大雪とオリンピックに身震いしています。

西宮船坂201402

別にどこに行ってきましたと言う訳でなく、写真は先週金曜日に現場へ向かう車中から撮った西宮・船坂の風景です。東京でも記録的な大雪になりました。今も山梨や長野の山間部は大変なことになっています。

一方、ソチ・オリンピックでは、白銀の中を選手達が華麗な演技を見せてくれています。日本からも最年少、最年長のメダリストが生まれる様子に、ついついテレビで夜更かし気味です。
ですが、2月生まれのくせに寒さが苦手、思いっきり寒がりなので、エラい事や、どちらの映像を見ても肩がすくみひとりブルブル勝手に固まってしまいそうな気分です。

と言え、年々冬は温くなっていると思っています。西宮市街で積もった雪を見るのは久しぶりでしたが、以前は普通に積もっていました。去年の夏のとんでもない豪雨と今年の大寒波と大雪は、決して別物ではないような気がしてなりません。どこかおかしい。これらの気候の変わり様は、自然が人を試しているのでは?とさえ思えてきます。

冬のスポーツは、自然に挑む人間の行にも見えます。僕は決してやりません。

2005年12月、西宮の冬景色
2005年12月、西宮の冬景色

久しぶりの慈光院

慈光院

久しぶりの投稿です。今年こそは、こまめにアップしようと年始に書いておきながら、前の投稿から2週間以上が経っています。気がついたら2月になってしまいました。どうにも落ち着きない日々を過ごしている感じがしています。仕事がと言うよりも、自分が。今日は、奈良の住まいでプチリフォームの相談を昨年末に受けていたのですが、その下見を午前中に済ませた後、都合いいいい訳で落ち着きを取り戻そうと、慈光院に行ってきました。

この慈光院がなんか好きで、もう5〜6度か来ています。どうでも良いのですが、久しぶりに来たら拝観料が上がっているような気がしました。石州ゆかりの慈光院は、お寺と言ってもほぼ茶室のようなところ。書院の座敷に庭を眺めながら座を陣取り、菓子を頂きながらお茶を啜って、ひと呼吸。土曜日と言ってもこの時期ですから人気は少なくて良いのです。低く抑えられた天井と鴨居。水平に拡がる借景が、なんと言うか落ち着きます。しばらくじっと。席を移して、違う空気を楽しみ、またじっと。

さらにどうでも良い個人的な印象ですが、同じ参拝でも、お寺は一度行くと「もう行った」気分になり、神社は時間を置くと「また行きたい」気分になります。慈光院はお寺ですが、何度も来ています。と言って神社ではありません。ここの空気が、なんか好きなだけです。
割引の回数チケットがあれば、きっと買うかもしれません。

慈光院2

半吉ってなんぞな? おみくじの謎

Photo

10日えびすの鯛みくじで、ご沙汰が出ました。「 半吉 」

あ〜半吉か〜。せいぜいおとなしくしとき、と神さんに言われているようです。まぁしゃ〜ない。とその時は何となく思いましたが、後々考えてみると、半吉?って何? 普通は中吉か小吉でないのかしら? 丁稚どんの名前みたいな半吉って、どういう事?
頭に浮かぶおみくじと言えば、「大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶・大凶」ってところ。半吉ってのは聞いたことが無かった。吉が100%吉とすれば、中吉が75%吉、小吉が50%吉、吉が25%吉、で大吉は125%吉? なら半吉は中吉と小吉の間か、小吉と末吉の間っぽい。末吉の下ってことは無いだろう。
とすると、凶は? 吉でも凶でも無かったら? だんだん謎になって来た。

ネットで調べてみたら、実はさらに細かなおみくじもあると知った。吉でも凶でもない「平」というのもちゃんとある。大吉のさらに上の「大大吉」まで!
面白い。正しいか正しくないかは別として、順に並べてみるとこんな感じ。
「 大大吉・大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶・小凶・半凶・末凶・大凶・大大凶 」上から下まで15段階もあった。こんなにあったらマジメな神主さんだと、おみくじ考えるのもエラいことになりそうだ。

なにはともあれ、半吉は50%吉なのだ。ちょっと安心した。
今年一年も無事に過ごせますように。

南極観測船「ふじ」って面白いですね。

南極観測船ふじ

下呂温泉の帰りに寄った、名古屋港の南極観測船ふじ。こちらも駆け足で観てきました。湯の島温泉にも増して興味津々です。
この臨場感と高揚感は何でせう。冒険の直中に参加しているような錯覚さえします。妙にリアルな人形にも驚きますが、船舶ならではのアイテムは男子心をくすぐりますね。昭和40年(1965)から18年間活躍した砕氷船で、昭和60年(1985)から正真正銘ホンモノの博物船?として名古屋港に永久係留してあるのだそう。
と知ると、ずいぶん奇麗な状態で保管されているのも驚きですが、昭和40年なら同じ歳です。と知ると、まだまだ現役でいて欲しい〜です。

3日の初詣に行った西宮廣田神社で、おみくじが見事に「凶」。とりあえずおとなしくしとき、と書かれておりましたが、最後まできっちり読まずにくくってしまいました。今日から西宮神社の10日えびすが始まっています。えべっさんの「鯛みくじ」で今年の運の再起を願ってきます。

正月は下呂温泉に行ってきました。

下呂温泉

ようやく休みが終わったというよりは、ようやくひと休みな気がしています。

年末年始とんでもなく慌ただしく年賀状にはまったく手つかずのまま、それでも大晦日は家族と共に下呂温泉で過ごしました。(行き帰りの車中はいそいそ製作に励んでおりましたが。。。。)
泊まった旅館は昭和天皇・皇后陛下もお泊まりの由緒ある「湯の島館」という旅館です。昭和6年から建てられ始め山腹に増築増築で拡がって、まるで立体迷路の様になっています。右に左に上に下に繋がる廊下を、案内図を睨めながらでも迷いそうになり、全貌を直に理解できそうにありません。
と、分かったのは帰りがけの朝のこと、着いた前の日はもう夕暮れでゴロゴロと過ごしてしまいました。今さらもう遅いわ!といった具合に、バタバタ駆け足で見て回って来た次第です。後から思うと(いつも)なんとモッタイナイことをしていることか。。。

下呂温泉の帰りは、名古屋港に寄って「南極観測船ふじ」を観てきました。また次回にて。

謹賀新年2014

2014-uma

あけまして
おめでとう
ございます

去年は暮れ前から更新が滞ってばかり、ブログを開くのがやや億劫になってました。今年は、ちょっとずつでも書き足します。
ポチポチと覗きに来てやってください。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 

