々危ない感じが漂っていたのは確かです。

で、こうして色が色分けされた通路になると、なぜか人はまっすぐ進むようになります。ちゃんと歩道部分を歩く人や自転車、そうでない人や自転車、ライン上を平均台さながらの人や自転車。いずれにせよ、右に左にといった不意な感じが少なくなった気がします。暗黙の交通ルールを守る従順な国民性なのか、生まれ持つ心理的な行動なのか、ともかくその変化に気がつくとちょっと面白い気がします。

この色分け100メートル前後の範囲があります。なので、突然の変化は結構インパクトがありました。でも、こうして歩道橋の上から眺めてみると、もっと違った表現の方法はないのだろうかと思えなくありません。いろんな研究があっての考えと方法かもしれません。ですが、これも街の景観に違いないのです。こういうコトにこそ、もっとデザインのチカラが入らないのかな。。。経済性に負けたやり方?ふと、そんな気がしてしまいます。