牛尾啓三 × 濱中裕明「芸術と数学の出会い」

以前に仕事でお付き合いさせて頂いた彫刻家・牛尾啓三先生からFacebookの案内があって、姫路の手前になる別所と言うところで「サイエンスカフェはりま」という対談イベントに参加してきました。

気さくな人柄の牛尾先生とお会いしたのはカレコレ10年程前、それ以後は事あるたびに展覧会の案内や近況報告を頂いていました。が、お会いする機会はなかなかなく、今回は案内のイベントが面白そうな事もあって時間を作りようやくお会いしに行く事ができました。
海外でも活躍されている牛尾先生の作品の多くは大きな石の彫刻ですが、メビウスの輪をモチーフにされるなど幾何学的でもあり有機的でもあり、造形の不思議さが魅力です。一番大きな作品だと元の石は30トンにもなるそうですが、それを身体ひとつで削岩機などの道具を使い削りだして行きます。例えばドーナツ状に削りだした形をある規則に沿って割って行くことで、頭では理解はできても観ていると理解を超えて不思議な形になっていくのです。
そうした造形が評価を生んで、世界の数学者の方々が興味をそそるのだとか。結果、数学者の国際会議のイベントに招待されるまでに。今回のイベントは日本で初めての数学者とのコラボレーションだとか。

もうひと方、数学者濱中裕明先生のお話は牛尾先生の作品を分かりやすく数学パズル風な解説をされ、加えてさらに発展した造形の不思議さを紹介していただきました。自作の小道具もこまめに用意され、実際に簡単な遊びも加えられ時間一杯楽しい話を伺えました。

イベント後もそのまま懇親会に参加させていただき、牛尾先生の海外での武勇談や文化論?に元気づけられ、濱中先生が予め用意までされている?数学マジックに皆が机を囲んで悩み、幅広い層の参加の方々としばしの歓談を楽しみ、久しぶりに身体も頭もリフレッシュ出来た一日となりました。

曽爾の獅子舞とススキの高原

夏の終わりから何がと言うわけでなくせわしなく、スッカリ篭りっぱなしの毎日でした。ようやくこの日曜日は、久しぶりに行楽を楽しみました。予定外のハプニングもあり、満足度120%です。二日経った今も脚が痛いです。

高原一杯に青々としたススキのたなびく様子がテレビに映し出されたのは、その夏の終わりの事でした。曽爾高原と紹介されていました。行ってみたいな~と思うその時は時間が取れず、悔し紛れに時折ネットで調べていたところ、高原のある曽爾村の獅子舞が奈良の伝統芸能として紹介されているのを見つけました。その秋の催しが良いタイミング、夫婦共々併せて行ったわけです。

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と言うものの獅子舞の催しは朝8時から。ひ弱な夫婦は早起きする気力が足らず、なんとか9時に到着。石段の上、境内から囃子の音が聞こえてきます。上がってみると、大勢の人が取り囲む輪の中に、派手な色の着物姿の踊り子?がチラホラ。プリントされた演目次第をいただいて見てみると、ちょうど中盤のようでした。
歴史も古く演目の豊富さもあり、奈良の無形文化財にも指定されているとだけ分かっていましたが、あまり情報がなく、正直よく分からずままやってきました。早よ終わってたらどうしようもありませんが、後半が十分あるようです。親切に、獅子舞に関する解説のプリントもちゃんと用意されていました。
プリントを拝見すると、舞は体系的に6種類ぐらいに分かれます。それを村の3つの地域が保存をしているとのこと。記録では280年以上も前から続いているとあります。また曲芸的な要素も強いことが特徴のひとつのようです。
獅子、天狗、道化と観客を引き込み大勢が入り乱れながらの踊りや、獅子のみの厳かな舞、アクロバットな曲芸。幅広い芸能なのだと知りました。

獅子舞と言うと、正直なところ祭りの添え物的なイメージがありました。ですが、後半の演目を拝見しただけでも舞の表現の豊かさに驚きます。そして、獅子舞を守り、受け継ぐ地元の大人と子供、それを応援し暖かく見守っている村の人々。鎮守の森に囲まれた境内の中で、さわやかな一体感がなによりも印象的でした。

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獅子舞はお昼に終わり、当初目的の曽爾高原に向かいました。休日かつ快晴、観光客が一杯です。高原に着く少し手前の休憩所に車を停めて食事。そこから30分程の自然道を歩いて、パノラマに拡がるススキの原っぱに到着しました。
言葉寂しい表現ですが、テレビで観たままに素晴らしい眺めです!。

曽爾高原のススキの群生が自然のものか人口のものか分からずいますが、この地域の茅葺き屋根の材料として使われていたようです。今は使用が減ったため一時は杉が植林され、そのまま放っておくと杉山に変わってしまいます。美しい風景を残そうと、春先には山焼きをするなどしながら地元の人々によって守られてきました。
と言うよりも、茅葺きの主な材料はススキだったのですね。恥ずかしながら知りませんでした。なんとなく「カヤ」って呼び名の植物があるのかとさえ思ってました。

実はハイキング気分で来たのですが、高原と言いながらもしっかり山。日頃運動不足な身には、十分な登山です。中腹になる亀山峠を回った一周コースで満喫気分だったのですが、ここで思わぬハプニングに遭遇しました。

その亀山峠でひと休み中、ご主人の肩に掴まる脚を挫かれた様子のご夫人がいらしたのですが、しばらくすると救急隊員の方々が4〜5人担架を抱えて下から登ってきました。にわかに周りが物々しくなり、隊員の一人がトランシーバーで現在地を伝えている様子。横ではご夫人を担架に寝かせつけている。
さらに風速を伝える隊員の声。もしかしたら?と思ったら、やはり、救急ヘリが直に出動してくると隊員から伝えられ、危ないからと少し離れたところまで降りるように言われました。それから20分程でしょうか。北側の空からヘリがやってきました。現場上空で停止するヘリから、さらにロープを使って隊員が降りてきます。ヘリの風でススキが空高く舞散っています。またしばらくすると、ご夫人を乗せられた担架がロープで引き上げられヘリに収容されていきました。いや〜ビックリ。ご夫人には申し訳ないですが、すっかり見入ってしまいました。
山裾には救急車と消防車が見えます。ススキ野原で視界は良好ですが、山道は意外に勾配があります。人一人降ろすのも簡単な話では無いのでしょうね。

興奮気味に意気揚々と下山するとすっかり暗くなっていました。休憩所の饅頭屋さんが気になっていたのですが、あ〜閉まってます。残念。

秋晴れのなか、充実した一日になりました。

最後に、曽爾の獅子舞(動画)を少しご紹介。

宮崎駿の引退宣言

風立ちぬ

風立ちぬ 公式サイト

今日は2020年のオリンピックが東京に決まったことでニュースが持ち切りでしたが、その前は宮崎駿の引退会見でした。しばらく前に「風立ちぬ」を観たところなので、その感想を残しておこうかどうしようか迷っていたところ、40年来の宮崎アニメファンには思いも掛けぬ大ニュースに他なりません。

「風立ちぬ」の前に、大友克洋「SHORT PEACE」も観ていました。正直なところどちらもモヤモヤ悶々としたところが、僕自身には残ってしまいました。尊敬もする巨匠達に何をたわけた事を。って感じですが、やっぱりう〜ん・・・微妙。。。というのが抜けきれないのです。
「SHORT PEACE」は、フランスなどでも盛んなクオリティの高い短編アニメーション群に端を発して企画されたと制作記にありましたが、これが中途に思えてなりません。もっと引き離せる程に頑張って欲しかった。4作のオムニバス作品のどれもとは思いませんが、大友克洋の名を冠してならどれもがそうでないと納得できない方も多いのではないでしょうか。
その後「風立ちぬ」には、「SHORT PEACE」のモヤモヤを払拭して欲しいと勝手な思いで観に行ったのですが、お話は悪くは無いのだけどナンカう〜ん。初期ジブリ作品にあった爽快感まで期待していたわけではありませんが、名シーンをつなぎ合わせた宮崎アニメ回想録のような、一体どこに向かっているのか分からない気がしたのです。

そんなモヤモヤで感想を書くか書くまいかでしたが、そこに宮崎駿監督引退の大ニュースだった訳で、え、アレっ?て感じになってしまっていたところでした。
身勝手極まりなく、このモヤモヤをどうしてくれるのだ。。。
そんなことを思っていながらも宮崎駿の引退記者会見全文を見つけて、読み終えたところ、ようやくモヤモヤが解消されました。

ニュースでも和やかな会見と紹介されていましたが、この全文を読んで、宮崎駿ってやっぱりこういう人なんだと納得出来た気がします。往年のファンと偉そうに書いてますが、特別追っかけでもなく上映された作品に毎度クダ巻いているだけです。この会見のやり取りは、宮崎駿という人が飾り無くとても良く現れていて、これまでの軌跡を分かった気にさせてくれます。
モヤモヤの大きな原因は、なによりもアニメーターとしてのすばらしい表現をアニメ職人宮崎駿に期待しているのだけど、映画という作品の形になるとつい監督宮崎駿を評価してしまって、自分が何に期待していたのかが混乱する。勝手に想像すると、作る度に完璧を求められているのだから、アニメ職人としては重圧よりも不自由を感じていたのではないだろうかとも思えてます。知名度が無かったころから宮崎駿の映像(アニメ)表現に心躍らせていましたから、こちらとしては映画監督としての葛藤は知る由もなかったという感じでしょう。もっともっと好きな事すれば良いのになんだか残念、さらに勝手な事を思っていたのかもしれません。

ただそれでもやっぱりスゴイ人です。「風立ちぬ」の製作中、現役アニメーターとして毎日7時間机に向かうのが限度(若い頃は12時間)だと会見で話されていますが、なんといっても72歳です。自分が72歳まで、おおよそ25年まだあります。その日が来るまで毎日7時間机に向かうことを想像するのは容易くありません。ちゅ〜か、できません!

ものづくりの姿勢を含めて、こうじゃないと出来ないよな・・・と思えます。
ただ、「お疲れさま」は、まだもう少し先のよう・・・だよな、です。

SHPRT REACE

映画『SHORT PEACE』オフィシャルサイト

 

岩座神の棚田に行ってきました。

岩座神:棚田の風景

わざわざ行って来たみたいなタイトル付けてますが、たまたまです。8月の間、コンペに参加してスッカリ夏休みを逃してしまいました。先週木曜の提出を終えた当日、出先で手にした観光案内に日本の棚田百選という文字を見つけて、そのまま足を伸ばしたといったところ。ひと月ぶりに新鮮な外の空気を吸った感じがします。空気の良いところに来るとタバコが吸いたくなります。ね?

そんな訳で特別な下調べもないまま訪れましたが、市街からそれほど離れてなくて、豊かな田園風景に出会えるのが素敵です。平日でしたから、他に見学に来られている方も無くのんびりとできました。
近くの老人ホームからでしょうか。マイクロバスを連ねて見学に来ていましたが、そもそも観光地って訳ではないので、車を停めてご老人が棚田を散策できそうな様子もありません。車から降りてきたスタッフさんがせっせと写真を撮っていました。パチパチって撮ったら車に乗り込んで次のところへ。その様子があまりにせわしなく、ゴミ回収に来たかのようでした。スライドにして後で楽しむのかな。気がついた時にはもうどこかに行ってしまいました。

ひと回りしたところで、石積みの修理をしているらしきおじさんに声を掛けてみました。修理している棚に入らせてもらうと、そこは野菜畑でした。いろいろと作付けされている様子です。着くなりオジさんが畑の入り口にあったゴーヤの棚から3本もぎ取って、無農薬だから美味しいで。言うとるわしはニガイの苦手なんやけどヨメは好きみたいや。ニコニコって手渡されました。思わぬ収穫です。
おじさんは聞きもしないのに、そのまま次々に話をしてくれます。で、分かったのはおじさんは畑の持ち主では無い事。さらに農家ではなく、元食品卸をしていたサラリーマンようで、しかも魚が専門、さらに野菜に精通。食通で豪快な語り口で、多くのシェフとも交流があるよう。今は引退。田畑の修理やら地元の農家さんの手伝いやら、好きな事している。ってコトのようです。

さて、頂いたゴーヤは良かったのか?深く考えずにおきましょう。コンペに解放されたところ、心地よいリハビリの一日となりました。

京都府立植物園の森ツアー

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久しぶりの更新です。

昨日は京都まで、2億年の旅に出掛けました。
ガイドは森のガイドをされている三浦豊さんという方です。近郊の森の案内をされている三浦さんの記事を、たまたまネットで見つけ、これは面白そうと思いヨメさん共々4時間あまりのツアーに参加してきたところです。場所は京都府立植物園、梅雨が明けたところでやや曇り空でしたが、風が少しあったおかげで森探索に慣れない身としては助かりました。

通った大学がすぐ側にあるというのに、実は一度だけ入ったことがあるような無いような曖昧な記憶のみ。京都府立植物園。実は甲子園が6個分、日本でも1〜2位を競う広さがあるのだとか。しかも自生する植物も多く、約12000種類120000本の植物があるのだそう。森ガイドの三浦さんは終止興奮している、実はスゴいところだった様です。

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ところで、森ガイドの三浦さんは京都出身でこの付近はまさしく地元。お昼すぎに植物園の入口で他の参加者と合流し、計7名の森探索がスタートする。森に入ると滞ることなく常に話をしてくれる三浦さんは、ともかく木が好きなのがよく分かります。こちらからの素人な質問にも真摯に答えたもらえて、これまで植物園に来て何気なく奇麗ね〜と言って写真を撮りながら過ごす感覚とも、登山に来てごっつうええ景色と感動するとも違う、身近にありながら奥深い感じがじわじわと、あっという間に日が過ぎたました。落ち着いて写真を撮る間も無く過ぎたのだけど、気がついたら、あまりにたくさんの話に何を聞いていたのさえ忘れている。ただ面白かったです。
探索最後、興奮止むコト無く紹介してもらった植物が写真のそれで、オーストラリアの公園で見つかった2億年前から姿を変えていないという生きた化石らしいです。植物系シーラカンスと言った具合でしょうか? 閉園時間をやや過ぎて、植物園の管理員さんに怒られながらツアーが終了しました。

今回、緑に触れて気分一新とかよりも、三浦さんに出会えて元気をもらえた。そんな感じです。折を見つけて、また参加したいと思います。

追記:20130801

IMG_3128_1後日、ツアー中に三浦さんに撮って頂いた写真に、手紙が添えて送られてきました。手書きで頂いた文面に、また心が和みました。

「撮っておこう症候群」と「置いておこう症候群」

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今日は現場に向かう道すがら空が随分晴れ渡っていました。台風が近づいていると言っていたはずの朝の天気予報はどうなったんか?と思っていたら、どうも逸れていったようですね。お天気続きは工事現場には嬉しいけど、梅雨というのにこれだけ雨が降らないのでは、農家の方々は気が気でないでしょう。浮かれて写真など撮っているコトお許しください。

しばらく前にデジタル一眼カメラが不調に陥り、すっかり iPod touch でばかり写真を撮っています。ちなみに、iPhone やスマートフォンは持っていません。8年近く愛用する一眼は、肩にたすき掛けたまま足場を登っていたり、防水でないのに雨の日もおかまいなしな非常に手荒い扱いをしておりまして、とうとう機嫌を損ねてしまったようです。いつ修理に持っていこうか迷ったまま棚に飾っています。露出機能がおかしいのですが、落ち着いて調整しながら使えば使えなくも無い。ですが、オートに頼って気を抜くとすっかりハイキーな露出オーバー写真になってしまいます。で、ついつい。

それにしても仕事の現場写真やらプライベートな写真やら、気がついたら恐ろしい枚数になっています。最近写真サイトで有名な Flickr が大容量フリーになったのをきっかけにネット上に整理を始めているのですが、手元のハードディスクの中で用途に分けてバラバラに保管しているものだから、我ながらトータル数がまったく分かりません。一部を見て想像するだけでも4〜5万枚近くになるはずです。ともかくデジタルになってからは、それまでのプリントしないと見れない時分とは考えられない状態です。さらに年々枚数が増えている傾向は確実。iPad や iPod touch を日常的に使い始めて、取りあえず「撮っておこう症候群」はさらに加速してしまいました。

さらに取りあえず「置いておこう症候群」が併発しているため、どうでもいいハズの写真たちに縛られガチガチに身動きができない気分に陥っています。古雑誌や古新聞束ねながら、読み忘れの記事を見つけては座り込む。全く変わりません(泣)。

はやく整理を済ませて気分よくなりたい。のですが、冷静になると一体何をしとるのやら。根本的な治療が必要なはず?です。そんな方は、きっと僕だけでは無いはず。だよな〜〜〜と思いたいこの頃でした。

3Dのアレコレに驚いた

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つい最近、グラフィックデザイナーの施主さんと一緒にお昼をする機会があって、 世間話やら仕事の話やらアレコレと少し盛り上がった。そんな話の中で、最近の3D事情の話は職業柄もあってやはり興味が湧きました。具体的には、個人でも購入が可能になって来た3Dプリンターを使っての小物製作などを事業化出来ないだろうかとか。

正直なところ、建築という3Dを職業にしながら僕自身は3Dより2Dが好きな方で、特にひと昔前の3Dにありがちなどことなく蝋人形のうような質感がどうしても肌に合わない。なので、グラフィックであってもリアルな表現よりもラフなスケッチの方が興味に向いていました。しかし最近、テレビアニメでも見られるような3Dだか2Dだか分からない、ゴチャ混ぜな感覚や、動かなければ3Dでの製作と分からないクロスオーバーな状態は、なんとなく肌に合わないと言う表現では済まされなくなってきてしまった。正直にスゴイと思います。

施主さんとの話に戻って、3Dプリンターの次に教えてもらった3Dアプリが、またスゴイ。建築の世界でも主流のひとつである autodesk と言うCADソフトメーカーがあるのですが、ともかくこのメーカーさんは、次々とタブレットアプリなど発表していて、その中のお手軽3Dアプリ「 123D 」に驚きです。四方八方から撮影した写真データを元に3Dに変換してくれると言う優れものです。
火事にでもあったようなマグカップの写真はまさしくソレそのまま。事務所に戻って、早速インストールして、手近にあった自分のマグカップでコソコソとお試し。写真の枚数が足らなかったのか、エラい状態でも360度クルクル回せます。思わず笑ってしまいます。何しろマグカップの柄から畳の柄までめっちゃリアル〜〜。

普段の仕事で3Dを使わないのかと言うと、もちろんそんな事はありません。3Dでアイデアを練る事ももちろんあります。それでもやはり2D的な表現にしながらプレゼンテーションに使うことが多いです。そして実3Dの模型をチマチマ作ったり。
しかし、この「 123D 」を少し遊んでみると、もっと何かができるような気がしてきます。意味はまったくありませんが、作った模型を3Dにしてみたくなってきました。このお手軽さは本当にスゴいです。
遊んでばかりいないで、仕事しろって感じですね。

NEXT21公開見学会「第4フェーズ居住実験」

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今日は午前中に検査を済ませ、お昼から、大阪ガスさんからお誘い頂いた見学会に参加しました。
大阪ガスさんが1994年から、社員さんとその家族を実際に住まわせて居住実験をしている「NEXT21」という集合住宅(竣工1993)が大阪上本町付近にあります。既に、3期ほどの実験を進め、今回第4期の居住実験に当たっての改修が終了し、その住戸が7月末頃まで公開されています。この建物は骨組みになる構造とその他部分を分離し、その時折に改修が容易な作りになっています。実験段階を含める最新の設備を使い、主には生活にまつわるエネルギー関連の実証を行っていくのが目的になっています。 続きを読む

はーどでぃすくの箱

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しばらく前に自宅テレビの録画用に、Logitec というメーカーのハードディスクをネット販売で購入しました。届いた箱の外身はずいぶん質素な感じでなんだか印象が良い。エコを意識した今時のパッケージデザインと言ってよいだろうか。
で、開けてみて中の梱包を引き出してみて、実は驚いた。外身と同じ段ボールで組まれた様子は特別な訳ではないけど、見た目がなんだかちょっと可愛い感じがする。さらに開き始めると、見慣れた梱包はちょっとバラケタ感じがするか、切り目に引っ掛けただけぐらいに見えるものだが、この梱包はずいぶんしっかりしているし、細かく分かれることもなくフタとハコの二つにしか分かれない。普段見慣れた感じとちょっと違うと思い始めた。
ハコは段ボールがさらに複雑に折り込まれており、オスメスの噛み合わせで一切ノリは使われていない。奇麗に開けると、ほぼ一枚の紙に拡がる。見事な折り紙細工だと感心してしまった。組んだ時には、衝撃を減らすように中身のハードディクスを中空に浮かすようになっている。なにしろ無駄が本当に少なくスバラシい。このパッケージを考えられたデザイナーさんかメーカーさんは、悩むぐらいによく考えたのではないだろうか。

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人と木 〜 坂口製材所「吉野サロン」を訪ねて

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昨日は、桜ではなく杉?を見に行きました。とても活動的な製材所があるから見に来てください。設計仲間からのお誘いを受けて、日帰りハイキング気分で奈良県吉野まで。お天気も良く久しぶりに行楽気分を味わってきました。

伺った先は、吉野で天然乾燥の杉材を中心に取り扱かう坂口製材所さんが、敷地内で地域にも開放している「吉野サロン」と、隣接するモデルハウス「吉野STYLE」です。それぞれに違った印象を持ちながらも、木の家の良さをとても心地よく表現された住まいになっています。坂口さんは、此処を基点に大阪方面や名古屋方面の建築家さんや工務店さんとネットワークを活発に組み、少しでも広く吉野の材の良さを知ってもらい、もっと身近に使ってもらいたい、と地元製材業にとどまらず、販促事業にも率先した活動をされています。3時間近く話にお付き合い頂きましたが、「木は余すところなくすべてを使い切る事ができる。でなければ木に申し訳ない」その熱い思いが視線からヒシヒシ伝わるといった印象でした。

自分自身は、木造の物件が増えて来たこともあって、徐々に「木」そのものに興味を持ち出したところぐらいです。特に始めの頃はデザインアイテムとしての「木」でしかありあません。色味のイメージだけで選んでいたと言っても過言でありません。正直なところ、今でさえ製材され仕上がった木を見て材種を答えられるのはわずかでしょう。(ヘタすれば0点かも。。。)それでも、現場に塗装の予定で据えられた材が時には美しく、時には迫力があり、色を塗る事に躊躇する事はしばしばありました。たまたまな機会で少し木の事を勉強しはじめ、もっと思慮深くなければ、坂口さん風に「木に失礼」になると、ようやく分からないなり悩むようになったところです。

吉野の清々し空気に触れ、ちょっとした癒しのひととき(人と木)を過ごし、近頃は出不精になっていた自分への良い活性剤にもなりました。

阪口製材所 | 吉野サロン・吉野STYLE

* * *

話は逸れますが、先日の地震には驚かされました。18年経った阪神大震災を思い起こす揺れに、布団の中で暗闇に眼を見開き、さすが身が縮まった思いがしました。その日の夜と翌日の夜、震源に近い洲本市でお世話になった施主さんや工務店さんに、安否の連絡を取り、みなさんが怪我無く無事でまずはひと安心ししたところです。
そして、今回の地震は知られていなかった断層が原因とのニュース。地震に対する備えは設計のなかでも、ますます必然になってきたと感じてしまいます。

夙川の桜は只今、満開です。

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写真は一昨日の朝ですが、夙川の川縁へ桜を見ながら出勤。ほんの少しの寄り道で名所を散策できるのですから、春先にはいつも、ええとこ住んどんな、と思ってしまいます。

歩いていると、なにやら雑誌か何かの撮影でしょうか。どうやらモデルらしき親子(親子でないかもしれません)が、仲睦まじそうにしていました。その向こうによくよく見ると背広の営業マンやら、カメラマンぽい人影が。。。こっそり撮影させて頂きました。素人写真にしては絵になってますね。モデルがいいのでしょう(笑)

例年よりも早く咲いて暖かくなるかとと思えば意外に肌寒く、今年はお花見のタイミングが難しいですね。夙川は只今満開の様子なので、週末ぐらいにもう一度ブラブラして来ます。昨日は雨だったので、少し散ってしまったかな。

夙川公園(夙川河川敷緑地)の桜の開花情報 – 日本気象協会 tenki.jp

ムジボックスで事務所の片付け

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今週は慌てる仕事がないので、このうちにと事務所の片付けを始めています。この場所に引っ越し当初、何も置かず心清らかにお香が似合うような部屋にしてやろうと心密かにもくろんでいたのですが、その思いははかなく崩れ去りました。ありがたくそれなりにワタワタとしていたと言ってしまうと何ですが、片付ける間もなく時が過ぎ、このままではマズいと思っていたところ。たまたま、近いうちに旧来の友人が事務所を覗きに行きたいと連絡をもらい、こりゃ良い機会と断捨離計画に踏み込んだ訳です。

残念ながら捨てる技術に乏しい私は、足下に拡がる書類やら、空きの机に横積みされた図面がなんとやら。さらにガラクタ好きな性分で自分でもよく分からないものがゴロゴロしています。意を決して大枚?はたいて muji のカラーボックス(ムジボックス?)をネットで7セットも購入。今朝到着して午後から組み立て始め、ようやくひと息ついたところです。このムジボックス届いてみるとなんと軽いことか。結構ペコペコで、コレ本詰め込んで大丈夫かいな。引っ越し当初に揃えた Iris のカラーボックスはすでに緩やかな逆放物線を描いています。値段も値段だし買っておきながらそんな事を言っても始まりませんが、ムジボックスはこの軽さのおかげで難なく終わった訳です。これだと女性でも無理なく組み立てられるよな〜、この微妙な頃合いは狙ってるのだろうか?違ったところで感心。

さらに、もともと考えていた場所に据えてみると、普段の自分の居場所からどうにも圧迫感があって、4本積み上げるつもりを急きょ計画変更。がしかし、偶然にも部屋の間口に平置きした2本のムジボックスがピッタシ。1センチのスキもなし。これも狙っていたのか?まるで建築家のような納まりに笑ってしまいました。終わって眺めてみると、なんだか違和感が無い。
住宅の計画でも作り付けの収納や家具を描いた後に、果たしてこの場所で使いやすいのだろうか?まさしく違和感はないだろうか?と、生活の様子をどことなくイメージして見ます。しかし出来てみないとなかなか分かりません。持ち込みの家具とのバランスやら、結構悩むものです。
たまにこうした模様替えをやってみるのは、ええシュミレーションになりそうです。

風邪と津波 〜 にしのみや津波ひなん訓練 〜

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先週末、僕が住んでいる地区を含んだ「にしのみや津波ひなん訓練」が行われました。予め配布されていた小冊子をしっかり見てなかったのが悪く、申込の必要だった「炊き出し」などのイベントを含んだ実地訓練に参加することが出来なかったのが残念。。。それでも自由参加?な避難場所を確認して回るスタンプラリーはせめてと思い、参加してみる事にしました。

当日朝10時、防災スピーカーから物々しいサイレンの音と地震を伝える放送が聞こえはじめました。訓練では、これから3分間の地震の揺れ。まずは「地震の揺れから身を守る訓練(シェイクアウト)」を行います。姿勢を低くし、物陰に隠れ、揺れを収まるのを待つ。話は当たり前のようだけど、自分の部屋を見渡すと隠れる場所が無い!?椅子の生活をしていないものだから、テーブルと言った気の利いたものが無いのです。いきなり訓練にならん!ウロウロする内に3分間は経ってしまいました。気が進まずにいたと思っていたヨメさんは、横でゴソゴソと避難袋になにやら詰め込んで用意に没頭している。もういいから、出掛けるぞ!ン?いや逃げるぞ!

小冊子に載っていた避難地図でまずは一番近場の避難場所(RC造3階建てのアパート)に向かう。市の係の方が立っている。ご苦労様です。そこでスタンプを押してもらう。3カ所回れば景品がもらえるので、次の場所に向かった。
2つ目の場所は、近くの公団住宅。古びてはいるけどRC造5階建て。実はその側には10階はゆうにあるマンションが林立している。ここで待機する市の方に、そうしたマンションは避難場所にならないのか?と尋ねてみた。オートロックが掛かっていたりで物理的に難しいケースもあり、民間のマンションは一軒ずつ相談しているところです。との答えが返って来た。なるほど、高いから安心と思って向かってみると、実は入れなくて慌てふためく。なんてコトになりかねない。参加したから気がつく、思い込みは危険です。
3つ目も同じような別の公団住宅。ここで景品はちゃっかりゲット。
折角なのでもう1カ所、さらに北へ向かって定時制の高校校舎。目の前は日常的に通るのですが、入ったのは初めて。ゆったりした造りの校舎に実は驚いた。それはともかく、この高校が市とは別に地元住民に向けて主催している講演会を聞かせてもらって、訓練の締めくくりには丁度よい具合でした。あ〜腹へった。

と日曜日を有意義な始まりから向かえたはずですが、スタンプラリーに歩き始めた頃から身体のだるさを感じ始めていて、高校の講演会が終わるころには少々のぼせ気味な状態。自宅に帰った瞬間から、布団に逆戻りしてしまいました。それから二日間は身動き出来ず。火曜日もうろうと仕事場には行ったものの何も手が付けられず。熱は下がっても神経に障る痛さがいつまでも残る。もしインフルエンザにでも掛かっていたら、週末の約束も断らないといけないかも。
ともかく確かめようと病院に行ったら、ただの風邪の様だから、様子見ね。と言われてしまった。

しかし、身動き出来なかったこの間に、もし津波が本当に来たら? もしかしたら、波に飲み込まれる運命になっているかも知れない。真面目に、健康だからこそ逃げる事は出来る。と思ってしまったこの1週間は、なにより訓練だったかもしれません。

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森のおはぎ

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ディスプレイにまず参ってしまった。昨日、所用で出掛けた豊中市役所の側(阪急岡町駅)で、こじんまりしながらも目を引く和菓子屋さんを通りすがりに見つけた。若いお母さんらしき二人の女性客がなにやら覗き込んでいる。近づいてみると、写真のようにおはぎがかわいく並んでいるだけ。創作的なおはぎは色合いも地味な感じもなく、質素ながらセンスの良い感じ。

店の奥から出て来たお姉さんに、変わってますねと言うと。みんなオリジナルなんですと返って来た。季節ものと言うおはぎは、小振りながら2百円を超す。ちっと高いな〜と思いつつも、オーソドックスなおはぎを入れて4種類買って帰ってしまった。

晩に義姉さんのマンションでヨメさんと3人で試食。おいしいやん、コレ。

店のしつらえと同じように、甘過ぎないアンコの素朴な味わいのおはぎ。これでもかって感じは無く。でも口にするとツブツブした餅米に微妙に雑穀を混ぜてあったり少しずつの工夫があって、意外な感じが嫌み無く、とてもさじ加減の良いお味でした。一同満足。

次の機会はなかなか無さそうですが、機会があればぜひ寄ってみたいお店でした。

Nスペ「世界初撮影! 深海の超巨大イカ」 〜ダイオウイカ〜

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ご覧になられたでしょうか? NHKスペシャルのダイオウイカ。

う〜ん、いや〜、スゴかったですね。食事の用意をするヨメさんを横目に、すっかり釘付けになってしまいました。黄金色のダイオウイカが現れた瞬間は、まさしく感動ものでした。マッコウクジラの生息数を考えれば深海にはダイオウイカはウヨウヨいるはず、と動物番組かなにかのうつろな記憶はありましたが、まさしく動いた本物がすぐそこに。巨大怪獣さながらの映像に、ガメラもモスラもネッシーも本当はいるんじゃないかって気がしてきました。
でも番組を観て一番感動したのは、40年もイカタコの研究に没頭しダイオウイカを追い続けて来た窪寺恒己博士の軌跡です。すごい人がいるものです。泳ぐダイオウイカの姿を愛おしく見つめる博士の目は、気のせいでしょうか潤んでいたように見えました。思わず拍手です。
技術の進歩があってこそと言え、成果もなかなか上がらず、人に認められる訳でもなく。それでも信念を貫いて黙々と続ける事の辛さは、誰でも知っていること。博士がアスリートなら、まさしく金メダルに違いありません。

これを機会に怪獣映画が復活しないかな〜。

幻の深海巨大生物|NHK海 Ocean and Planet

金丸座〜正月のこんぴら詣り〜

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西宮のえべっさんも終わってしまい、そろそろ正月気分も正さないとついついだらだらとしてしまいそうな軟弱者なのですが、この正月に家族と「こんぴら詣り」に行ったので、今年始めのブログはまずはそこらから。

石畳の階段が本宮までだと785段、さらに奥社までだと1368段あることで有名な金刀比羅さんですが、そのふもとに「金丸座(旧金比羅大芝居)」と言う日本最古の芝居小屋があります。実はそんな事も知らず愛ある家族に教えてもらい金平に着いた日の夕方、さっそくに見学に行きました。建築されたのは天保6年だそうなので、およそ175年前くらい。昭和45年に重文指定、その後に現在の場所に移築され復元、耐震工事が4年を掛けて行われたそうです。

大屋根の掛かった外観は結構大きく、ちょっと低めな木戸の入り口から中に入ってみると、歴史を感じる玄関ホールがまずいい雰囲気です。思わず高揚し観劇気分に浸りながらそのまま観客席に向かうと、天井が高く思いの外の大空間にさらに感動です。格子に区切られたぶどう棚と呼ばれる客席を横目に、正面の舞台までそのまま進んで役者気分。袖から奥の楽屋を一巡して、さらに舞台下に。幾重にも連なる柱梁の中に、廻り舞台とセリの仕掛けが目に飛び込んで来ると思わずはしゃぎそうになります。2階の客席から優美な舞台を見下ろせば、一度はここで生の芝居を観てみたくなってきました。見所満載!

案内のおじさんの話では、移築当時実はそうしたイベントを行えるようにする予定は無く、あくまで文化財の保存・移転が主で、演劇など興行に向けての設備その他の対応はされていないとの事。なので、当時のままの仕様、江戸時代ままの姿が基本となっている訳で、夏は暑いし冬は寒い、釘は打ってはいけないなどなど。一般の演劇公演はまず無理、裏方も文化財の使用を心得ている方で無いととても使えないのだそうです。特に電気工事はエラい事になりそう。確かに時計ひとつ梁間に板を挟んで直接釘を打つような事はされていません。そんな訳で今は唯一、年に一度だけ歌舞伎の興行が行われているだけだそう。

さて年に一度の興行、この4月に市川猿之助の襲名披露があったりするのだけど、行くか行かぬか迷っているところに、先日NHKで市川中車(香川照之)の番組を観てしまいやっぱり大阪松竹座にしとこかな、と新年早々の浮気者です。

今年一番の出来事〜あくまで私事は、iPad です。

NoteTakerHD with iPad

相変わらず滞ったブログ更新ですが年末なので、やはり今年のまとめでも。
毎年毎年、暮れになると何故か忙しく年賀状もままならぬまま新年を迎えることが多いのですが、今年はちょっと落ち着いた年越しを迎えられそうな気配でした。それがどうも雲行きが怪しくなってきました。何故に年越しに仕事を急かしてくるのでしょう?〜トホホ〜。そんな訳でややヤケッパチな気分で只今、年賀状をプリントしつつコレを書いています。

それでも今年もなんとか無事に過ごせました。
今年一番、自分にとっての一大事は、去年のちょうど今頃に” iPad “を手に入れてたことに尽きます。大袈裟に言ってしまうと、iPad が無ければ今年一年を無事に過ごせたかどうかとさえ思えるぐらいです。もちろん手に入れる前からそんな風に思っていた訳ではありません。どう使えるのなんか正直分かっちゃいません。ともかくマック好きとして手元に置いておきたいアイテム。購入時点で、そんな方は多いはず。

プレゼンに使うのですか?とよく聞かれます。多少は使いましたが、むしろ実務に活躍してくれました。
今年は運良くちょっと大きな物件に携わりましたが、工事の図面のやり取りはほとんどこの iPad で済ませています。打ち合わせのメモやノートはもちろん。A1サイズで描かれた施工図を、事務所のA3プリンタで出力しても書いてある文字が小さくナニがなんだかさっぱり分かりません。なので、打ち出したプリントで全体を把握しつつも詳細は全て iPad に入れたアプリで確認して行く。と言った手順です。しかもそこで書き込みして、そのまま施工側へ返信。う〜ん、なんて便利。これを今までの紙ベースでやっていたら、幾枚もの無駄コピーが発生し、後々見ることもない図面の山積みが出来上がりますが、それも最小限で済みました。
製品をネットで確認するなどはもちろん。よく見るカタログデータを打合せに合わせて入れておいたり、欲しい部分だけをストックしておく、それを後で見るのにもとっても便利だし、なにより、デスクトップの画面に食らいつくよりもずっとラクチンです〜コレが一番、肩こりが絶対少なく済みました!〜。打合せ中に検索して、その場で伝えることが出来たことも幾度もありました。
ちなみに、手持ちの iPad は Wi-Fi なので常時ネットに接続できた訳ではありません(必要な時だけ端末形態です)が、十分に活躍しています。

周知知れたマック好きである事は否めませんが、それを差し引いても「コレは便利、ホント便利」と聞かれる度に随分言いふらしていたこの一年です。スティーブ・ジョブズ氏の逝去は本当に惜しい。コンピュータのあり方を誰も思い描かない形で一変させたと、この一年を振り返るだけでも本当に思います。
ものづくりのあり方さえも考えさせられるきっかけになったと思っています。

折角なので、最後にお気に入りの仕事系アプリの紹介で今年を締めくくり。

Note Taker HD
フォルダ管理の出来るノートアプリ。打合せノートからPDF図面のやり取りまで、ほぼこのアプリ一本でやってきました。ただ英語版のみなので、使い込むまではちょっとひと苦労するかもしれませんが、現時点一押しアプリです。動きが速い訳ではないので、どちらか言えば落ち着いて整理系でしょうか。

i手帳HD
スケジュール管理は普段はグーグルカレンダーを利用していますが、同期もできて便利です。

SideBooks
PDFビューアです。PDFへの書き込み等の機能はありませんが、幾つか使った中で一番ストレスなく閲覧ができるので、カタログ保管に重宝しています。

Touchwriter HD
i手帳と同じ開発元の手描き系メモ書きアプリ。紙にメモを書く感覚に近いので、すぐ手に馴染みます。起動も速い方なのでこれでメモを取って、覚え書きにしたり、タスク管理として自分にメールすると言う使い方を主にしています。NoteTakerに対してこちらは現場系。

iCata
建築系カタログ閲覧アプリ。これがあれば、登録がなかったり、冊子が欲しいお気に入り製品のカタログだけ取り寄せれば済みます。

PDF Split&Merge
PDFデータの分割・結合アプリ。カタログの一部を自分用に整理するなどの使い方です。これで整理してから、SideBookに入れたり。

ほかに定番として Dropbox(ストレージ)や  Evernote(ノート)。趣味やお遊び系としては、別にお気に入りアプリもありますが、それはまたいずれ。何にしてもどんどん使いやすくなるにつれ、アナログ感覚に近づいて行くのがホント不思議です。

ちょうどボチボチ年賀状の印刷が終わりかけてきました。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。

「船坂ビエンナーレ」に行ってきました。

先日、「船坂ビエンナーレ」という地元西宮で開催されているアートイベントを覗きに行きました。平日だったので足場も悪い山の中、誰もいないんじゃないかと思っていたのが、そんなこともなく、失礼な事を思っていた事を反省。実は僕自身、イベントそのものよりも一昨年に閉校になった「船坂小学校」の校舎が、公開されている事をテレビで知って、それを見に来てみたかったのが一番の目的。また、この辺りはまだ茅葺き屋根の家屋が残っている事を、現場に向かう行き帰りに車の中から気になっていたので、これはいい機会。ヨメさんを無理矢理連れ出し来てみたのです。
半日もあれば見て回れるかなと思っていたのも甘く、作品も思った以上にあり、船坂の山間をエッチラコッチラ朝から夕方までビッチリと楽しんでしまいました。ビエンナーレは、この日曜日で終わってしまいますが、プログラムを改めて見ると期間中にいくつかイベントもあって、もっと早くに来てみれば別な楽しみ方も出来たかもしれず、後になってやや後悔です。
それはそれで、車で通り過ぎるばかりでずっと気になっていた船坂付近を歩いてみることもでき、地元でこうした催しに参加も出来、改めてよい環境で過ごしているのだな、と感じます。気軽に来れる良い機会にもなりました。(このビエンナーレは、少々宣伝不足な気もしますが。。。)
ところで、写真には船坂小学校での教材なんかも写ってます。すべてアート作品ではありません。あしからず。

ピカソのタオルハンカチ

先日、突然に送られてきたリボンの掛かった箱。ハテ?宛名を見ると、菓子工房のシマリスさん。開けてみてヒョウ〜。なんとも嬉しい箱詰め。しかし、ナゼ?
次の日にメールが届いた、6周年記念のノベルティだとか。
アリガトウゴザイマス。
そうすると、このシマリス「ピカソ」はおよそ一年遅れの生まれで4歳なのか?
ともかく自分の作ったキャラクターが、ナントもう5年も使っていただけるだけで、嬉しいばかりです。しかもこんな立派に。。。うう。

創作菓子工房 Simarisu

映画「天のしずく」

一週間ほど前になりますが、「天のしずく」という映画を観ました。ご存知の方も多いと思いますが、NHKの料理番組でお見かけする料理家・辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画です。と書きましたが、僕は正直どこかで見たことあるような。。。ぐらい。スミマセン。

しかし映画を観てなんと言うか、いろいろ考えさせられました。自然農法などの手を掛けられた食材で、ごく普通の料理をどこまでも丁寧に作る。農と食を通して思想を語る姿は、伝統を守る建築家や大工さんの様でもあります。
映画は、辰巳さんの主な料理と調理の様子を、食材にまつわるエピソードを含めつつ順に紹介して進みます。中でも「いのちのスープ」と呼ばれる辰巳さんの亡きご主人のために作られたスープは、その作法を習いに料理人、医療機関の方など全国から人が集まるのです。そして、そのスープに救われた方の物語が続きます。

そりゃその方がイイのは分かってるよ!と言ってしまいそうなひとつひとつの積み重ねに、ともかく安易さがなく、いい加減な簡単レシピ?で済ませようとする真逆な日々の食生活に釘を刺された。そんな感じです。(決してヨメさんの事を例えた訳ではありません!!!)いろんな意味で余裕がないと出来ないと思ってしまう。。。
自然素材〜伝統工法〜などなど。それらと程遠く、簡単レシピに流されている我が生業と重ねて観てしまうところが多数。チクチクした後味がします。ただそれも数ある味のひとつと言ってしまうとそれまでですが、決して忘れてもいけない味だとも思いました。
機会あれば是非、ご賞味ください。

 

ジョーは死んでいるのか?「ちばてつや展」

大手前大学で開催されている「ちばてつや展」に行ってきました。しかも、嫁さんが申し込みしてくれていた3時間にも渡る講演会とトークショーを併せて聴いてきました。あの「あしたのジョー」の生のちばてつや氏を見るのはもちろん初めて。実物の原画を観る事もできましたが、直の話を聞けたのは本当に良かった。嫁さんはファンになったと言ってしまうほど。

前半の講演会はダレン・J・アシュモーさんと言う日本で教鞭を取られているイギリスの方の話。日本の漫画文化が海外(特にイギリス)でどのように捉えられているのか、自身の記憶と重ねて年代を追いながら興味深くお話ししていただきました。その中でも漫画の主人公のあり方について、ジョーをはじめとするリアリティのある等身大の人間像を描く日本の漫画は、憧れても縁遠い描かれ方をする欧米の主人公像と違い、奥深く革新的であったと語られています。

後半に倉田よしみ氏(味いちもんめ)の進行で、ちばてつや氏とモンキーパンチ氏のトークショーです。年代に差があると思い込んでいた両氏はわずか2つ違い。恐らく対極に近いぐらい違う世界観のあるお二人は、作風の通りずいぶん違った経緯で漫画家への道に進んでいくのが鮮明で、「トキワ荘」とも違う少年漫画・青年漫画創世記の様子が垣間みれる興味深いお話でした。にしても自分の父母と変わらぬ世代。未だ現役でいる両氏の様子は、率直なところ脅威的です。
さらに正直言えば、ちばてつや漫画を最初から最後まで読みきったものがありません。ジョーや国松はほとんどアニメしか知らず。鉄平は後半半分くらい。松太郎や向太陽は前半くらい。知っているけど、ほとんど知らない。だけど知っているような気がする。なにげに喫茶店で手に取った漫画雑誌でも、ちばてつや漫画は前後のストーリーを知らなくても違和感なく読めてしまう(気がするだけかも)。なんとも言えない安心感のあるストーリーやキャラクターは、いったいどういう事だろう。
そんな謎が今日のトークショーを聴いて、ちば氏の素朴で丁寧な受け答え、分かりやすい話口調。そして「紫電改のタカ」の話の際には、当時の特攻隊員の話に思わず涙する人柄。人を愛する純粋さに全てが合点し、更には感動さえ頂いた感じがします。

ジョーは死んでいるのか?この問いに、ちば氏も分からない、決めかねているのだそうですが、ある講演会で解剖医の方に、ジョーの白い灰になった座り姿は死んだ人の様子では無いとの解説を頂いたという話に、会場は最後にまた盛り上がりました。

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